稲城では、毎月第一金曜日の夜に「金曜サロン」が催されている。
さまざまなテーマで話し手と自由におしゃべりをする集まり。
稲城に住んでいる有名人はもちろん、さまざまな行動をしている一般人から、話し手もテーマも種々雑多。
私はその時々のテーマで、足を運んでいる。
今回のテーマは、「これからの東京ヴェルディと稲城市について」。
私はヴェルディのホームタウンの稲城に住んではいるが、熱烈なFC東京のサポータである。
ヴェルディが、名前を川崎から東京に変えて稲城に引っ越して来た時には、ハッキリ言ってムッとした。
ヴェルディ川崎には、いい感情を持っていなかった。
Jリーグが始まった頃の、カズがいてヴェルディ全盛の頃、娘はヴェルディ大好きな友達に誘われて、川崎に試合を見に行っていた。
選手が入りの時、友達が「頑張って」とある選手にちょっと触れたら「汚い手で触るな」と言われたそうで、友達は泣いてしまったと言う。
それを聞いて私は、ファンを、それも子供を怒鳴るなんて、なんと傲慢なチームなんだろう、とそれからヴェルディが嫌いになった。
でも、あの頃と違って今のヴェルディは全然違うチームなのは分かっているが、何と無く好きにはなれないでいる。
話し手さんは、ヴェルディのホームタウンを担当しているまだ20代の若い人だった。
話を聞いていて、随分と地域に密着していて、市への提案や市とのグリーンパートナーとして数々の事をしているのだと初めて知った。
そして、ヴェルディを冠とした18のスポーツと共に活動しているそうだが、稲城市民として全然知らなかった。
私の住んでいる駅上では、ヴェルディのヴの字も感じられない。
ヴェルディのフラッグがはためき、駅前の郵便ポストが緑色に塗り替えられ、稲城とヴェルディのマスコットが描かれてるだけで、それだけだ。
この、金曜サロンへの参加者は、年配者や、開催しているNPOの関係者が多い。
ヴェルディの話だから、もう少し若い人も来るのかなと思ったが、そうでもなかった。
質疑応答で誰も手を上げないので、私は手を上げ、自分がFC東京のサポーターであることを告げ、早くJリーグに上がって来て欲しい、そしてあの熱い東京ダービーをしましようとエールを送った。
若い話し手さんに、東京ダービーは知らないと思うけど、本当に楽しかったですよ、と。
話し手さんは、自分は知らないけど、よく話を聞いています、そうなるように頑張ります、と言っていた。
何か、サッカーの話になると止まらなくなる私は、いろいろ熱く語ってしまった。
ヴェルディは地元だけれど、ファンにはなれないが気にはして行こうと思う。
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