FC東京、ビン・ズオン戦に勝利

とにかく寒かった。

開場時間頃にスタジアムに着いた。

いつもの場所に席を確保して、友達にメールした。

「凄く寒いので無理をしないで」　の言葉を添えて。

７時半からの開始なら仕事帰りに間に合うだろうが、その分帰りが遅くなる。遠くから来る友達もいるので。

そして、結局は、どんな時でもホームゲームには応援に来る３人だけで応援した。

カイロを３個もペタペタ付けても寒い。私は、寒いのには強い方なんだけど。

友達と、「コタツが欲しいね」「こたつ付き観戦ブース」　と言って笑った。

観客は、寒くて水曜日なので多くはないが、応援は熱い。



友達と、「水曜日の、こんなに寒い日に来る人は、一種の東京マニアね。」と笑った。

そんな私たちに応えるように、東京の選手たちは、大宮戦とはまるっきり違った面白いサッカーを見せてくれた。

無駄な横パス・バックパスが見られないのが、イライラしない。

前へ前へとボールは運ばれた。

不運な失点はしたが、「あ～あ」　とは思わなかった。何となく勝てる予感がした。

そう感じさせる選手たちの動きだった。

サンダサとバーンズがよく絡んでいて、それが同点に結びついたのが嬉しかった。特にサンダサの不運はガンバレと応援したくなった。

そして、ＰＫ失敗後に後ろの少年たちも「サンダサ、ガンバレー。」と声を張り上げていた。サンダサは良かったと思う。

後ろの少年たちの歌の合間に、試合や選手に対するおしゃべりが面白かった。特に、「そーたんって、地味だね。地味キャラだね」　には笑ってしまった。

小川くんも、だんだん良くなって行った。

２点目が入った時に、「アッ、オウンゴール！！」　と声を上げたら、放送が東のゴールと行ったので、友達と「え？東だった？オウンゴールだと思ったけど…」

そして、しばらくの間があってオウンゴールと訂正された。

小川くんのキックが良すぎてわからなかったのかも。

次の前田のヘッドのゴールも、素晴らしい小川くんのキックだった。

そして、寒さも忘れるほどの、高らかな「眠らない街」の歌声。

小川くんのシャーまで見届けてスタジアムを後にした。

大宮戦でも、あれだけ人もボールも動き、ディフェンス陣を振れば、もう少しチャンスもあったのでは。ゆっくりとした横パスの繰り返しでは、穴を開けえる事は難しいと思う。

大宮戦とは、まるで違う戦い方だった。

楽しかった。

応援に行って、楽しくって点が入って勝てば、次の試合まで楽しく過ごせるし、絶対に次も行きたくなる。

そして、録画していた試合を見れば、もう一度楽しい時間を持てる。

次は、仙台戦。

誰がスタメンに選ばれるのか、それも楽しみ。

ガンバレ！！　トーキョー！！










同じ帽子をかぶった外人さん。