ふみさんの日々雑感

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FC東京、またも浦和に勝てず…

2016-06-23 12:21:05 | FC東京とサッカー
今回のアウェイ浦和戦は、仲間は誰も行かない。私もどうしょうかと悩んだ。

何年も何年も負けた悔しさを胸に、駅への、あの嫌いな帰り道を歩いた。

今年こそは、今年こそは勝てるかも知れないと、1人でも応援に行っていた。

昨日も、初めは仲間に、「今回は私も行かない」 と言っていたが、それでももしかして勝った時に、そこにいたいからと行く事にした。

浦和美園の駅を降りて、あの遠く感ずる道をスタジアムへと歩いて行った。何も無く広大な原っぱだった所が、今はあちこちにマンションや戸建てが建って風景が変わりつつある。

スタジアムに隣接するように広がっていた森の一部が、開発され重機がいつくも動いていた。

いつもうんざりする長い道を歩きながら、どうしてもっと駅に近い所に作れなかったのかと、いつも思う。あの頃には、本当に何にもない広大な空き地が広がっていたのに。

真夏のカンカン照りの中を道路からの照り返しに汗を拭きながらスタジアムへ歩く時、浦和のサポーターに同情する。

そして、つくづくと味スタの街路樹の日陰のある道を有り難く思う。

スタジアムへは、そんなに早くは行かなかったが、水曜日で一人だと、だいたい好きな場所に席を確保出来る。

始めは気が付かなかったけど、応援のために立ったら、周り中が背の高い男性ばかり。前の男性も高いので、試合の動きによっては右側に左側にと体を傾けながらの応援。

そしてゴール!

周り中の人達がどれだけ喜んでハイタッチを繰り返したことか。

そして2点目が入った時には、ハイタッチだけでなく皆でハグしたいほどの喜びだった。

今回は勝てるかも、悩んでも来て良かったかもと思った。

でも、ハーフタイムに入って隣の人と、「2-0って怖い数字ですよね。今まで何回2-0から逆転された事か」 と話し合う。

去年だったら、「この試合もらった!」 と思えたが、相手はずっと勝っていない浦和だし、今年はちょっと不安な気持ちもあった。

そして、後半、1点を返されて、追いつかれて、逆転された。

盛り上がった浦和のゴール裏の応援に負けないように、私達も声を張り上げた。

選手の交代がちっとも良い方に転がらなかった。

何か、簡単に失点してしまったように感じた。

それに比べて、東京はせいぜい2点のゴールが限界なのだろうか。

複数点を取れないのであればゴールにカギをかけられればいいが、今年は、守備も心もとなく感ずる時がある。

そして、試合終了と同時に浦和の選手の何人かは、ピッチに倒れ込んだ。私は、浦和の方が、勝つ事への執念を強く感じた。

試合終了に、ゴール裏はブーイングだった。

選手と一緒に監督もゴール裏に来て頭を下げたが…。

スタジアムの外に出ても、浦和のサポーター達の歓喜の歌声がいつまでも聞こえて来た。

私は、ひたすら人々の間を速足ですり抜けながら、駅に急いだ。

駅までの長い道を、「なんでいつも浦和に負けるのよ。2点先行までして、なんで逆転されるのよ」 と怒りや悔しさよりも悲しい気持ちで帰路についた。

そして、すぐに土曜日には試合がある。

選手達は、前向きに強い気持ちを持って横浜に乗り込んでくれることを期待する。

ガンバレ!! トーキョー!! 私はずっと東京を応援しているよ。




















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