art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

もってのほか って?

2011-11-07 09:24:11 | maison de campagne ~べっそう~
先週末、土日はDIYクラブ活動@勝浦セカンドハウスをガンバリました。
といっても、会長のオット以下、会員は何かと足手まといなワタクシ一名。
ガンバったのはオットです。

何をって?
セカンドハウス庭の奥のキウイ棚への小道の製作。

そもそもDIYには疎いワタクシ。
会長の指示に基づき不器用にそれなりに動くだけ。

まず、棚の床面に続き半円のエリアを作り、


レンガで周りを囲い、中には飾りレンガを置いて、


水で固まる土を敷き詰める。


さらに箒でならして、水を撒き完成。


と、簡単そうに書いても実際はなかなか緻密な作業。
きれいに水平をならさないとでこぼこになってしまう。
大事なところはオットにお任せして、腕組みなんぞして眺めてるワタクシ。

そして、そのキウイ棚に向かって小道を繋げる計画。


ここで土曜日の作業は終了。

で、ちょいと草刈りM氏@山形弁さんはどーしてるかなーーー?
って覗いてみた。

家には奥さんとちゅーすけ@パグ犬が。
お土産のミカンを差し上げて、いつもの物々交換となり白菜と柿をいただいた。
ありがとうございます。

肝心のご主人さまは?
畑の方に行ってみると?
いたいた、日も落ちて畑から家に帰るところでした、M氏。
『今日は終わりっ。』と自然と共に生きる姿勢。

そこで予てからのギモンをM氏に訊いてみた。
『うちに食用菊があって、根元から新しい芽がいっぱい出てきてるんだけど、
 それはどーすればいいの?』
『そのままおいどいて、春になったら植えなおすべよー、はー』

そう食用菊が今一番きれいに咲いていて、根元にはたっくさんの小さな芽が出てるのだ。




さすが山形県は食用菊が日本一の産地だけのことはある。
M氏はとても詳しい。

うちのは一番よく見かける黄色い花ではなくて薄いピンクの花。
しかも花びらは細く繊細で開き加減も少しだ。


すると、
『そりはな~、もってのほか って言うんだっ。
 味がいいがらなーーー、黄色のより。
 もってのほか、うまい ってごとだ。』
『花びらはあんまり開いてないべ?
 ここらではあんまり開がねーけど、山形ではもっと開ぐんだ。』

M氏にご教授いただいて、来春にはしっかりと植え替えてキク畑を作り、
また秋にはさわやかな秋の味覚を味わおうと思った次第。

『もってのほか』なんて、
優美で繊細な花には余りそぐわない名前だけど、
名付けの気持ちはわかるような、そんな気持ちがしたのであります。

さて、土曜日の夕飯は。

ササミのピカタ ピーマンのソテー
サラダ@豚肉とシイタケのソテードレッシング
じゃこ天

ワインは、またまた我が家のお気に入り、
フランソワ・ラマルシュのブルゴーニュ赤


日曜は引き続きDIYクラブ活動、小道の続きの作業。

その前に。

これはうちの敷地でモグラちゃんたちの遊んだ跡。

朝起きてみるとこんななってましたん。
新しもの好きかな?モグちゃん。
大事なとこ、いたずらしないでね。

小道の両側にレンガを敷いていって、中には正方形のレンガを斜めにして置いて行った。


隙間を固まる土で埋め、水を撒いて完成!!
周りは雑草だらけで、ここだけちょっとしゃれたエリアに。






キウイ棚方面から見たところ。




道を直線にするよりも、少しカーブを付けると奥行きが出てニュアンスのある造りになります。

レンガが足りなかったので、午前中に買いたしに行ったのだけど、
ついでにチューリップとムスカリの球根を買ってきて、
Rを描いている辺りに植えた。

庭の様子を少し。

玄関前のヒメヒイラギ。


なぜか右端のひとつだけがグングンと伸びてちっちゃなツリーのよう。
ノッポなヒメです。
でも新しい葉っぱがギザギザではなく丸っこいの、かわいい。


そのヒメヒイラギもあるリビングの出窓の下はツタ類がどんどん伸び増えてこんな感じに。
もりもりっとなかなかよい感じであります。


今でもまだ盛んに花を付けているチェリーセージ。
とても花の期間が長い。


ジニアもますます花数が増えて、濃いオレンジがきれい。


これは、ソラマメ(形の)花壇。


小さかったアカンサス・モリスが2株。
こんなに葉を広げて大きくなった。


ヒューケラ・ファンタンゴ。
葉脈がグリーンでワインレッドのカラーリーフが美しい。


今回もこぼれ種が飛んで根付いたノースポールを植えかえたり、
タイム、ラムズイヤーなどのハーブや、クリスマスローズ、リシマキアを株分けして、
増殖計画実行にガーデニングクラブも地味ながら怠りなく活動したのでした。