art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

お宝を見つけたぞ

2011-11-14 08:25:38 | maison de campagne ~べっそう~
先週末は、土曜日の夕方5時過ぎに勝浦セカンドハウスに到着。
辺りはもうすっかり暗くなって、庭の様子はさっぱりわからない。

何もせずテレビをぼーっと観てその日は終わり。

さて日曜。
雨も降ってないのに、朝の庭はしっとり露に濡れ、
家の中は?と言えば、窓ガラスには結露。
もうこんな季節なのね。

先週作った庭の奥のキウイ棚に続く小道をチェック。
固まる土の部分は少しへこんだみたい。
でも特に何の支障もなく、なかなかよい雰囲気である。

小道の左側の土が盛り上がって黒くなっているのは、たぶんイノシシ。
サトイモが植わっていたので食べられたか?
足跡があったり、穴ぼこがたくさん開いてたゾ。

落ち葉がすごいので、落ち葉掃き。
栗の木、柿の木、桑の木、クヌギ、コナラ etc. 落ち葉の元はたっくさーーーんあるのだ。

花やハーブたちを剪定し、
株分けなどできるものは今の時期にできるだけ分けて、庭のあちらこちらに植えた。
雑草が増えるより、ハーブやお花が増える方がよいものね。
そう、雑草予防でもあるのだ。

今回は、
ノースポール…全部で10数個 こぼれ種で新芽が出ていた。
       ちなみにひとつはこんなに大きくなり花が1輪。


リュウノヒゲ…いつの間にかどんどん株が増えていたのでキウイ棚の小道の脇に株分け
クリーピングタイム…これもどんどん増えるので庭の隙間(?)に株分け

あとは、無節操に増え、
クリスマスローズやパンジーや他にもたくさんのかわいい花を浸食しそうな勢いの、
グレコマ、リシマキア・オーレアなどのグラウンドカバーのものを刈り取り。
玄関の前の庭に増えてきた全く覚えのないカヤのような名も知らぬ植物、
地下茎でめっちゃ増えそうないや~な予感がしてオットと大部分を刈り取った。

ミントの花


ビオラの花


濃い緑のユーフォルビアの葉と斑入りのプミラの葉が美しいコントラスト


奥に、行く秋に色を纏うカシワバアジサイ、
手前は春の準備、左にスイセンの葉、中央にミヤコワスレ、右にクリスマスローズ、
そして地面を覆うリシマキア・オーレア


家の脇の長い花壇は、バジルやガウラなど夏の植物を刈り取ってさっぱり。
ところどころにクロッカス、チューリップ、スノーフレークなどの
春の愛らしい花たちの芽が出始めている。


去年の11月に見つけた栗の木の下のサフランの花。
今年はないな~ぁ って思ってたのに、
あった あった!!
シラン(たぶん…)の葉の陰でわからなかったのだ。
こんもりと繁り、でもそろそろ枯れかけてきたシランの葉をかき分けるときれいな薄紫色の花を発見!
サフランだ!!
去年も確か2輪、今年も2輪咲いていた。
真っ赤なめしべが印象的。




秋になって花も葉も枯れるばかりの庭で、
なんだかとてもうれしい出来事。

なんでこんなところにサフランが?と思うのだけど、
前の住人のおじいちゃんが植えていたのか?
それともその前からあったのか?

スパイスとしてのサフランを思い浮かべると高貴で高価な印象だけど、
なんでこんな日本の田舎にあるのだろうって思うのだ。

次回は、場所を決めて植え替えてやろう。
栗の木の下のよくわからない場所はちょっと可哀そうだもの。
サフランの花の時期は短いけれど、
その分想いを凝縮して育てて行きたいと思う。