art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

イギリスのワイン

2012-06-11 09:06:04 | vin ~わいん~
就活を終えた次男が突然言い出した。
『オレ、ロンドンに行って来るっ。』

『…行ってらっしゃーーーい。』

一緒に行きたかったけれど、
若者のひとり旅、
野暮なことは言わず応援しましょ。

念願の大英博物館やオックスフォード大学など、楽しんできたみたい。

エリザベス女王、即位60周年の祝賀の雰囲気は味わえたみたいだけど、
バッキンガム宮殿には近づくこともできなかったようだ。

海外に行った時はいつもワインをお土産に買って来てくれる、
ちょっとは優しいところもある息子。
今回は?

イギリスは元々ワインの産地ではなかったけれど、
地球温暖化でブドウの栽培も可能になり、
ワインづくりもやっていると聞く。
でも、そうたいしたものはできないだろうな…。と、思う。

買って来てくれたのは、スパークリングワイン。

リッジビュー キャベンデッシュ 2009 
(20ポンド)

まったく未知のものなのでネット検索。

2005年インターナショナルワイン&スピリッツで金賞を受賞し、
55ヶ国中1位に輝いたワイナリーがつくるスパークリングワイン、という。
しかも、驚いたことに、
リッジビューのワインは王室のパーティでも使用されているとのこと。

ぶどう品種は、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエで、
本物のシャンパーニュと同じ品種。

ちなみにネットでは2003年もので5,400円という価格だったので、
20ポンド(2,500円くらい)は安い。

さっそく、夕食時にいただいた。
色は薄目で香りも少ない。
でも、ひと口飲んでみると、
やや酸が勝っているけれど、いろいろな香り、味のバランス良くとてもおいしい。
さんざんスペインのカヴァなどなんちゃってシャンパーニュを楽しんできたけれど、
それらは全体的に強めで南のワインの感大いにあり。
このスパークリングワインは繊細で品のあるエレガントさに溢れ、
さすがに王室で好まれるにふさわしい、
究極に本物シャンパーニュに近い逸品でした。


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