art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

ミズイロなインド を巡る旅

2013-08-19 08:40:46 | Bon Chic Bon Genre ~おしゃれにくらす~
春に実家に戻ったときに高島屋で白のブラウスを買った。
ブラウスといっても、
素材こそコットンだけど、
形はボックス型のかぶりでプルオーバーのようなもの。



前身頃だけレースになっていて、あとは柔らかなコットン。
後ろ身頃の丈が前身頃よりも少し長目になっている。

若い子向けには違いなく、
果たしてわたしがうまく着れるかなぁ~
と、ちょっと不安もあったけれど、
試着するとなんかとってもしっくりきたので購入。

実際に着てみると、
柔らかな素材が肌に気持ちよく、
長袖をたくし上げても落ちてこない抜群のサイズ感。
シルエットもアンクルパンツに合わせるとぴったりな感じ。
デザイン、サイズ、着心地、どれをとっても満足。
気が付けばヘビロテのアイテムとなっていた。
アイロンがいらないのもポイント高し。

はて、ショップのお姉さんがこのブランドは千葉そごうにもありますよ、って言ってたな。
どこのブランドだったかな?と、そこで初めてタグを見たけれど、
聞いたことなく、
千葉そごうのブランドを検索してもなく、
電話でそごうのインフォメーションに聞いてみても、
ありません・・・とのこと。
あら~、残念だわ~~

ブランドは、『MidiUmi』。


2,3ヶ月後、愛読書『エクラ』を見ていると、
シンプルで品のある雰囲気のいい服が。
ブランドは、『ミズイロインド』。
面白い名前、丸の内にあるみたい。
丸ビルか新丸ビルあたりかな~?と、丸つながりで単純に考えていた。

6月。
オット方の親戚が田舎からやってきてしばらく義母のところに滞在。
新しくできた東京駅すぐそばのKITTEに行ってみようか、と食事に行き、
その後ショップを見て回る。

2Fの服のショップをいろいろ見ていると、
シンプル、ナチュラル、でもデザインがとても個性的で印象に残ったところが1件。
それが『ミズイロインド』だった。
丸の内のショップとはここだったのね、と合点がいった。
義姉は娘の誕生日プレゼントにとシャツドレスのようなものを買った。

そこの服のタグをよく見ると、
『mizuiro ind』と『MidiUmi』もあった。
あら、お仲間だったのね、このふたつは。

それぞれの点がここで初めてつながったのでした。
MARcourtというセレクトショップに入っているふたつのブランドだった。

東京に出かけたときにKITTEのショップを時々覗いてみるのだけど、
もともと服の点数が少なく、
その中でドンピシャを探すのはむずかしい。

このたびもちょっと寄ってみた。
ショップのお姉さんいわく、
『今、とても点数多く出ているんですよ。』
そうね、デパートももう秋物が出始めているものね。
まさに買うなら『今でしょ!!』
夏物のバーゲンと秋物の出始めで、割と多くの点数が出ている。

試しに着てみて、
どれもよかったのだけど、
個性的ゆえ、果たして現実着るものといったらやはり限られる。

悩んだ末、このブラウスを買った。
色は濃いカーキ。
素材は薄手のコットンで透け感もあり。
真夏でも生地が薄いので着られそう。





本当はこの年齢になると、
なるべく肌色をきれいに見せてくれる淡い色をトップスに持ってきたいのだけど、
黒とこのカーキしかなかったので・・・。

左の裾をちょっとつまんであって左側の丈が短くなり、
結果、裾のラインがアシンメトリーになる。
長いほうの右側はそで下にドレープ分の切り替えがあり、
たっぷりとしたギャザーに豊かな気持ちになる。

↓後ろから
 たっぷりなドレープが女子ゴコロをくすぐる~♪ 



こういうところがこのブランドの真骨頂。
このブランドのデザイナーさん、楽しんでお仕事してるんだろうなぁ。
ちょっと裾をつまんでみたり…
ギャザーを普通より少し多めに入れてみたり…
身頃にあえて切り替えを入れてドレープを出してみたり…
するといつもの定番シルエットが、
エッジの効いた他にはない個性的なものになったりする。

服をシルエットで見たときに、
バルーンだったりアシンメトリーだったり、
ちょっとひねったところが心憎いなぁ~、と思うのです。

さてブラウスに戻って、
袖丈はこれまた微妙な8分くらいで、
少し涼しくなったら、下にカットソーを合わせて袖をまくってもかわいいね。

ショップではお姉さんが、シルクのスヌードを巻いてくれて、
色味のシックなリバティプリントのようなその柄がカーキの無地に映えてとてもよかった。
でもシルクだけあって、ブラウスよりもお高いお値段。
ブラウスは、他にはないようなデザインワークにもかかわらず、
1万円もせずコスパよろしいものだと思う。

シンプルなだけにいろいろな小物アイテムを合わせて、
楽しんで着てみようと思う。
秋の楽しみが増えました。


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