あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ゴジラ×生頼範義の回顧展が渋谷で開催

2015年12月13日 | アニメ・特撮
2015年10年27日に79歳で逝去された生範義さん。
ゴジラ絵師としての顔も持つ生氏の作品を中心に
ゴジラの歴史をたどる展覧会が渋谷で開催されるそうだ。

会場は、PARCO GALLERY X
渋谷パルコ PART1・B1F

期間は2015年12/30 (水)~2016年01/17 (日)
10:00~21:00
※会期中無休
※年末年始の営業時間は渋谷パルコに準ずる

入場料は無料



その他、追悼イラスト公開やトークショー、サイン会もあり。

【追悼イラスト公開】
開田裕治(イラストレーター)、麻宮駿亜(漫画家)、
西川伸司(漫画家)による描き下ろし追悼イラスト展示。

【イベント情報】
トークショーやサイン会など、イベントも多数開催。
ゲスト:オーライタロー、開田裕治、麻宮駿亜、西川伸司
※開催日程、内容など詳細は決まり次第発表されるとの事。

【回顧展販売商品】

・B全ポスター 3,500円(税抜き) 限定100点
・生範義“G”Tシャツ 4,200円(税抜き)限定50点
・生範義“FinalWars”Tシャツ 
 4,200円(税抜き) 限定50点
・生範義“初ゴジ”Tシャツ2種 
 4,200円(税抜き) 限定50点
・ゴジラジェネレーション 完全版 
 4,200円(税抜き) 限定100点
 ※追加作品も収録シートで補完した完全版
・生範義“初ゴジ”クリアファイル2種
 700円(税抜き) 限定300点
・麻宮騎亜・開田裕治・西川伸司 
 メモリアルアートフォリオ10,000円(税抜き)限定50点
 ※追悼イラスト3点を複製原画として商品化。

・US・TOYS謹製初代ゴジラ生グリーンVer.
 2,500円(税抜き) 限定10個
・US・TOYS謹製 ビオランテゴジラ 生グリーンVer.
 2,500円(税抜き) 限定10個

・ゴジラ×生範義2016カレンダー 2,200円(税抜き)
・生範義“GODZILLA”ロゴTシャツ 4,200円(税抜き)

会場で3,000円(税込)以上の購入で 先着300名に限定クリア
ファイルのプレゼントあり。

しかし・・・
当然ながらゴジラ絵師だけじゃないんだよね、生頼先生のキャリアは。
1980年、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の国際版ポスターで
脚光を浴び、以降ハリウッド映画ポスターも多くを手掛け、国内の
SF小説の表紙イラストも手掛けた人ですから。



スターウォーズ最新作公開に合わせ、そちらの原画展も関東で
お願いできないかしら・・・。

権利関係とか難しいんでしょうけどね。
「スターウォーズはニホンの映画からヒントを得た部分も多い」とか
(隠し砦の三悪人がネタになってるとは良く言われてますな)、
そんなリップサービスするくらいなら、生頼先生の「帝国の逆襲」の
展示をOKする懐深さを見せて欲しいよ・・・。

長谷川穂積、再起2戦で判定勝ち

2015年12月13日 | ボクシング
プロボクシング10回戦
12/11 神戸市立中央体育館

元世界2階級王者・長谷川穂積(真正)が、再起2戦目で
世界5位のカルロス・ルイス(メキシコ)に2度のダウンを
奪われながら判定3-0で勝利した。

ボクシングキャリア最重量という57、6kg契約で、
Sフェザーの世界ランカーと対戦するという厳しい試合。
やはり内容は苦しい戦いとなった。

メキシカンのルイス(22才)は、思った以上に好選手。
スピードある右ストレートにはJ・M・マルケスのイメージが
重なったものです。

フルでは見れなかった私ですが、ダウンを含むハイライトは
ニュースでチェック出来ました。

序盤は長谷川が距離を使ってジャブから左の上下打ちで
リードしたかに見えたが、第3R一瞬の隙を突いたルイスの
右を直撃されてダウン!

モーションの無い見事なストレートだ。

第5Rも同様の右で横転する長谷川。
鼻血が吹き出し、ダメージもあったが、以降は守りに専念し
後続打を躱した。

元2階級王者に失礼な言い方だが、私は長谷川選手を
「一度ダメージ負ったら終わりのボクサー」と考えていた。

モンティエル戦ではロープ際でほぼ無抵抗で打たれたし
ジョニー・ゴンサレス戦でも効かされた後でムキになり
危険な距離とタイミングで強引に打ち合ってダメージを
深めていた。

今回のルイス戦で、クリンチを含めたエスケープを成功
させた事は、冷静に現状を受け入れて戦ったとも言え、
悪いだけの一戦では無かったと思う。

以降も躱すところは躱し、自分は有効打を集めた印象。
※顔の腫れをみると被弾もあったろうが・・・

最終ラウンド、長谷川は気力を振り絞って攻勢。
若い相手がクリンチに逃げるシーンあり。
ルイスが半身でサイドに動く姿もあり、見栄え悪し。

コーナーに追い詰めて連打する長谷川に元王者のプライドが
感じられた。

ダウン2度は普通4ポイントを失う事になるが、残る8Rで
ポイント優位に立ったと言う事でしょうね。

判定は3-0で僅差の勝利。
さすがにリング上では「これが実力。圧倒する自信があったけど」
「進化?劣化じゃないですか」と苦笑いした長谷川だった。

もう毎試合が引退をかけての戦いになる。
35歳になる長谷川は「ゆっくり休みたい」と進退は保留。

勝った事で次には繋がった。
山下会長は「遊ぶ試合をする暇はない。チャンスを探る」と、
世界再挑戦へ前向きなコメント。

現実には劣化するところは劣化するのがボクシング年齢を
重ねた選手の宿命。
それをキャリアで補って戦うのがベテランの妙味なのだが
長谷川選手は「まだ進化している」と認めてなかった部分がある。

こればっかりは本人次第だし、一見不出来な前哨戦したベテランが
次の世界挑戦で全盛の片鱗を見せまくり快勝した事もある。

まずはゆっくり休んでダメージを抜いて欲しい。
「負ければ引退」を課せられた中、強敵との2連戦は神経的にも
疲れた事でしょうから・・・。

最近の収穫「金属恵比須 ハリガネムシ」CD!(2)

2015年12月13日 | CD紹介(邦楽)
金属恵比須「ハリガネムシ」

収録曲

01:蟷螂の黄昏          00:43
02:ハリガネムシ         04:19
03:光の雲            11:33
04:嵐が丘の向こうに     01:45
05:紅葉狩(第三部・第四部) 08:31
06:イタコ             02:28
07:川               05:31



一曲目から「おお、これから『四重人格』が始めるのか!?」と
思わせてくれるSEでスタート。
※導入部ともいえる「蟷螂の黄昏」

光のような鍵盤サウンドにノイジーな効果音が重なり
一気にハードなギターが炸裂!
アルバム・タイトル曲「ハリガネムシ」だ!

なんという音圧!
アルバム全体の音圧がとにかく凄い!

「オーディオスレイヴ1st」か!?



フェイセズの「馬の耳に念仏」か!?
※結構「ジュディズ・ファーム」の音圧が凄いのよ

つ~か、ハードロックじゃん!

初めて四人囃子を聴いたときを思い出した。
和製プログレの名盤と聞いた「一触即発」だったが、ハード
ロック色も強くて驚いたものだ。
※そのうえ森園さんはデュアン・オールマンみたいな音色も
 使ってたし・・・

「金属恵比須」も長い曲・短い曲を交え、変拍子とメロトロン、
アナログ・キーボードの音塊で「おお、プログレだ!」と思わせて
くれたが。
やはり70年代ロック最良のエキスを血肉として再放出する熱量が
素晴らしい!
※その辺はキュアメタルの高梨康治さんに通じるな

ダイナミックで安定したリズムセクションも秀逸。
時にアヴァンギャルドに、そして時にしっとりと聴かせる女性Vo.
・・・60~70年代の名曲フレーズや音色が見え隠れする確信犯的な
曲展開も堪らない。
※「一触触発」も隠れてますな



歌詞も「人間椅子」や「筋肉少女帯」系の猟奇、幻想、怪奇を
感じさせるモノで、日本独特な表現は海外ロックに対する強烈な
カウンターになっている。

今で言うヴィンテージ・キーボードを始め機材からスタジオまで
こだわってるのが窺えるサウンドも嬉しい限り。

※そういえば、ワタクシ秋に目黒のブルースアレイに
 串田アキラさんのR&Bコンサート見にいきましてな。

 その時、同会場の予定で「アナログ・シンセ狂時代@
 プログレ秋祭り」なんてイベントを発見して、大いに
 気になったモノですが。

 さすがに「そんなにライヴばっかり見に行けないよなぁ」と
 諦めてしまいましてな。いま実に後悔しておるんですわ。
 勤め人、家族を持つ者の辛いトコロですなぁ・・・。



さてさて
「金属恵比須」のライヴはゼヒ見たいトコロです。

次回のワンマン公演は2016年4月16日(土)20周年記念として、
吉祥寺シルバーエレファントで行われるそうな。

すごい人混みになるんじゃないの?
私みたいな新規ファンが激増してそうだし。
※「ハリガネムシ」、amazon・タワレコ・ディスクユニオンで
 売り切れ続出らしいですからね

出来れば
その後は、もっと大きなハコでのライヴをお願いしたいと思います。
椅子がある会場なら嬉しいです。
盛り上がったら、ちゃんと立って拍手しますから・・・。

【金属恵比須】
メンバー
高木大地(G、Kb、Vo)
稲益宏美(Vo)
多良洋祐(B)
諸石和馬(D)
宮嶋健一(Kb)

今後の活躍に期待・・・・です。

最近の収穫「金属恵比須 ハリガネムシ」CD!(1)

2015年12月13日 | CD紹介(邦楽)
今年のプログレ三昧を聴いて一気に引き込まれた。
Kinzoku-Yebis(金属恵比須)の「ハリガネムシ」。

少し前に買ってたから「最近の収穫」でも無いのだが、
クリムゾン来日公演の感激が醒めぬうちに、日本の
プログレ名盤「ハリガネムシ」に出会った興奮もUP
したくなったのです。

2015年「今日は一日プログレ三昧」で、その楽曲を
聴いたスターレス嶋からキリムゾン・フォロワーと
認定された金属恵比須。


リーダーの高木大地氏はエンタメ・サイトでクリムゾンの
来日に関し興奮の長文を認めた人物。

その高木氏はギター兼キーボード(メロトロン)兼総主席。
1996年に同バンドを結成。
2006年にはメキシコで開催された世界最大のプログレ・
フェス「Baja Prog」に2年連続で出演。
ステージには、横溝正史原作の映画曲(芥川也寸志作!)で
登場するという。

高島兄が気に入った「紅葉狩」は、(高島兄が言うトコロの)
アニー・ハズラム系女性ヴォーカル、メロトロン・サウンド、
ロバート・フリップ系ギターを盛り込まれたモノで
プログレ・ファンを驚かせるに充分なインパクトがありました。



バンドロゴも、イエスとイビスを合わせたような確信犯的
デザインだし、ジャケット・イラストも三角形プリズムを
通過する光が盛り込まれたベタさがあるのだが、楽曲で
使われるメロトロンの音色で全てが許されてしまうんだから
大したモノなのである。

番組で流れた「紅葉狩り」も良いが、全体の流れで
アルバム1枚を聴かせてしまう構成力も素晴らしい。

(続く)