あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

色んなクリスマス・ソング

2015年12月25日 | 生活
「夢見るクリスマス」グレッグ・レイク(ELP)。
実はロマンチックで良いです。
キース・エマーソンの伴奏が美しいのです。



大槻ケンヂと絶望少女達(風浦可符香・日塔奈美)の
「無神論者が聖夜に」も、しみじみ良いです。
作詞:大槻ケンヂ、作曲:Narasakiのコンビで作った
絶望先生アルバムは、いずれも最高でありました・・・。



なんか、クリスマスの日に世界が滅亡するような
そんな雰囲気も感じるんだよね。

最近聞いてる「金属恵比須」のアルバム「ハリガネムシ」
収録の「光の雪」も、地球滅亡系クリスマスソングとして
メンバー自身がオススメされております。

私も同意です。素晴らしい絶望ソングです。

クリスマス

2015年12月25日 | 生活
ぼっち生活の長かった私は、アンチ・クリスマスの人間だったが。
さすがに最近は家族もいるし、我が子はサンタさんを心待ちにして
いるし、今年は連れ合いがチーズケーキを焼いてくれたし・・・で



信じられないほどにリア充なイブを過ごしたのでした。
まぁ、クリスマス当日は夜も仕事だけど。
そこは贅沢言いますまい。

街に流れるクリスマス・ソング。
なんか、今年はポール・マッカートニーさんの曲を良く聴くな。

そして定番の達郎ソング。
でも「このヘヴィなドラムを叩いていた青山さんは、もうこの世に
いないんだよな・・・」と思うと、やはり少し感傷的になってしまう。



そういえば西友は店内BGMでザ・ポーグス&カースティ・マッコールの
「Fairytale of New York」を流していたな。

渋い。渋すぎる。

ここ1年位、西友さんの店内BGMが気になって仕方ないのよ。
トッド・ラングレンの曲が良く掛かったり(しかも「ハロー・イッミー」
じゃなくて「アイソー・ザ・ライト」の方!)
ヴァン・モリソンの「ムーンダンス」が流れたり・・・。

以前、タモさんの番組で特集してた「スーパーロック」じゃないのよ。
本格的にオリジナルが掛かってるのよ。(スーパーで掛かるロック=
「スーパーロック」は聴き手の気を引き過ぎない為に歌メロをシンセや
クリアなトーンのギターで録音したりして。そのチープさを面白がって
紹介してたのが確か「みうらじゅん」氏だったな)



そして、クリスマスが近づいたら「ニューヨークの夢」ですよ。
やってくれますよ西友さん。

生活圏だけでなく、出先でフラリと入った西友店内でもBGMは同系統だった。
完全に全店統一の勢いだもんな。

誰が音頭を取っているのでしょう。
ワタシャその人を褒め称えたいですよ。

ただ、曲が気になって買い物が進まなくなる時もあって、
それにはホント困っちゃうんですよねぇ(笑)。

ザッパ生誕75周年記念イベントに行った(4)

2015年12月25日 | 洋楽
第2部
大山甲日氏が登場し『ロキシー・ザ・ムーヴィー』ビデオ、
『フランク・ザッパを聴く/アルバム・ディスク大全』を
解説するという事だったが

「ロキシー」に関しては「主にPCで再生していたから、
大画面・大音響で体験できて、やっぱり凄いと思った」と
感想を述べられた。

著作本に関しても、フランク・ザッパ公式アルバム100作の
徹底解説本を語るという事だったが

フランク・ザッパ亡き後ザッパの音源を守ってきた妻の
ゲール・ザッパが今年10月7日に亡くなった事もあってか
しんみりした雰囲気も漂うトークであった。



そもそも大山氏は「ビートルズ第一世代」だそうで、
レノンとザッパの共演アルバムでザッパに興味を持ったという
直球な方で御座いました。

※私みたいなヤツは、洋楽に興味持った時点でビートルズは
 既に神格化されてたから変な反発心を持っちゃったんですよねぇ・・・。

しかし大山氏、魅せられてからは凄かったと。
海外のザッパ本で学び、八木康夫氏が「私以外のザッパ愛好家の
文もライナーに載せたい」と公言すると早速応募されたそうで
「他にもっと詳しい人がいるのに載ってしまった」と控え目に
語っておいででした。

大山氏の他に同書籍のデザインに関わったという人もゲストで
登場し、両者でザッパ・ファミリーに関する話が始まった。

本の中身に関しては
基本は2001年から発売された紙ジャケについていた解説を
まとめた物で。
没後発売された作品集など、後半部分が書き下ろしなのだそうな。

ザッパに関しては「会いに行った話」が印象深く。
ザッパ氏の癌が公表された後、欧州でザッパ曲の演奏会があると
いうので子供連れで会いに行ったが、ザッパの体調によって叶わぬ
日々が続き、とうとう会えるとなった日には、ザッパの家族と
大山氏の家族で対面。

ザッパさんは大山氏のお子さんの頭をナデナデしてくれたそうな。
「子供が好きな、優しい人だった」というのが、大山氏から見た
ザッパ氏の印象。



ただ、病の影響も深刻でオーラが失われていたそうな。
この時ゲールさんとも会った関係で、ゲールさんの死にも増々
感傷的になってしまった・・・と。

※そのせいか『フランク・ザッパを聴く/アルバム・ディスク大全』の
 表紙はフランクとゲールのザッパ夫妻フォトを使用。
 セカンドアルバムで既に嫁をジャケでお披露目していたザッパさん。
 その写真と同じ時に撮られたモノが今回の表紙にしたんだとか・・・。
 ザッパさん関連で良く出てくる「パンプキン」という固有名詞も
 実はゲールさんの愛称だったんだそうな。

作品100作目が出て、秘蔵映像も出て、アルバム・ディスク本が出て
・・・といったタイミングなんて、「なんか総て片付いたと安心した
かのようで・・・」と複雑そうな表情。

ただ、ザッパさんの音源は不滅だし、それを解説する書籍にも特別な
力が宿るのだろう。

洋楽本の中で『フランク・ザッパを聴く/アルバム・ディスク大全』は
堂々の一位獲得となったそうな。

すでにアルバムのライナーノーツで色々と発表している大山氏だが
これからもザッパ論を展開し続けて欲しいものです。