「ロキシー・ザ・ムーヴィー」爆音上映会の感想をもう少し・・・。
1973年12月、米ロサンゼルスにて、4公演に渡り4台の16ミリ・カメラに
よって撮影されたライヴ・フィルム。
「撮影あり」を事前に公言しつつ、ライブ直前で「カメラにトラブル」とか
「実はカメラにフィルムは入っていない。いつも通りに楽しんでくれ」とか
言い出すザッパ師匠は、やっぱ情け容赦ない人やでぇ。
まずはウォーミングアップ代わりの「コズミック・デブリス」。
ブルース・ロック調だが、ジワジワと調子が出てくる各メンバー。
ザッパさんの声も通りが良くなっていく。
ソロを弾く頃になると絶好調。
各楽器の音色、ドラムの打撃音、ベースの音塊・・・と、実にクリアだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/cd/2a9802782380636dd5c73b8008a07953.jpg)
メンバーは
フランク・ザッパ(ギター/ヴォーカル)
ジョージ・デューク(キーボード/ヴォーカル)
ナポレオン・マーフィー・ブロック(サックス/ヴォーカル)
ルース・アンダーウッド(パーカッション)
トム・ファウラー(ベース)
ブルース・ファウラー(トロンボーン)
チェスター・トンプソン(ドラムス)
ラルフ・ハンフリー(ドラムス)
ツインドラムの迫力が凄い。
チェスター・トンプソンは、ファンキーなオカズを叩きまくって
おります。ラルフ・ハンフリーも同様。
同時に叩いてリンクするんだから恐れ入る。
ルース・アンダーウッドは「パーカッション」となっているが、
私はどっちかっていうと電気マリンバ演奏の方に目が行った。
あと大きく開いたVネック。たわわな「おヒップ」さま。
まさに紅一点。でも曲はセクハラ。
ザッパさんも「次の見せ場でルースが面白い事をしてくれます」と
無茶ぶり。
そこで少し困ったような笑顔を見せつつ、音楽的な技巧で応える
ルースさん。エライです。
銅鑼も激しく叩いておいでです。
ティンパニもパワフルに叩き、スネア系のパーカッションも
自在に叩くルースさん。
ただ、驚いたのはザッパさんも相当叩けること。
おもむろにパーカッション前に移動したザッパさんがスティックを
手にする。おお、左はレギュラーグリップだ!
チェスター・トンプソン、ラルフ・ハンフリーのツインドラムスと
一緒に叩きまくるザッパ。
凄い!あのテクニシャンと音がユニゾンしまくっている!
上手い!何でも出来るのかコノ人はっ!?
※元々はドラマーだったザッパさんだが、マーザズではリード
ギター&時々メインボーカルを担当する事になったし。
そのうえ曲自体が技巧的に進化してるから、さすがに
テクニシャン2名と競演したらどうなんだろう・・・なんて
思ったら、とんでもない!
とんだマルチプレイヤーでしたよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/22/b511270acc214b4c283cb8ad6541caf4.jpg)
今年観たポール・マッカートニーLIVEの感激を思い出した。
ポールさんのギターソロも滅茶苦茶カッコ良かったもんな!
ギタリストであり、バンドの指揮者でもあるZAPPAさん。
オーケストラの指揮者が団員に「こうやるのだ!」と実際に
演奏してみせる事もあるって話だが。
やっぱ自分も出来ないと皆を統制出来ないって事か!
ザッパさんの動きで曲展開が変わっていく様も驚異的。
噂以上だ、これは。
宙をウネる様なザッパのワウ・ギター、ナポレオン・マーフィー・
ブロックと、ジョージ・デュークのヴォーカル。
ジョージ・デュークのキーボード・プレイも好調。
ブルース・ファウラーのトロンボーン演奏もロマンチックだったり
猥雑だったり・・・。
変拍子を変幻自在に操るザッパ&ザ・マザーズ。
曲目も当時としては最高な選択だ。
「ペングゥイン・イン・ボンティッジ」のMCはエロを連想させ、
「オーイェー、オーイェー♪」の掛け声も猥雑な事この上なし。
超絶技巧曲なのに頭でっかちじゃなく、強力な肉体エネルギーを
盛り込んで弾きこなしてしまう。
一曲毎に「スゲェ・・・」と溜め息。
ワタシャまたしても圧倒されっ放しになったのでした。
【DVD/ブルーレイ収録曲】
01.コズミック・デブリス
02.ペンギン・イン・ボンディッジ
03.ティマーシ・ドゥウィーン
04.ドッグ・ブレス・ヴァリエーションズ
05.アンクル・ミート
06.リダンズル
07.インカ・ローズ
08.エキドナズ・アーフ
09.ドント・ユー・エヴァー・ウォッシュ・ザット・シング
10.チープネス ― パーカッション
11.チープネス
12.アイム・ザ・スライム
13.ビッグ・スウィフティー
14.ビーバップ・タンゴ
15.ドント・イート・ザ・イエロー・スノー
―ボーナス・トラック―
16.ピグミー・トワイライト
17.ジ・イディオット・バスタード・サン
18.ディッキーズ・サッチ・アン・アスホール
1973年12月、米ロサンゼルスにて、4公演に渡り4台の16ミリ・カメラに
よって撮影されたライヴ・フィルム。
「撮影あり」を事前に公言しつつ、ライブ直前で「カメラにトラブル」とか
「実はカメラにフィルムは入っていない。いつも通りに楽しんでくれ」とか
言い出すザッパ師匠は、やっぱ情け容赦ない人やでぇ。
まずはウォーミングアップ代わりの「コズミック・デブリス」。
ブルース・ロック調だが、ジワジワと調子が出てくる各メンバー。
ザッパさんの声も通りが良くなっていく。
ソロを弾く頃になると絶好調。
各楽器の音色、ドラムの打撃音、ベースの音塊・・・と、実にクリアだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/cd/2a9802782380636dd5c73b8008a07953.jpg)
メンバーは
フランク・ザッパ(ギター/ヴォーカル)
ジョージ・デューク(キーボード/ヴォーカル)
ナポレオン・マーフィー・ブロック(サックス/ヴォーカル)
ルース・アンダーウッド(パーカッション)
トム・ファウラー(ベース)
ブルース・ファウラー(トロンボーン)
チェスター・トンプソン(ドラムス)
ラルフ・ハンフリー(ドラムス)
ツインドラムの迫力が凄い。
チェスター・トンプソンは、ファンキーなオカズを叩きまくって
おります。ラルフ・ハンフリーも同様。
同時に叩いてリンクするんだから恐れ入る。
ルース・アンダーウッドは「パーカッション」となっているが、
私はどっちかっていうと電気マリンバ演奏の方に目が行った。
あと大きく開いたVネック。たわわな「おヒップ」さま。
まさに紅一点。でも曲はセクハラ。
ザッパさんも「次の見せ場でルースが面白い事をしてくれます」と
無茶ぶり。
そこで少し困ったような笑顔を見せつつ、音楽的な技巧で応える
ルースさん。エライです。
銅鑼も激しく叩いておいでです。
ティンパニもパワフルに叩き、スネア系のパーカッションも
自在に叩くルースさん。
ただ、驚いたのはザッパさんも相当叩けること。
おもむろにパーカッション前に移動したザッパさんがスティックを
手にする。おお、左はレギュラーグリップだ!
チェスター・トンプソン、ラルフ・ハンフリーのツインドラムスと
一緒に叩きまくるザッパ。
凄い!あのテクニシャンと音がユニゾンしまくっている!
上手い!何でも出来るのかコノ人はっ!?
※元々はドラマーだったザッパさんだが、マーザズではリード
ギター&時々メインボーカルを担当する事になったし。
そのうえ曲自体が技巧的に進化してるから、さすがに
テクニシャン2名と競演したらどうなんだろう・・・なんて
思ったら、とんでもない!
とんだマルチプレイヤーでしたよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/22/b511270acc214b4c283cb8ad6541caf4.jpg)
今年観たポール・マッカートニーLIVEの感激を思い出した。
ポールさんのギターソロも滅茶苦茶カッコ良かったもんな!
ギタリストであり、バンドの指揮者でもあるZAPPAさん。
オーケストラの指揮者が団員に「こうやるのだ!」と実際に
演奏してみせる事もあるって話だが。
やっぱ自分も出来ないと皆を統制出来ないって事か!
ザッパさんの動きで曲展開が変わっていく様も驚異的。
噂以上だ、これは。
宙をウネる様なザッパのワウ・ギター、ナポレオン・マーフィー・
ブロックと、ジョージ・デュークのヴォーカル。
ジョージ・デュークのキーボード・プレイも好調。
ブルース・ファウラーのトロンボーン演奏もロマンチックだったり
猥雑だったり・・・。
変拍子を変幻自在に操るザッパ&ザ・マザーズ。
曲目も当時としては最高な選択だ。
「ペングゥイン・イン・ボンティッジ」のMCはエロを連想させ、
「オーイェー、オーイェー♪」の掛け声も猥雑な事この上なし。
超絶技巧曲なのに頭でっかちじゃなく、強力な肉体エネルギーを
盛り込んで弾きこなしてしまう。
一曲毎に「スゲェ・・・」と溜め息。
ワタシャまたしても圧倒されっ放しになったのでした。
【DVD/ブルーレイ収録曲】
01.コズミック・デブリス
02.ペンギン・イン・ボンディッジ
03.ティマーシ・ドゥウィーン
04.ドッグ・ブレス・ヴァリエーションズ
05.アンクル・ミート
06.リダンズル
07.インカ・ローズ
08.エキドナズ・アーフ
09.ドント・ユー・エヴァー・ウォッシュ・ザット・シング
10.チープネス ― パーカッション
11.チープネス
12.アイム・ザ・スライム
13.ビッグ・スウィフティー
14.ビーバップ・タンゴ
15.ドント・イート・ザ・イエロー・スノー
―ボーナス・トラック―
16.ピグミー・トワイライト
17.ジ・イディオット・バスタード・サン
18.ディッキーズ・サッチ・アン・アスホール