あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

最近の収穫「Romanesco! ロマネスコの世界」CD

2015年12月26日 | CD紹介(邦楽)
amazonで「金属恵比須 ハリガネムシ」を購入した時
「この商品を買った人がこの後に買っているのは?」
・・・という項に表示されてきたのが
「Romanesco! ロマネスコの世界」。



ジャケ画像を見て
「なんだ?ヨーロピアン・プログレか?」なんて
思いつつ、気になったので商品情報を確認してみたら、
アーティストについて興味深い記述あり。

「2013年にプログレッシヴ・ロックバンド金属恵比須に
 キーボーディストとして加入したマルチプレイヤー、
 宮嶋健一(vo, b, key)と、シンガソングライター・
 櫻井ススム(vo, g)を中心として2013年に結成。
 レッド・ツェッペリン、ビートルズ、ピンク・フロイド、
 イエス、ディープ・パープルなど、1960~1970年代の
 英国アートロックに強く影響された曲想にモダンな
 日本語の歌唱を組み合わせるという独自のスタイルで
 活動を開始。レコーディングでは、実物のメロトロン
 M400S、ハモンドオルガン、1960年代のギター、アンプ、
 エフェクターを当時の技法で駆使し、往年のロック・
 サウンドの再現を心がけている」



内容は、
「架空の1969年にアトランティックからリリースされた
 ファーストアルバム」というコンセプトで2013年に
 レコーディング開始。当時の機材を使用した音への
 拘りもあり、リリースまで『幻のファースト・アルバム』
 と称されていた作品!」と紹介されていた。



「アトランティック」ってのは、
やっぱりレーベル名だよな。英国は「アイランド原盤」で、
米国や日本への配給は「アトランティック盤」って設定?
※上の画像は私が所有するZEPⅢの塩ビ盤で御座います

・・・なんて思いつつ、注文。
数日後に届いたパッケージの封を解き、CDケースを開けたら



実に素晴らしいインナースリーヴがお目見えしました。
やっぱり「アトランティック・レーベル」設定で御座いました。

※しかもA面B面表記です。
 69年発表当時の音源CD化の体です。当時のレコードのインナー
 スリーヴをそのまま使い回した感じが最高です。
 そういうCD、実際にありますからねぇ。



CDを取り出すと「海洋地形学」を思い起こすグラフィック。
ああ、ニヤニヤが止まらない。

「アイランド原盤」→米配給「アトランティック」は
クリムゾンやELPのパターンだが
「ロマネスコ」は、YESやZEPの系譜か。



英国のロック・バンドとして老舗R&Bレーベルの米国アトランティック・
レーベルと直に契約を交わしたパターン。
※上の画像は私が所有するZEPⅢの塩ビ盤で御座います

定価1800円の「ロマネスコの世界」
ああ、もう既に相当モトを取った気がする。

プレイヤーに盤を入れる前にここまで楽しませてくれるとは。
恐るべし、ロマネスコ。

(続く)