あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

Team Rock社が倒産

2016年12月22日 | 洋楽
英音楽誌Classic Rock、Metal Hammer、Progの出版元Team Rock社が倒産したそうな…。

ウェブサイトteamrock.com運営、「Golden Gods Awards」「Classic Rock Awards」などの
アワードの主催もやってたんだよな。

原因は、財政難。
現在、管財人は雑誌などの資産受け入れ先を探しているとの事。

ジミー・ペイジが弾かなかった例のイベントの開催元です。
当日の会場も満員とは言い難かったようで、その失敗も堪えたのかなぁ…。
※日本じゃ「セレブがロック聴く」イメージ無いですからね。
 英国じゃ首相がクラシックロック・ファンだったりするけど。



救いは、ミュージシャンがスタッフを経済的に助けようと立ち上がった事。

「70人以上のスタッフがクリスマスを前に職を失い、12月分の給与支払いも
ないかも知れない」との報道に、UKのメタル・バンドが支援の為のクラウド
ファンディングを呼び掛けたというのだ。

「昔は、お気に入りバンドのニュースは雑誌から得るしかなかった」
「そして、雑誌のポスターを壁に貼っていたものだ」
…と雑誌への愛着を語り、それを支え、直接ミュージシャンとも関わって
きたTeam Rockスタッフへの支援をファンに呼び掛けたという。

「彼らは有能ゆえ次の仕事に就くのも問題ないと思うが」としながらも
年末年始の苦難を憂い、支援コンサート開催を計画。
その収益を寄付する意向も示したとの事。

音楽家とメディアの心温まる交流…。
なんとか上手く行き、雑誌も存続して欲しいですねぇ。

リック・ウェイクマンのジョーク

2016年12月22日 | 英国ロック
とにかく古くはビートルズからしてジョーク交じりのインタビューは当たり前。

それが粋であればある程イケてるというのが英国ミュージシャンの通例みたいな
トコロがありますよね。
※しかも少しばかりの毒やヒネリが入っていれば尚OK。

リック・ウェイクマンも相当しゃべり好きのジョーク好き…と伝え聞いているの
ですが。



日本公演を終えて豪州に移動した時なんか「あ~、やっと英語が通じるトコロに
来れた。気が楽になったよ~」なんて言ったとか。

もし言ったとしても彼一流のジョークなんだろうし、英語コンプレックスのある
日本人からすると『えっ?』っとショック受けちゃいますけれど、まぁ、ここは
大らかに受け流し

「よかったね~、これでジョークが通じる環境に戻れたね」
「でも、YESの歌詞なんて英語圏の人間でも分かんないけどな!(笑)」…と、
ジョークを返しあげればヨロシ。

とまれ、
リック、殿堂入りオメデトウ!!(←いやコレは冗談抜きで)

YESがロックの殿堂入りへ

2016年12月22日 | 洋楽
3度目のノミネートでの栄冠。

パープルに続き「やっと」という印象です。
パープルはジョン・ロードという中心人物が亡くなってから。
イエスもクリス・スクワイアという中心人物を失くしてから。

ロック史への足跡、貢献を考えると遅すぎる印象を受けるよな。



その他、2017年「ロックの殿堂(The Rock And Roll Hall Of Fame)」
入りするアーティストは
エレクトリック・ライト・オーケストラ、ジャーニー、パール・ジャム、
ジョーン・バエズ、2パックことトゥパック・シャクールの6組。

なお、シックでの殿堂入りはならなかったナイル・ロジャースだが、
特別賞にあたる「アワード・フォー・ミュージカル・エクセレンス」を
受賞することが伝えられている。

式典は2017年4月7日にニューヨークのバークレイズ・センターにて
行われるとの事。

出席者は未定。
イエスのように歴史があり、メンバーチェンジも多いバンドは、
誰が出て、誰が出ないか流動的なのは仕方ないだろう。



ちなみにリック・ウェイクマンは、それまでのプログレ及びイエス
冷遇に腹を立て、ノミネートの時点で既に「僕は忙しいかも知れない。
その夜は、髪を洗っているかもしれない」と出席しない可能性を
臭わせている。

※怒りつつもユーモアを忘れないのは、さすがリックだねぇ…。