そもそも井岡一翔が憧れるデラホーヤだって、
姑息なマッチメークで勝率UPとタイトル獲得を繰り返した選手です。
金メダリストの肩書きを得てプロ転向、
見た目の良さとハンドスピードに華のあるボクシングでスター路線は
約束され、キャリア序盤は格下やピーク過ぎた強豪に勝って駆け上がった。
この辺までは実に上手い育成。スターを育てる常套手段だから文句は無いですが
まず初奪冠がセコかった。
当時は新興のマイナー団体だったWBOのJライト級王者のブレダルから。
別にブレダルをコケにする気もないが、「スーパースター候補」が最初に奪取する相手じゃないだろう・・・と。
そして当時の同階級でトップに居たヘナロ・エルナンデス、アズマー・ネルソン等と対戦せず、さっさとライト級に転向。
元フェザー級で、これまたピーク過ぎてたホルヘ・パエスとの決定戦で楽に2階級制覇。
そして、ライト級に上げたヘナロを鼻骨骨折に追い込んでストップ勝ち。
この辺ではデラホーヤ自身の身体にも筋金が入った感じで、防衛戦は
充実した戦いは見せたが、WBC王者ミゲル・アンヘル・ゴンサレス、
WBA王者オルズベック・ナザロフとの対戦はスルーして転級。
J・ウェルター級ではJCチャべスを降したが、偉大な王者もピークを
過ぎていたし、
ミゲル・アンヘル・ゴンザレスを高速リードでコントロールした試合も
自身の出来は素晴らしかったが、そもそもゴンザレスのベスト階級にて
両者ピークの対戦チャンスがあった筈なのに「なぜSライトで?この時期に?」という疑問も残った。
そしてウェルターへ転級。
これまたピークを過ぎたP・ウィテカに勝って王座奪取。
ここでJウェルター時代に戦わなかったコースチャ・ズーに対戦を持ちかけるもズーがIBF王座陥落して試合は消滅。
WBA王者アイク・クォーティに統一戦を持ちかけ、ブランクあったクォーティーとダウン応酬の好試合を演じたが、手打ち連打で倒し切れなかったのは残念だった。
さすがにウェルターの実力者フェリックス・トリニダードとS・モズリーには敗戦し、壁にブチあたった。
ホセ・ルイス・ロペス(クォーティーとダウンの応酬を演じたメキシコの万能強打者)との対戦もなかったな・・・。
それでもデビュー当時ブチ上げた「7階級制覇」に固執したデラホーヤ。
Sウェルターのハビエル・カスティリェホ(スペイン)とF・バルガス、ヨリ・ボーイ・カンパスに勝利し、ミドル級へ参戦。
※カスティリィエホは普通に世界王者の実力者だったが、バルガスや
カンパスはトリニダードに倒された後・・・。
しかし、そのミドル級はドン・キング主催のトーナメント実施中。
結局トップに立っていたのはバーナード・ホプキンス。
一方のデラ・ホーヤは、WBO王者シュトウムとの接戦を制して5階級目GET。
際どい採点だった事と、「ミドルのトップと戦わずして5階級制覇とは何事ぞ」という声もあり、当時39才と言うホプキンスの年齢に期待を寄せてか
いよいよ4団体統一戦に挑んだが、予想以上に“ボクシングで”劣った上にボディブローで倒される。
正直ここまで来たら「敗れたとはいえ、よくぞホプキンスと戦った」
「倒されたラウンドでホプキンスが見せた『殺人者のような目』から逃げなかっただけでも凄い」と見直したが
相手にキャッチウェイトを言い含め、自身はS・ウェルター級+1ポンドで計量し、ホプキンスには156ポンドまで絞る契約のハンディキャップ戦(ミドル級の上限は160ポンド)だったと聞いて落胆・・・。
まぁ、もともとデラホーヤを好きじゃなかった私ですが、
それでも彼は名のある選手とは戦ってるし、チャべスやミゲランヘル戦で見せた高速リードには目を見張ったし
「それくらいは見習おうよ」という視線で井岡一翔を見てきたが。
デラホーヤのキャリアで例えればヘナロ・エルナンデス戦以前に躓いた感じ。
何処へ行くのか井岡一翔。
いよいよTBSと一蓮托生で亀田化か?
名ばかり三冠か?(そもそも今回だって、そんな予想されてたしなぁ)
もっと手頃な王者を連れてくるのか?
今はっきり言える事は、
ローマン・ゴンザレス戦は限りなく「無くなった」って事でしょうね。
大してショックでも無いです。
その辺は、もともと殆ど期待してなかったから・・・。
姑息なマッチメークで勝率UPとタイトル獲得を繰り返した選手です。
金メダリストの肩書きを得てプロ転向、
見た目の良さとハンドスピードに華のあるボクシングでスター路線は
約束され、キャリア序盤は格下やピーク過ぎた強豪に勝って駆け上がった。
この辺までは実に上手い育成。スターを育てる常套手段だから文句は無いですが
まず初奪冠がセコかった。
当時は新興のマイナー団体だったWBOのJライト級王者のブレダルから。
別にブレダルをコケにする気もないが、「スーパースター候補」が最初に奪取する相手じゃないだろう・・・と。
そして当時の同階級でトップに居たヘナロ・エルナンデス、アズマー・ネルソン等と対戦せず、さっさとライト級に転向。
元フェザー級で、これまたピーク過ぎてたホルヘ・パエスとの決定戦で楽に2階級制覇。
そして、ライト級に上げたヘナロを鼻骨骨折に追い込んでストップ勝ち。
この辺ではデラホーヤ自身の身体にも筋金が入った感じで、防衛戦は
充実した戦いは見せたが、WBC王者ミゲル・アンヘル・ゴンサレス、
WBA王者オルズベック・ナザロフとの対戦はスルーして転級。
J・ウェルター級ではJCチャべスを降したが、偉大な王者もピークを
過ぎていたし、
ミゲル・アンヘル・ゴンザレスを高速リードでコントロールした試合も
自身の出来は素晴らしかったが、そもそもゴンザレスのベスト階級にて
両者ピークの対戦チャンスがあった筈なのに「なぜSライトで?この時期に?」という疑問も残った。
そしてウェルターへ転級。
これまたピークを過ぎたP・ウィテカに勝って王座奪取。
ここでJウェルター時代に戦わなかったコースチャ・ズーに対戦を持ちかけるもズーがIBF王座陥落して試合は消滅。
WBA王者アイク・クォーティに統一戦を持ちかけ、ブランクあったクォーティーとダウン応酬の好試合を演じたが、手打ち連打で倒し切れなかったのは残念だった。
さすがにウェルターの実力者フェリックス・トリニダードとS・モズリーには敗戦し、壁にブチあたった。
ホセ・ルイス・ロペス(クォーティーとダウンの応酬を演じたメキシコの万能強打者)との対戦もなかったな・・・。
それでもデビュー当時ブチ上げた「7階級制覇」に固執したデラホーヤ。
Sウェルターのハビエル・カスティリェホ(スペイン)とF・バルガス、ヨリ・ボーイ・カンパスに勝利し、ミドル級へ参戦。
※カスティリィエホは普通に世界王者の実力者だったが、バルガスや
カンパスはトリニダードに倒された後・・・。
しかし、そのミドル級はドン・キング主催のトーナメント実施中。
結局トップに立っていたのはバーナード・ホプキンス。
一方のデラ・ホーヤは、WBO王者シュトウムとの接戦を制して5階級目GET。
際どい採点だった事と、「ミドルのトップと戦わずして5階級制覇とは何事ぞ」という声もあり、当時39才と言うホプキンスの年齢に期待を寄せてか
いよいよ4団体統一戦に挑んだが、予想以上に“ボクシングで”劣った上にボディブローで倒される。
正直ここまで来たら「敗れたとはいえ、よくぞホプキンスと戦った」
「倒されたラウンドでホプキンスが見せた『殺人者のような目』から逃げなかっただけでも凄い」と見直したが
相手にキャッチウェイトを言い含め、自身はS・ウェルター級+1ポンドで計量し、ホプキンスには156ポンドまで絞る契約のハンディキャップ戦(ミドル級の上限は160ポンド)だったと聞いて落胆・・・。
まぁ、もともとデラホーヤを好きじゃなかった私ですが、
それでも彼は名のある選手とは戦ってるし、チャべスやミゲランヘル戦で見せた高速リードには目を見張ったし
「それくらいは見習おうよ」という視線で井岡一翔を見てきたが。
デラホーヤのキャリアで例えればヘナロ・エルナンデス戦以前に躓いた感じ。
何処へ行くのか井岡一翔。
いよいよTBSと一蓮托生で亀田化か?
名ばかり三冠か?(そもそも今回だって、そんな予想されてたしなぁ)
もっと手頃な王者を連れてくるのか?
今はっきり言える事は、
ローマン・ゴンザレス戦は限りなく「無くなった」って事でしょうね。
大してショックでも無いです。
その辺は、もともと殆ど期待してなかったから・・・。