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65号館(左)と55号館(右)の間に架けられたブリッジ
Photo 2012.6.4
55号館と65号館の間には2F部分にブリッジが架けられた。2Fどうしを繋いでいるが、55号館の方が65号館より高さがやや低いため、橋は緩いスロープになっている。
55号館ができた当初から、65号館、更には56号館、57号館へ2階レベルで移動できるようになっていれば便利だしおもしろいのにと思っていたが、ようやくそれが完成。キャンパス内の建物の2階部分を「日」の字(もしくは8の字)に連結するペデストリアンデッキ・サーキュレーションが完成したことになる。
しかし、橋を渡った先の65号館は化学系の研究室があったりするため、入館にはナンバーキーによる解錠が必要。結局、関係者以外はこの空間構造的な特色を十分に味わうことが出来ないのがちと残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/25/a73ac052d9269739e750b5c8d55fb094.jpg)
55号館から、65号館(右)へのブリッジと56号館(左)
Photo 2012.6.4
西早稲田キャンパス(旧大久保・理工学部キャンパス)建設当初からの建物はコンクリート打ち放しだが、壁面を守るため、順次、塗装が行われてきた。その際、なぜか透明塗料ではなく、銀色(光沢のあるネズミ色?)の塗装が採用されたため、最近は西早稲田キャンパスの多くの建物が銀色になっている。
ただし、金属系のパネルが銀色に光り輝いているのではなく、どうしても「銀色のペンキが塗られたコンクリート」の質感になる。ペンキを厚く塗ったのか、コーナー部などのエッジが効いていない感じにもなり、正直言って、ややボテッとした感じだ。プラモデルなどで、メタリック塗料を厚塗りしてしまったときのようでもあり、モッサリした感じに見えてしまうのはやや残念。光沢のない明るいグレーとか白の方が良かったのではないかと、外野は勝手に思う。
56号館と65号館は、65号館の建設時から各階で繋がっているが、ここでは両者の高さが半分ずつずれており、渡り廊下の途中で必ず階段を上り下りするようになっている。おもしろい構造ではあるが、バリアフリーではないし、実は結構わかりづらい。
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