
明治印刷株式会社・同和製本
所在地:千代田区飯田橋3-4
構造・階数:木造・2F
建設年:1964(昭和39)以前(昭和30年頃?)
解体年:2015(平成27)
Photo 2008.3.29
2015年5月までは存在していたようだが、2016年春に訪ねたところ、既に解体され、隣の同和製本も同時期に解体されて、一体的に新しいビル建設の最中だった。そこでGoogle ストリートビューで確認したところ、2015年7月時点で解体中だった。
鋭角の角地に面した台形の土地に建っていた建物。鋭角になった角部分に入口があるのが印象的だった。上方の3つの四角い部分は昔は明かり取りとかの窓だったのを閉じたもののように見える。

大した装飾はないのだが、玄関部分だけ2方向にアーチが架けられ、3本の柱の間と、そのわきに入口がある。 今になって改めて見ると、二つの扉がどのように使い分けられていたのか分からない。片方は2階への入口だったのだろうか? 古い建物の場合、扉や窓は新しいものに取り換えられていることも多いが、この建物は昔のままだった

一方通行の北東側の道に面した2階には窓が連なっていた。作業場に間接光を取り込むようにしていたのだろうか。
白光堂、明治印刷/飯田橋3丁目 - ぼくの近代建築コレクション
#失われた建物 千代田区 #商業系
Tokyo Lost Architecture ブログ内タグ一覧