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都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

日清製粉 晴東寮

2020-01-22 | 中央区  
日清製粉晴東寮
所在地:中央区日本橋蛎殻町1-33
構造 :木造?
階数 :3F
建設年:1947〜53(昭和22〜28)
解体年:2017〜18(平成29〜30)
Photo 2014.5.6

 「日清製粉晴東寮」という看板が玄関先に掛けられていたが、この頃もそうだったのだろうか。 都心に大会社所有でこのような小規模な寮の建物が残っていたとしたら珍しいことだった。

日清製粉晴東寮(ディテール)

 スクラッチタイル風のタイル張り。RC造3階のように見えたが、もしかすると木造洋風看板建築だったのかもしれない。なかなか謎の建物なのだった。

 Google Street Viewで確認したところ、2017年8月では存在していたが、2018年4月には残念ながら既に更地になっていた。2017年後半から18年初頭の間に解体されたようだ。


2021.10.9追記
 航空写真で見ると寄棟屋根だったと記載しているサイトもあるので、洋風のビルのように見えるがやはり木造だったのかもしれない。


2025.1.5追記
 この建物の界隈は戦災では焼失していないが、1947(昭和22)年の火保図では建物外形が日清製粉晴東寮とはやや異なる。一方、1953(昭和28)年の火保図では3Fで建物外形が同じ。また1963(昭和38)年の東京都全住宅地図帳には「晴東寮」と記されている。これらから考えると建物は戦後の1947〜53年に建てられたようだ。

晴東寮/蛎殻町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
日東製粉晴東寮 中央区日本橋蛎殻町 - 東京ノスタルジア

Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 中央区  #住宅系 

コメント (2)
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