K邸
所在地:渋谷区 神宮前6-33
構造・階数:木・3
建設年:1925(大正14)
解体年:1996(平成8)
Photo 1995.2.1
25年ほど前に神宮前界隈を歩いていてなにげなく撮った洋館。『日本近代建築総覧』にも掲載されている建物らしかったのだが、撮影時に場所をしっかり記録しなかったため、この建物が同書のリストに載ったものだったのかどうか実は確証がない。ただ、Googleストリートビューで確認したところ、周辺の建物との兼ね合いでこの住所の写真ではないかと考えている。『日本近代建築総覧』には氏名も記されているが、一応K邸としておく。
車のそばの屋根は門だったのだろうか? 屋根が主屋と繋がっているように見える。或いは主屋の玄関庇の下に潜り込んだ、車寄せもしくは車寄せを兼ねた門だったのかもしれない。そう考えるとなんだかおもしろいつくりだ。
主屋の方は大きな切妻屋根が架かった屋根裏3階。間口は大きいわけではないが高さのある住宅だった。
写真の壁は1枚目の付近で撮ったものだが、撮影時の記憶が曖昧でK邸のものだったかどうかは不明。漆喰もしくはモルタルで青海波のような模様を付けている。
Tokyo Lost Architecture
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