
旧医院・旧妓楼の煉瓦塀
所在地:板橋区 仲宿41
構造 :煉瓦
解体時期:2010〜14(平成22〜26)
Photo 2009.11.15
旧中山道の板橋宿の中で旧街道から東へ小路を入ったところにあったレンガ塀。昔はお医者さんだったお宅で塀はその頃のものらしかった。医院はどうやら1990年代に診療をやめ、建物も建て替えたようだったが塀はその後もしばらくは残っていた。
煉瓦は長手積み。倒壊しないよう鉄材で補強されていた。ただ数年後にここを訪れた時には数軒の家が建てられており、塀も撤去されていた。
2023.5.11追記
下記『江戸四宿を歩く』のp.86に、「石井医院には、かつての妓楼「伊勢孫楼」の面影をとどめるレンガ塀が残っている。」という記述があり、写真のレンガ塀はかつては妓楼の塀だったもののようだ。
『江戸四宿を歩く−品川宿・千住宿・板橋宿・内藤新宿』
江戸・東京文庫⑦ 江戸の名残と情緒の探訪、街と暮らし社、2001
Tokyo Lost Architecture
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