小林雅尚堂
所在地:千代田区 神田須田町1-4-7
構造・階数:木・2
建設年:戦前?
解体年:2005(平成17)
Photo 2005.3.25
神田須田町、靖国通りの少し南側の通りに面して建っていた銅板張り看板建築。氏名や屋号はないが、1935年発行の火災保険特殊地図にはそれらしき建物が描かれており、これも関東大震災後の大正末期から昭和初期に建てられたものではないかと思われる。
小林雅尚堂は表具師のお店だそうだ。戦後の1954年作成の火保図には小林としか書かれていないが、1973年発行の住宅地図には雅尚堂として掲載されている。
この写真の後しばらくのうちに解体されたようで、翌年の住宅地図には建物はもう記載されていない。ただ小林雅尚堂じたいはWebサイトがあり、近くの神田須田町1-19に移転して営業を続けているようだ。
モダン表装・表具の小林雅尚堂
山房商店、雅尚堂/須田町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 千代田区 #看板建築 #銅板張り看板建築
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