520人が犠牲となった日航ジャンボ機(JAL123便)機墜落事故から、きのうで23年が経ち、
墜落現場となった御巣鷹の尾根の麓では毎年追悼慰霊式が行われている。
死亡者数は乗員乗客524名のうち520名、生存者は4名だった。死者数は日本国内で発生した
航空機事故では最多で、ジャンボ機の墜落事故ということで大きな衝撃が走った。
また、当時は米軍を含む緊急時における縦割り行政の救難体制の問題点が浮き彫りになり、
のちに一転二転の報道過程が事故原因に関する憶測を生む一因ともなった。
当時、わたしは福岡空港に勤務していたが、事故の翌日もJALの客室乗務員は
普段どおりの勤務で何もなかったかのように乗務出発して行っていたことが思い出される。
不思議と自分が乗る飛行機は絶対大丈夫、自社の飛行機は絶対落ちないと思うもので、
またそう思わないと仕事できない。
しかし、そういいながらもその後、自社機が不時着事故を起こし、福岡発ということで
対応に追われることになるが、フェリーフライトで乗客が乗っていなかったのはまだ幸いだった。
通常、緊急救難体制として飛行ルート上には警察署、病院、公共体育館、さらにはお寺の
連絡先もマニュアル化されているが、「絶対」という事はないと痛感した。
報道関係も特に航空機事故には厳しく、後で知ったことだが各空港には番記者が張り付いているらしい。
出発遅延やリターンでもすると直ぐ嗅ぎ付けて、ものの数分後にはマスコミが押し寄せてくる。
連中は取材義務を主張して礼儀も何もあったものじゃない。
スクープにだけ走らず真実を正確に伝えて欲しい。
事故ともなれば航空事故調査委員会はまだ専門知識を持ったメンバーで構成されているが、
厄介なのは当該地区所轄の警察で、まるで犯人扱いもいいとこで全てを疑って事情聴取してくる。
同じ質問を数日に分けて何回も聞いて食い違いを探そうとする。
さらに挙句の果てには人間関係にまで立ち入ってくるからどうしようもない。
今日も頭上では航空機が飛び交い、お盆の帰省シーズンで空港も混雑している。
航空機事故は大惨事となるだけに安全運行を祈りたい。
墜落現場となった御巣鷹の尾根の麓では毎年追悼慰霊式が行われている。
死亡者数は乗員乗客524名のうち520名、生存者は4名だった。死者数は日本国内で発生した
航空機事故では最多で、ジャンボ機の墜落事故ということで大きな衝撃が走った。
また、当時は米軍を含む緊急時における縦割り行政の救難体制の問題点が浮き彫りになり、
のちに一転二転の報道過程が事故原因に関する憶測を生む一因ともなった。
当時、わたしは福岡空港に勤務していたが、事故の翌日もJALの客室乗務員は
普段どおりの勤務で何もなかったかのように乗務出発して行っていたことが思い出される。
不思議と自分が乗る飛行機は絶対大丈夫、自社の飛行機は絶対落ちないと思うもので、
またそう思わないと仕事できない。
しかし、そういいながらもその後、自社機が不時着事故を起こし、福岡発ということで
対応に追われることになるが、フェリーフライトで乗客が乗っていなかったのはまだ幸いだった。
通常、緊急救難体制として飛行ルート上には警察署、病院、公共体育館、さらにはお寺の
連絡先もマニュアル化されているが、「絶対」という事はないと痛感した。
報道関係も特に航空機事故には厳しく、後で知ったことだが各空港には番記者が張り付いているらしい。
出発遅延やリターンでもすると直ぐ嗅ぎ付けて、ものの数分後にはマスコミが押し寄せてくる。
連中は取材義務を主張して礼儀も何もあったものじゃない。
スクープにだけ走らず真実を正確に伝えて欲しい。
事故ともなれば航空事故調査委員会はまだ専門知識を持ったメンバーで構成されているが、
厄介なのは当該地区所轄の警察で、まるで犯人扱いもいいとこで全てを疑って事情聴取してくる。
同じ質問を数日に分けて何回も聞いて食い違いを探そうとする。
さらに挙句の果てには人間関係にまで立ち入ってくるからどうしようもない。
今日も頭上では航空機が飛び交い、お盆の帰省シーズンで空港も混雑している。
航空機事故は大惨事となるだけに安全運行を祈りたい。