ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

青果馬鈴薯部会の研修

2008-09-27 | じゃがいも(デジマ)
JA島原雲仙のばれいしょ生産者で組織する、青果馬鈴薯部会愛野支部の
研修会(1泊2日)に参加してきました。

目的地は、最近春ばれいしょが主力農産物になっている鹿児島県長島町。
春はばれいしょを栽培し、秋はイモ焼酎の原料として甘しょ(さつまいも)を
栽培しており馬鈴薯は春作のみで2期作栽培ではないそうだ。

しかし、長島町は海洋性の温暖な気候を利用し、当地より先に収穫になるため、
作付面積は小さいが春作に関してはライバル的な存在にある。

そんな長島町は鹿児島県とは言っても地理的にはそんなに離れていない。
早朝7時に愛野を出発し、島原半島の南端口之津港よりフェリーで天草鬼池港へ。
さらに天草南端の牛深港まで走り、そこからまたフェリーに乗り継ぎ長島町蔵之元へ。
愛野を出てから、フェリーの待ち時間も含め片道所要時間4時間で長島町に入る。

ちなみにこのコースは、西九州西岸軸構想プロジェクトで
長崎(島原)~熊本(天草)~鹿児島(阿久根)の3県架橋構想があるのだが、
今の日本の財政を考えても、実現した頃にはもう生きていないであろう。



暫らく走ると今の時期は収穫前のさつまいも畑があちこちに広がっていた。
ここは車の車窓からの見学に留め、一応研修終了ということにして・・・。
長島町を30分ほど南下し、黒之瀬戸大橋を渡って九州本土鹿児島県阿久根市に入る。

鶴の渡来地で有名な出水市内のホテルで昼食。
東洋のナイヤガラと称される曽木の滝(大口市)を経由してようやく人吉温泉に到着。
昼間は季節はずれの蒸し暑さで、露天風呂で汗を流した後、さあ宴会会場へ・・・

翌日は朝から地元焼酎工場でたっぷり試飲して、自分に1本お土産として購入。
昼は熊本サントリー工場で、「永ちゃんのプレミアム・モルツ」の飲み放題。
バスの車内はアサヒのスーパードライの空き缶だらけ。

実を言うと私、サラリーマン時代も年中無休の運輸サービス業だったので、
職場の慰安旅行もバスを利用する機会がなかったので、修学旅行以来のバスツアーでした。

一度はゆったりと酒でも飲みながらガイドさん付のバスツアーを・・と思っていたんですが、
今回は最高の二日間でした。


曽木の滝(鹿児島県大口市)
        

 ☆見出し写真は阿久根市と長島町を結ぶ全長502メートルのトラス橋。



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