ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

次期作に向けて土づくり

2023-01-07 | じゃがいも(デジマ)
きのうもジャガイモ畑に朝6時出勤。

ジャガイモ畑の土壌をくん蒸消毒しました。

この作業は10時頃までには済ませるという
取り決めがあるためいつも早朝出勤です。

夏場は良いのですが、
長崎のこの時期の朝6時はまだ暗い。

いっその事、
もっと早くもいいのだが寒くて。





ヘッドライトを付けて作業開始です。





朝は放射冷却でかなり冷え込んでいて
地下足袋を通して地面の冷たさが足の裏に伝わってくる。





夜が明けると一面真っ白。

冷たく感じたわけだ。





そればかりか、厄介なことに。

作業機には土が絡み着いて・・・





霜が解けると余計に。





四苦八苦しながらも
薬剤の注入が終わると次の作業工程へ。





最後は管理機にローラーを取り付けて、
土壌を鎮圧したら終了です。





昨夜半からの雨に合わせて進めてきただけに、
より効果的だったことと思われます。

昨日、一昨日とも二万歩近く歩いていました。



この作業、私の三大嫌いな作業のひとつなんですが、
次の春作に向けて連作障害を防ぐためには必要不可欠で、
土壌の害虫駆除と殺菌を目的に揮発性の薬剤を土壌に注入くん蒸です。

薬剤は揮発性が高いことと、
念のために耕起による完全なガス抜きをしてからの植え付けで、
残留農薬の心配はまったくありません。

ただ・・・

揮発性の高い気化ガスを利用することで、
目に激しい刺激と刺激臭のため自身の安全確保が必要で、
使用時は、防毒マスク、保護メガネ、ゴム手袋は必須とあります。

また、近隣の住宅、家畜舎の安全の確保と、
および周辺農作物(特に葉物野菜)への配慮が必要で気も遣うんですね。




「長崎の変」とは?長崎の新たな変化やチャレンジを応援し、
その魅力を発信するプロジェクトです。
コメント (2)
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