ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

総決起大会

2012-07-22 | よもやま話
略さず正式に書くと、

「長崎県農業農村整備事業予算確保総決起大会」

が、きのう地元雲仙市で開催。

山田原土地改良区(じゃがいも畑)の地区委員として参加要請。





民主党政権になって土地改良関連の予算が60%近く削減され、
農地の高度利用を目指す基盤整備事業が途中でストップし、
老朽化した用水施設等の保全整備もままならないという。

長崎県知事をはじめ自治体の首長、
地元選出の国会議員、県議も来賓に迎えての総決起大会。

だが、国会議員本人が出席しているのは2名だけ。
それも閉会まで残っていたのはたった1人。

地形的にも決して農業に適しているとは言えない長崎県。
6項目の大会決議採択されるも大丈夫か長崎県。


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雲仙こぶ高菜を求めて

2012-07-21 | 見学・体験・来訪者
愛野産赤土栽培じゃがいも「愛の小町」、
特別栽培米「ながさきにこまる」と並んで、
今人気の雲仙ブランドの一つ「雲仙こぶ高菜」を求めて
福岡のTさんが友人Oさんと一緒に見えられました。



あいにくわが家では今年「こぶ高菜」は栽培しておらず、
また「にこまる」も植え付けたばかりで新米は10月まで在庫ゼロです。
春ジャガイモの「小町」のみご要望にお応えできました。



結局、守山女性部加工組合で「こぶ高菜漬け」とその種をゲット。





さらにお土産には「こぶ高菜まんじゅう」。
実はこれ初めて食べましたが、何か不思議な食感。

わが家の食材開発部長(おふくろ)曰く、
「今年はまたこぶ高菜の種を蒔こうかな」だそうです。
またお越しください。


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休眠中を起こして申し訳ない

2012-07-20 | じゃがいも(デジマ)
きょうも朝から不安定な天気だったので、
雨が降っても関係ない作業、倉庫で秋作用種イモのチェックです。



春作で田んぼに増殖栽培した種イモをコンテナケースで保存していますが、
常温保存のためこの夏を乗り切らなければならない。

せっかくの休眠中を起こしてジャガイモには申し訳ないのだが、
コンテナを1箱ずつひっくり返して腐敗が出ていないかチェックです。

さらにコンテナを積み直して「じゃがいも蛾」が入らないように
コンテナごと寒冷紗で囲っておきます。

植え付けまでのあと40日再度休眠してください。




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郡司農相28 日にも長崎へ

2012-07-19 | 日々の農作業
諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門開門問題で、
郡司農相が28日にも長崎を訪問し、開門について理解を求めるらしい。



郡司農相は政権交代後の農林副大臣時代に
政府与党の諫干拓事業検討委員会の座長として
開門調査の実施が適当とする報告書を当時の農相に提出している。
当地も何度も視察に訪れており、何をもって「適当」と取り纏めたのか。

もともと地元に何の相談もなしに控訴を断念したのが菅首相だ。
昨年、代表を辞任してからは、
遍路姿で霊場めぐりをしていたようだが何と呑気なことかと思う。

最近は雲隠れしたようにTVからも姿を消してしまった。
あなた自身が当事者でないのでそんな無責任にしていられるんだ。

そんな人を味方と思って一任していたのかと思うと、
無性に腹立たしくなるのは私だけだろうか。




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1本の苗のその後

2012-07-18 | 米づくり(にこまる)
1本の苗がいつの間にか2本に分けつしています。
この程度ではまだジャンボが怖い。






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梅雨明け?

2012-07-17 | 米づくり(にこまる)
朝から梅雨明けを思わせるような青空が広がった。

きょうは残りの田んぼのチェックに向う。
毎年ジャンボタニシの食卓となっている田んぼだ。







案の定、ジャンボがうじゃうじゃ。
苗も完全に食べ尽くされてあるべきところに苗の姿はない。

まずはタニシ拾いからスタート。
そうしないと一旦田んぼに入ると水が濁って分からなくなるんです。

夏の強い日差しはジリジリと照りつけ、
上からだけでなく水面に反射して下からも・・
おまけに田んぼの水はぬるま湯と化してくる。

まるで足湯に入っているようなもので、
額からは大粒の汗が吹き出してくる。

今日が梅雨明けと思ったら九州だけ取り残されている。
いま九州に台風7号が北上接近しており、
どうやら九州の梅雨明けは通過したあとになりそうだ。

天気が回復すればイネも硬くなってくるので、
ジャンボタニシもそう易々と食べることは出来なくなる。



あとの田んぼの仕事は水管理だけ。
来月の追肥の散布まで田んぼに入る必要はなくなりホッとしている。




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イネの[分けつ]が始まっています

2012-07-16 | 米づくり(にこまる)
今回の豪雨で甚大な被害を出した福岡、熊本、大分の三県は、
きょうも局地的な大雨、洪水、雷の警報が発令されている。

お陰さまで大きな被害もなかった長崎は、
きのうから夏の日差しで蒸し暑い日となった。

このところの天候不順で日照不足が懸念されるなか
久しぶりの太陽を浴びてイネも喜んでいるようだ。

田んぼのなかで機械が旋回する両側はイネが密集しているところが多く、
それを引き抜いてジャンボタニシに食べられたところに補植します。

天候不順で日照不足が続くと苗も柔らかいままで、
ジャンボタニシの美味しい餌となります。
かなり茎も太くなりましたので補植もうこれが最後になるでしょう。



かなり茎も太く根も伸びており「分けつ」も始まっています。
引き抜くにも力が必要なんです。

ここまでくるとジャンボの食害も無くなるでしょう。




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一株の苗本数

2012-07-14 | 米づくり(にこまる)
先日書いていました植え付けた苗の本数によって
一株単位の分けつの度合いを試します。

画像は7月14日現在の状況です。
こちらがアップで撮影していますので分かりやすいでしょう。


苗5本植えの場合


4本植えの場合


3本植えの場合


2本植えの場合


1本植えの場合


全体 

手前から5株は1本植えで、
6株目から2本、3本・・・・と続き、
まだ苗が小さいので分かり難いかもしれませんが、
分けつは進んでおらずそのままのようです。




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いま博多の街は山笠一色

2012-07-13 | よもやま話
梅雨前線が北上するなか北部九州は猛烈な雨。

ダートガレージセールに訳ありジャガイモ出品するも
これでは諦めるしかないだろう。

いま博多の街は「オイサ!オイサ!」の山笠一色。
この掛け声を聴くだけで身体はむずむずして血が騒いでくる。

今年も先日博多のOGAさんから電話が入ったのだが、
今回は喪に服すということで断念したばかりだ。
愚妻とおふくろに何言われるか分からない。




                    OGAさんのブログより借用

きょうは集団山見せの日。
櫛田さんにでもお参りに行きたかったが今日の雨では・・

帰りの高速道は佐賀~武雄間で土砂崩れのため通行止め。
止むなく一般道へ迂回するも田んぼゼロメートル地帯が多い佐賀。
あちこちが道路冠水で通行止め。





抜け道に入ってもこの始末。
車は渋滞するし、家に戻るのに4時間もかかってしまった。



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分けつの時期を迎える「にこまる」

2012-07-13 | 米づくり(にこまる)
稲は夏が近づいてくるとぐんぐんと伸び、
種子から出た茎の根元から新しい茎が出てきます。
これを「分けつ」と言います。









1株で20本前後になると分けつは止まります。
一般的に植え付けられた1株の苗が3~4本とすると、
1本の苗の茎が5~6本になったら分けつは止まるということになります

周囲の誰もが思い思いで、毎年悩むのが1株の植え付け本数です。
私の理想は1株の苗は2~3本植え付けで、
田植え機械も出来るだけそのように設定します。

ところが機械のことですからきっちり2~3本を植えるのは無理な話です。
それに育苗箱に種の蒔き方にも左右され、
それはもう1本もあれば、2本のところもあり、
全く植え付けられなかったところもあれば、
逆にどかっと束になって植え付けられるところも出てきます。

そこで田植えの後に植え付けのチェックをして、
全く植え付けられていないところと、
1本だけ植えられたところは気持ち補植します。
1本だけではジャンボに食べられたら無くなってしまいますから・・
2本のところはどうしても足したくなるのですがグッと目をつむっています。

本来は薄めに間隔をあけて植え付けた方が良いいとは分かっていても、
成り行きで無頓着でいれないのが百姓の血を引いている証拠です。

手抜きをするわけではないのですが、
1枚の面積が広い田んぼは一々補植するなんて面倒ですから、
植え付け間隔を広くして1株を多く植え付けるようにしているところもあります。

1本の茎から、1本の穂が出ます。
茎が太いほど、大きくて長い穂が出来ます。
この大きくて長い穂には籾がたくさん出来ますから、
茎が太ければ太いほど、お米がたくさんとれるということになります。

今年も引き続き田んぼの隅で植え付け本数を変えた株で試験中です。


下の右から1本、2本、3本・・・と植えています。

随時、結果報告します。



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