世界遺産ヴィルニュスの街並みを
一望できる場所です。
バスを下車し、坂を上っていくと
この風景が広がりました。

ヴィルニュスは、13世紀半ばに創建され、
18世紀に新古典主義様式で再建された
大聖堂が建つカテドゥロス広場を
中心に広がっていきました。

カトリック、ロシア正教、プロテスタント、
ユダヤ教、イスラム教など、
多彩な宗教施設を見ることができます。

16世紀には繁栄の頂点を迎えたリトアニア。
多彩な宗教施設が残るのは、
18世紀にロシアに併合されて以降、
1990年に独立するまで大国の思惑に翻弄され続けた
複雑な歴史を物語っているといえます。

「3つの十字架の丘」と呼ばれる場所。
ゲディミナス城の裏手にあり、
展望台ともなっています。

16世紀にこの丘で布教に来た
フランチェスコ修道士達が殺され、
そのうちの3人がここで磔にされたのだとか。
その後ここに十字架が建てられたのですが、
ソ連時代に破壊され、独立後に再建されました。
リトアニア・ヴィルニュス
2016.9.21