リトアニア第二の都市カウナスは、
ソビエト連邦併合以前のリトアニアの首都であり、
リトアニアで唯一のハンザ同盟の古都で、
600年以上もの歴史がある街です。
リトアニアのほぼ中央に位置し、
ネムナス川とニャリス川の合流点にある
市の中心部は歴史的な町並で有名です。
このアレクソタスの展望台からも複雑な地形、
沢山の緑地があることがわかります。
学園都市でもあり、24の高等教育機関があり、
毎年4万人以上の学生が学ぶ、若さに満ちた街です。
バスケットボールの首都と言われるほどで、
有名な選手を生んでいるのだそうです。
急な丘の斜面に作られたケーブルカーは、
ヨーロッパで最も古いケーブルカーの
内の一つとされています。
ケーブルカーの速度は秒速2メートル、
一度に36人の乗客を運ぶことができるそうです。
このケーブルカーでカウナスの旧市街を一望できる
展望台に上ることができるわけですが、
残念なことに私達はバスで上って
来たので乗車してはいません。
カウナス城は、リトアニアで一番古い石で作られた城で、
13世紀にドイツ騎士団の侵攻に備えるために建造。
昔話では、ポナ女王の軍隊はカウナス城の
地下で消えてしまったと伝えられます。
ポーランド王、リトアニア大公であった
ジグムント1世の2番目の妃であるボナ女王は、
現在のポーランド料理の母といわれているとか。
さらに、16世紀にはカウナス城に刑務所があり、
城は未だに成仏できない囚人の霊に
取り憑かれているとの話もあるようです。
ワオ~!!
怖くて動けなくなっちゃったのかも
リトアニア・カウナス
2016.9.22