15世紀末に建てられた後期ゴシック様式の聖アンナ教会。
33種類もの異なった形のレンガが使われ、
その曲線的美しさはフランボワイアン(火焔式)
ゴシック建築の傑作と言われているそうです。
ナポレオンがこの教会を見て
「わが手に収めてフランスに持ち帰りたい」
と語った有名な話も残っています。
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15世紀半ばにヴィルニュスに来たフランシスコ会により
創設されたベルナルティン教会と修道院。
内部はソ連時代に崩壊され、
現在は修復作業が進められています。
ヴィルニュスの旧市街は、
東ヨーロッパでは最も広い旧市街の一つですが、
旧市街を走る公共交通もほとんどなく
自分の足が頼りのようです。
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石畳の道を歩くので、
歩きやすい靴であることが鉄則。
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カラフルな家並みが続きます。
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伝統的な職人の工房と若手クリエイターの店が、
同じ通りに軒を連ねています。
バルト三国は北へいくほど物価が高くなると聞いており、
リトアニアでお土産を物色したのですが、
残念ながら好みとはちょっと違うようです。
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日本はまだまだ暑かった9月でしたが、
朝晩は冷え込むリトアニア、
冬物のコートを羽織ってます。
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子ども達の服装は、カラフルなものでした。
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緑が多く温和な雰囲気を漂わせているヴィルニュスの街。
教会の多さにも驚きました。
街を歩いて感じる穏やかな雰囲気は、
誠実な信仰心が反映されているからなのでしょう。
「人間の鎖」で見せた武力にも屈しない強さも
リトアニアの人々は持っているのです。
リトアニア・ヴィルニュス
2016.9.21