まるみのあっちこっち巡り

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バルト三国 大聖堂(ヴィルニュス)

2017-05-07 07:35:14 | 2016 バルト三国


高い鐘楼を従えたギリシャ神殿を思わせる大聖堂は、
ヴィルニュスの中心に建つ、ヴィルニュスの
シンボルともされる主教座教会です。

鐘楼の高さは53m、基礎の部分は13世紀の
城壁の塔が使われているそうです。







様々な歴史の変遷を経て今日に至る大聖堂。

屋根の上の3体の聖人の像は、
聖スタニスラウス、聖ヘレン、聖カジミエルです。







この場所にかつては神殿があったといわれますが、
最初の教会は、13世紀に十字軍騎士団の
圧力から逃れるためキリスト教を受け入れた
ミンダウガス王により建てらたのが起源。







その後、何度も立て直されてきた教会ですが、
現在のクラッシック様式の建築は、
18世紀の大改築のよるものだとか。







大聖堂の鐘楼近くにある「奇蹟」と書かれた敷石。
1989年の「人間の鎖」のメモリアル。

ソビエト連邦の統治下にあったバルト三国で、
独立運動の一環としておよそ200万人が参加して手をつなぎ、
リトアニア、エストニア、ラトヴィアの3つの共和国を結び、
約600km以上の人間の鎖を形成したのです。







このメモリアルの上で時計回りに3回、
回りながら願い事をすると叶うと言われているとか。
まるみも順番を待ってトライしてみました。

今年、埼玉西武ライオンズが優勝したら
こちらでトライした価値があったというものです。

リトアニア・ヴィルニュス

2016.9.21
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