'07/03/15の朝刊記事から
今度は捜索協力者が下山不能
暑寒別岳登山 法大生は保護
【増毛】留萌管内増毛町暑寒別岳(1,491m)に登り、連絡が取れなくなっていた法政大4年、相浦勇人さん(24)=埼玉県春日部市=は14日正午ごろ、標高1250メートル付近で、捜索していた道警山岳救助隊によって発見、保護された。
留萌署によると、相浦さんは手に凍傷を負っているものの命に別条はなく、自力で歩くことができるという。
相浦さんは12日午後7時ごろ、以前、所属していた大学ワンダーホーゲル部に、「悪天候のため、ビバークする」と携帯電話をかけて以来、連絡が取れず、同部が留萌署に届け出ていた。
一方、14日朝、相浦さんの捜索のためスノーモービルで遭難現場に向かった増毛町内の男性会社員(57)が猛吹雪などのため帰れなくなり、同日午後3時ごろ、「6合目(標高約900メートル)付近でビバークする」と、遭難対策協議会に携帯電話で連絡した。
15日早朝から救助作業が行われる。