’07/12/22の朝刊記事から
国、答弁を一転「行為」認める
空自わいせつ訴訟
航空自衛隊の道内基地に勤務する女性隊員(21)が、同僚の男性隊員(32)からわいせつ行為を受けたなどとして、国に損害賠償を求めている訴訟の第4回口頭弁論が21日、札幌地裁(斎藤紀子裁判官)であった。
国側は、男性隊員と原告の性的行為について、これまでの「知らない」としていた答弁を変更、「行為はあった」と認めた。
しかし、国側は「原告は抵抗していなかった」と述べ、性的行為を強制した事実はないと主張した。
原告側は訴状で「男性隊員は強引に衣服を脱がせ、わいせつな行為を執拗に続けた」と被害を訴えている。
空自千歳地方警務隊は今年5月、強制わいせつの疑いで男性隊員を書類送検している。