インドネシア独立式典に参加する旧日本軍従軍世代は年々減り、今年は僅か5人に
減ってしまった。むりもない。平均年齢は85歳を越えている。64年前、独立当時、この
人たちは祖国を離れて、自分たちの国の独立のために一緒に戦ってくれたという同士
愛なのかもしれない。インドネシア人の戦争を知らない若い世代の5人への対応には本
当に頭がさがる。今年も式典後の会食では、一番先に従軍世代を代表して山下信一
昭和女子大名誉教授(89)がナシクニン(お祝いご飯)の光栄に浴した。(写真 右)
教授は昭和17年スラバヤ上陸作戦に従事、21年復員までインドネシア各地でお世話
になったそうだ。
日本とインドネシアとの友好の言葉は福田赳夫元首相が唱えた"心と心のつきあい”で
あったはずだ。残念なことに、この独立式典に最近は外務省からも赳夫元首相の息子さ
んの康雄元総理が会長をしている日本インドネシア協会から一人も顔を出さなくなった。
式典が朝早いというのは欠席の理由にはならない。日本人の心はどこへ行ってしまった
のだろうか。
減ってしまった。むりもない。平均年齢は85歳を越えている。64年前、独立当時、この
人たちは祖国を離れて、自分たちの国の独立のために一緒に戦ってくれたという同士
愛なのかもしれない。インドネシア人の戦争を知らない若い世代の5人への対応には本
当に頭がさがる。今年も式典後の会食では、一番先に従軍世代を代表して山下信一
昭和女子大名誉教授(89)がナシクニン(お祝いご飯)の光栄に浴した。(写真 右)
教授は昭和17年スラバヤ上陸作戦に従事、21年復員までインドネシア各地でお世話
になったそうだ。
日本とインドネシアとの友好の言葉は福田赳夫元首相が唱えた"心と心のつきあい”で
あったはずだ。残念なことに、この独立式典に最近は外務省からも赳夫元首相の息子さ
んの康雄元総理が会長をしている日本インドネシア協会から一人も顔を出さなくなった。
式典が朝早いというのは欠席の理由にはならない。日本人の心はどこへ行ってしまった
のだろうか。