立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎代表が昨日会い、6月の参院選挙が衆院とのダブル同時選挙になる可能性がありそうだとして、衆院選一人区にも野党は統一候補を立てるべきだと意見一致したそうだ。多分、この会合は統一地方選挙が終わった時点で、結果をどう評価するか、その総括だろう。
統一地方選は市議選だけ見ると、自民党は294選挙区で6724人が当選、前回より64議席増した。これに対して野党は、統一選挙初挑戦だったが、立憲民主党が197人。国民民主党が95人,二党併せて292人で、この数は前回、旧民主党の284人より微増している。両党はこれをどう評価するだろうか。
昨日の新聞の都内版に23区の区会議員の各候補者別得票数が載っていた。閑にまかせて読み、素人なりに分析してみたら、一つの傾向が読み取れた。各区とも当選者は自民党だが、二位は公明党が多く、立候補者全員が当選、それも一定の票を得ていた。次いで共産党だが、旧民主党は立憲民主党は各区2人から3人、上位当選したが、国民民主党は23区全体で11人しか当選していない。
夏の参院選が衆院とダブルで実施されるとしたら、どうだろうか。平成が令和の御代に変わり、大阪のG20サミットもあり国際情勢も流動的だ。安倍内閣も”忖度”で象徴される政局で、弛みがみられ、必ずしも追い風ではない。国政選挙は地方選挙とは違うが、国民にとっては政局にひきずりまわされるのは迷惑だ。
区会議員選挙の結果をみて旧民主党の衰退に改めて驚きました。反自民、反共産勢力として立憲を支持している一定の人はいますが、国民支持はほとんどいませんね。立憲、国民二つ合わせても公明、共産以下です。それでよいのですが、最近の自民には第一安倍内閣にみられた驕りが出てきました。