年末大掃除で疲れウトウトしていた時、夢で聴いた歌

介護と大掃除でくたくたの日々、疲労でウトウトしてしまいました。
すると夢のような豪華なコンサートが・・・あの名歌手カップッチッリがヴェルディ「アッティラ」のアリアを歌ってくれたのです。
何という素晴らしい声、そしてこまやかな心遣い、完全にコントロールされたあの美声で・・・うっとりしました。そして私にやさしく「カルーソ」をアンコール、これはパヴァロッティやサバティーニが得意とした曲ですが、カップッチッリが歌うと全く違うイメージでした。全盛期に病を得て故郷のナポリに帰った大テノール、カルーソの悲哀を歌うあの美しいメロディーが、ナンと「憂国の・・・春秋・戦国の英雄の叙事詩」のような格調と迫力で魅了しました。

実際にはカップッチッリはバリトン歌手、この手の歌は歌わなかったことでしょう。
でも病を得て、故郷のトリエステに引きこもった不世出の名歌手はこんな気持ちでは？と夢なのに同情してしまいました。
そして聴く者の心を打ちました。なんて贅沢な夢のコンサート、彼はロングブレスで輝くフレージングを自在に駆使して歌い上げました。

初夢はまだです。大掃除失敗のもうひとつの理由は面白い本のせいです。
諸葛亮の・・・もちろん三国志関係です。

元旦はたくさんおせち料理を作っていたし、新しくできた近所のデパートで「フカヒレの姿煮」を買っていたので本当にゆっくりしました。

新年おめでとうございます。今年こそ、って学生時代みたいですね。