ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

偉大なメッゾ・ソプラノ シミオナートのアムネリス

2009年07月14日 | オペラ
Jon Vickers, Giulietta Simionato: Gia i sacerdoti from Aida


この画像ははじめてだった。今年99歳を迎えた名メッゾ・ソプラノ、ジュリエッタ・シミオナートの高貴なるアムネリス。
コッソットは権高くも、愛されない女の失意をド迫力で歌ったが、その前の時代、一世を風靡したジュリエッタ・シミオナートは「ファラオの娘」として、心のうちをギリギリまでセーブして、気品あるアムネリスを歌った。
どちらも最高のアムネリスであった。
ラダメスを歌うのはカナダ出身のジョン・ヴィッカース、ベルカントではない。
レコードではベルゴンツイが歌っており、来日公演ではデル・モナコだった。
コメント (2)
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ボリショイの女王、スカラで「ドン・カルロ」エボリ公女で絶賛される。

2009年07月14日 | オペラ
Elena Obraztsova "O don fatale" Don Carlo


シミオナート引退後、イタリアのメッゾ・ソプラノはフィオレンツア・コッソットの独壇場であった。
そこへ旧ソ連のボリショイオペラから、ボリショイの女王、エレーナ・オブラスツオーヴァを迎えてヴェルディ「ドン・カルロ」でスカラがオープニングした。
王子ドン・カルロはドミンゴ、ロドリーゴはブルゾンであった。
その中でひときわ目をひいたのがオブラスツオーヴァの素晴らしい声と美しい容姿、
客席は歓声に満ちた。指揮はアッバード。
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