ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

片山さつき議員、「鳩山由紀夫元首相の特権を剥奪しては」

2013年07月01日 | 政治

“売国発言”鳩山氏の「元首相特権」剥奪を!SPも不要 片山さつき氏
2013.06.29


日本と中国。鳩山元首相はどちらの味方なのか(共同)

 鳩山由紀夫元首相の“売国発言”が暴走している。
訪問先の中国で、沖縄県・尖閣諸島について「カイロ宣言では『盗んだものは返さなければならない』とされており、中国側が(その中に尖閣が)入ると考えるのも当然だ」「(尖閣問題は)棚上げすべきだ」などと発言しているのだ。
尖閣強奪を画策する中国に寄り添って厚遇を受ける鳩山氏に対し、総務省大臣政務官の片山さつき氏は「元首相特権」の剥奪を主張している。

 「この人は、法治国家の日本で首相を務めた自覚がないのでしょう」

 片山氏は、鳩山氏の言動を聞き、「もはや怒る価値もない」というようにあきれ、こう続けた。

 「そもそも、鳩山氏は『国家主権が何か』を全然理解していないのではないですか
青山学院大学で4月に講演したときも、『中国の気持ちも分かるから、歴史的・法的経緯はともかく、紛争があれば係争地だ』と言ったそうですから」

 国家は「主権、国民、領土」があって成立する。
他国からの不当な侵略行為を受けて、それらを譲れば、国家として成り立たない。
鳩山氏のいうように、歴史や国際法を無視して「紛争があれば係争地」という理屈を許せば、国際社会は無秩序に陥り、暴力的で強欲な国の主張がまかり通る。
現に、中国は尖閣周辺に連日公船を侵入させ、圧力をかけている。

 こうしたなか、鳩山氏は洗脳されたかのように「尖閣諸島は日本の固有領土ではない」といった主張を繰り返している。背後に、媚中派知識人の存在が指摘されている。

片山氏は「相手国におもねることが外交だと考える人たちです。どれだけ莫大な国益が損なわれているか」と憤る。

 鳩山氏に対しては、民主党の“製造責任”を問う声や、一部識者から「刑法の適用」を検討する意見も出ている。
ただ、岸田文雄外相は28日の記者会見で「具体的に鳩山氏個人に何かを働き掛けることは予定していない」と述べた。このまま放置して、いいのか。

 片山氏は「つい昨日、私が顧問を務める『尖閣諸島を守る会』のメンバーが尖閣近海まで往復しました。民間人が身体を張って『尖閣諸島が日本の領土である』と主張しているのです。
それなのに、元首相があんなに体たらくで、どうするんですか。
そんな人物に元首相だからといって(国民の税金で)SP(=要人警護官)を付ける必要はありません。もし身辺警護が必要だと思うのなら、自分の費用でガードマンを付ければいい。
鳩山氏には国家が守る価値はありません」
と語っている。 (安積明子)

☆ その通り!! 片山さつき議員はハッキリ言った。
  こうした声をきくと元気が出てくるし、頑張ろうと思う。
  今必要なのは、こうした思い切った意見だ。
  先週の金曜「アンカー」森田実氏のあまりにもひどい発言をきかされたあとで、
  このような正論を聴くのはうれしい。
  外務大臣しっかりしてくださいよ!!
  

 
コメント (3)
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月刊誌『栄養と料理』をはじめて買った年末のこと、そしてチョンキョンファのヴァイオリン

2013年07月01日 | 器楽曲

動画は若き日のチョンキョンファの名演奏。
現在は英国人と結婚し英国に住む。弟は世界的な指揮者のチョンミュンフン。

Violon - Kyung Wha Chung - Concerto - 3rd Mov - EXT - Bruch.avi

・・・ブルッフ作曲「ヴァイオリン協奏曲」第3楽章・・・

22歳の時、はじめて『栄養と料理』という月刊誌の12月号を買った。付録に「おせち料理」の特集があり、丁寧な記事でさっそく料理したことを鮮明に思い出す。

今は亡き母が大喜びしてくれた。

かなり手のこんだ「おせち料理」で、一の重から与の重まで、今から思うと豊富なメニューだった。

それだけでなく、年越しそばやお雑煮まで、大忙しだった。

ただ母を喜ばせようと、はやくから『栄養と料理』を調べて書きだして準備した。

その時のことを思うと涙がこぼれそうになる。

月刊誌『栄養と料理』には、香川綾という栄養女子大学の学長の挨拶があり、著名な料理研究家の名前も続々とあった。

お正月のあとの冬のお料理まで特集され、私は昨年、父が亡くなるまでこの本を大切にしていた。

もう、おせち料理を作らないんだ・・・そう思って捨てた・・・。


そして先日、長らく聴いていなかったチョンキョンファの弾くヴァイオリンをyoutubeで聴いた。

この韓国のヴァイオリニストはヨーロッパでは「巫女」と称されるほど気高くしかも芸術の真に迫った演奏は比類がないもので、私は実際にコンサートも聴きに行った。(老親介護のずっと前)

チョンキョンファの母の著書を読んだことがある。

世界的に注目された良書だった。チョンキョンファの母としての興味があった。


戦前、チョンキョンファの母は学生時代、医師で栄養士の香川綾先生に師事、現在の「栄養女子大学」にあたる専門学校だった。

そしてその本には日本での学校生活の思い出や、やさしい学友たち、また恩師の香川綾先生への思慕でいっぱいだった。

どこにも反日的なことは書かれていないどころか、日本で勉強してよかったこと、戦争で恩師の香川綾先生を心配したこと、

娘のチョンキョンファが世界的に注目され、娘をつれて老いた香川綾先生に会いに行ったこと、その時、無事に再会できた喜びで涙があふれて声にならなかったこと、などなど。


キョンファの父も明治大学に留学していて、日本のことを好きだったこと、

そしてこどもたちは日本の良さをいつも親からきいて育ったことなど。読んでいて私はうれしい驚きだった。


あれこれ思い出しながら、今日、月刊誌『栄養と料理』7月号を買った。

政治では韓国のことに怒りながら、チョンキョンファの美しくも素晴らしいヴァイオリンのyoutubeを聴き、「音楽はすべてを超える」と思った。

このような優れた芸術の前に言葉はいらない・・・。


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