★ 下記の動画はFBで出回っていたものです。日本側は韓国の「ノービザ」入国を撤回しておく必要があります。(こういうことはすぐにしない)
韓国政府、脱北者以外の北朝鮮人にも韓国パスポート発給。北朝鮮工作員、ノービザで日本入国可能に
★★ その他、浜崎洋介氏のメールマガジン、気になったので転載しました。
浜崎洋介氏のメールマガジンより
安倍政権は、中国との関係改善ムードづくりに必死ですね。
先々週報じられた、北海道大学の教授の拘束事件ですが、
法学部の教授で中国近現代史の専門家でした。
日本政府が情報を公開したのは、1ヶ月もあとになってからです。
拘束された北大教授は、防衛省防衛研究所や
外務省に勤務した経験があるようですが、
中国政府系シンクタンクの中国社会科学院の招きで
北京を訪れていた中での出来事であり、
まったく理不尽なものです。
わざわざ中国側から招聘され拘束されているのです。
現在も拘束の理由など背景を一切明らかに
しておらず理由が不明なまま不当な扱いをされているようです。
かたや日本政府はどうでしょうか?
6月にも、皇居近くの東京駅でドローンを飛ばしていた
中国人を警官が発見。
北京市交通局の50代職員だったようですが、
事情聴取、任意取り調べ、起訴せず釈放したようです。
秋には、即位の礼に世界中のVIPを招き集う、
その地形をやすやすと把握させてしまい、
釈放とは一体何をやっているのでしょうか?
中国に忖度だからでしょうか?
スパイ防止法もつくらない日本だけに、
どうにもできないものでしょうか?
日本側からは友好のためなら、
国民の安全、国家の信用も差し出している状態です。
この事件は2つの危機を表しているのではないでしょうか。
中国政府に媚び、同調するサイレントインベージョンされた
勢力が日本にあるという点。
そして、米中冷戦中であることを
日本政府が認識していないという点です。
渡部昇一先生が言ってましたが、
「日本でスパイ防止法ができそうになっていても、
もみ消しされてきたようなので、
わかりそうな政治家に聞いたら、
理由は、即逮捕されるベテラン議員が続出するからと
いうことらしいんですよね」
とのことです。
その時はかなり、絶望的な気持ちになって聞きました。
実際にスパイ防止法を作らないのですから、
すでに国会議員には愛国者がほとんどいないんですよね。
しかし現在、各国のサイレントインベージョンが明るみになり、
米中冷戦が始まっている状態では、
さらにそれ以上の国家の危機的リスク、
日本は米中から挟殺されてしまう
リスクを抱えていると考えざるをえません。
中国政府が日本の政治を少しづつ動かしているのですが、
ここからさらにその度合が増え、
完全にコントロールし始めたらどうでしょうか?
我々はまず、サイレントインベージョンと
米中冷戦の現実を知らない人には、
この冷酷な現状を強く認識して
もらうしかありません。
今夜のアメリカ通信では、
日本の皇室が危ない点を報じる予定です。
中共に崩された他国の王室もありますし、
実際次はどこか?
★ もうひとつ、川端雄一郎氏のメールマガジンです。これは「小泉進一郎新大臣」のこと。
新米大臣の空?な話法 (川端祐一郎)
九月に改造後の安倍内閣が発足したが、その人事上の目玉として注目を集めたのは、戦後三番目に若い大臣であるという小泉進次郎環境相であった。内閣改造の直前に行われた新聞社の世論調査でも、「次の首相にふさわしいのは誰か」と訊けば進次郎氏がそのトップに推されていたのだから、政権の目玉であるという表現に誇張はない。
しかしこの新米大臣が就任以来見せつけているのは、「ポエム」とも揶揄される意味不明な言動の数々である。いや、意味不明の表現をポエムと呼んだのでは詩人に失礼な話であって、あるお笑いタレントが名付けたように「何か言ってそうで何も言ってない話法」とでも呼んでおくのが相応しいであろう。
たとえば、福島原発の除染廃棄物の最終処分場が未決であるという問題について今後の見通しを尋ねられると、大臣は「私の中で三十年後を考えた時に、三十年後の自分は何歳かなと発災直後から考えていました。だからこそ私は健康でいられれば、三十年後の約束を守れるかどうかという、そこの節目を見届けることが、私はできる可能性のある政治家だと思います(中略)だからこそ果たせる責任もあると思う」と応じたのであるが、そこに会話は成り立っていない。
思い返せば父の純一郎元首相も似たような語法の使い手ではあり、会話が成立しないことで有名であった。たとえば、過去に勤務実態のない不動産会社の厚生年金に加入しており、年金の支払いも受けたという事実が明るみに出て「違法ではないか」と国会で問われた際は、「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」とおどけてみせた上で、その会社の社長には大変な恩義があるのだとかいう全く関係のない話をして追及を逃れてしまった。
ただ、純一郎元首相の政治の流儀が「小泉劇場」と呼ばれたのに対し、進次郎大臣の言動は今のところ、演劇というよりはお笑いに近いものとして受け取られているようだ。インターネットの上では、「進次郎大臣が真顔で言いそうな、内容の無いセリフ」を考える大喜利が催されているようで、大手新聞にまで取り上げられる始末である。
「赤を上げて、白を下げないとどうなると思いますか? そう、赤と白が、上がるんです」
「年末年始。年の瀬。師走。こういう言葉を聞くたびにね、いつもこう思ってきました。もうすぐ大晦日だな、と」
「皆さん、私は、みなさんに、十二時の七時間後は七時であり、十九時でもあるということを真剣にお伝えしたい」
我らが大臣の発する言葉はたしかに、これに類するナンセンスなお笑い種にほかならない。しかも彼は将来の首相候補とまで言われるのであるから、自民党政権そのもの、ひいては我が国の政治そのものの水準を象徴してもいる。
だが、笑えないのは我々を包囲する時代の状況である。
国際関係は相変わらず不安定で、我が国の周辺に限っても、韓国との間では歴史認識をめぐる諍いが絶えず、ロシアからの領土奪還は見通しが立たず、中国に対しては軍事上の牽制が必要で、アメリカとの間にも貿易をめぐる厳しい駆け引きがある。世界を見渡せば、アメリカの覇権が衰退するとともにEUは崩壊の兆しを見せており、さらには十何年かぶりに深刻な金融危機が起きても不思議ではないと囁かれ始めている。国内に目を向けても、三十年にわたって破壊的な改革が繰り返された結果、社会は疲弊し切っている。
動揺の時代には、とりわけ慎重で巧みな言葉遣いが求められる。どうも進次郎大臣のような政治家に喝采を送る向きは、「発信力が大事である」などと主張しがちなのだが、上辺の表現力──それすらも疑われているのではあるが──で生き抜いてゆけるのは、秩序の安定した平穏な時代に限られるのだと知る必要がある。
★★★ 上記の小泉新大臣の話など、確かに「お笑い」の範疇で誰も相手にしない。ましてや「平時でなく有事」の今は
「笑うにも疲れる」私だ。
いろいろ書いてきたが、本当に安倍さんはそのような「習近平」を国賓として迎えるのか。
ああ、日本が信用と名誉をこのようなおバカな宰相によって「天安門事件」で世界から孤立していた中国を「天皇皇后の訪中」で救った?ように汚点中の汚点になるのだろう。
もしトランプ大統領とすり合わせしているとすれば、自ら「国家の名誉を捨てて朝貢外交」をしたことになる。
何を書いても無駄な気がするが、それでも日本国民としてつまらない政治家の踏み台にされてはならない。
「政治家は決して責任はとらない」・・・踊らされたことを後になって悔いてもどうしょうもない。
久しぶりに「保守の真贋」を読んだ。西尾幹二氏が気迫を持って書いた本だ。
私はブログで2017年にその感想や西尾氏の「国民に危機を知らせなければならない」というyoutubeも貼っている。
https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/4b73c23f39d5a5fd072bbb4f8758bd50
私の考えは今も同じだ。
西尾幹二著『保守の真贋』(徳間書店)
目次
第一部 ・ 日本を窒息させている自由民主党と保守言論知識人
一 「安倍さん大好き人間」はどのようにして生まれ、日本政治をどう歪めたか
──二〇一七年の状況を踏まえて
二 第一次安倍政権誕生の頃に私はすでに彼の正体を見抜いていた
・ 日本列島が軍事的に脅迫されている情勢下で
ついに出された憲法改正への安倍新提案(二〇一七年五月三日)
一 思考停止の「改憲姿勢」を危ぶむ
二 相手の剣幕にひるむ日本外交 三 岸田文雄外相の器を問う
──今ほど政治家や官僚たちの見識、勇気、人格が問われているときはない
四 アメリカへの依存は動かぬ現実、依存心理が日本の問題
五 安倍首相、なぜ危機を隠すのか
──中国軍機の挑発に対して
・ 首相に妄信追従するエセ保守を弾劾する 加藤康男・西尾幹二緊急対談
・ 保守とは何か──私の主要発言再録
一 生き方としての保守 二 日本に「保守」は存在しない 三 「日本会議」について 四 天皇は消えない 五 宣戦布告を誰がするのかを考えていない 憲法改正なんてあり得るのか
第二部 ・ 現代世界史放談
一 広角レンズを通せば歴史は万華鏡
二 オバマ広島訪問と「人類」の概念
三 世界の「韓国化」とトランプの逆襲
四 イスラムと中国、「近代」を蹂躙する二大魔圏
・ 歴史の病原体とその治療
一 現在に響くGHQの思想的犯罪
二 ジャパン・ファースト・の出発点は歴史教科書運動だった
あとがき
民族の生存懸けた政治議論を 保守の立場から保守政権を批判する勇気と見識が必要だ
平成28年8月18日産經新聞「正論欄」より 評論家・西尾幹二氏
今でも保守系の集会などでは当然ながら、安倍晋三政権を評価する人が少なくなく、私が疑問や批判を口にするとキッとなってにらまれる。
「お前は左翼なのか」という顔をされる。
今でも自民党は社会体制を支える最大級の保守勢力で、自民党の右側になぜか自民党を批判する政治勢力が結集しない。
欧州各国では保守の右側に必ず保守批判の力が働き、米国でもトランプ一派は共和党の主流派ではなかった。
先進国では日本だけが例外である。
≪≪≪仲良しクラブでは窒息死する≫≫≫
日本政治では今でも左と右の相克だけが対立のすべてであるかのように思われている。
民主党も民進党と名を変え、リベラル化したつもりらしいが、共産党に接近し、「何でも反対」の旧日本社会党にどんどん似てきている。
ここでも左か右かの対立思考しか働いていない。自民党も民進党もこの硬直によって自らを衰退させていることに気がついていない。
それでも国内の混乱が激化しないのは、日本は「和」の国だからだという説明がある。まだ経済に余裕があるからだとも。
米国のある学者は、世界では一般に多党制が多く、二大政党制を敷く国は英国をモデルにしたアングロサクソン系の国々で、ほかに一党優位制を敷く国として、日本やインドを例に挙げている。自民党を喜ばせるような研究内容である。
しかし選挙の度に浮動票が帰趨(きすう)を決めている今の日本では、一党優位制が国民に強く支持されているとは必ずしも言えない。
仕方ないから自民党に投票する人が大半ではないか。
党内にフレッシュな思想論争も起こらない今の自民党は日本国民を窒息させている。
「受け皿」があればそちらへいっぺんに票が流れるのは、欧米のように保守の右からの保守批判がないからだ。
左右のイデオロギー対立ではない議論、保守の立場から保守政権を正々堂々と批判する、民族の生存を懸けた議論が行われていないからである。
保守政党が単なる仲良しクラブのままでは国民は窒息死する。
一党優位制がプラスになる時代もあったが、今は違う。言論知識人の責任もこの点が問われる。
≪≪≪保身や臆病風に吹かれた首相≫≫≫ 私は安倍首相の5月3日の憲法改正案における第9条第2項の維持と第3項の追加とは、矛盾していると、6月1日付の本欄で述べた。
そのまま改正されれば、両者の不整合は末永く不毛な国内論争を引き起こすだろう、と。
今は極東の軍事情勢が逼迫(ひっぱく)し、改正が追い風を受けている好機でもある。
なぜ戦力不保持の第2項の削除に即刻手をつけないのか。空襲の訓練までさせられている日本国民は、一刻も早い有効で本格的な国土防衛を期待している。
これに対し、首相提案を支持する人々は、万が一改憲案が国民投票で否決されたら永久に改憲の機会が失われることを恐れ、国民各層に受け入れられやすい案を作る必要があり、首相提言はその点、見事であると褒めそやす。
さて、ここは考え所である。右記のような賛成論は国民心理の読み方が浅い。
憲法改正をやるやると言っては出したり引っ込めたりしてきた首相に国民はすでに手抜きと保身、臆病風、闘争心の欠如を見ている。外国人も見ている。
それなのに憲法改正は結局、やれそうもないという最近の党内の新たな空気の変化と首相の及び腰は、国民に対する裏切りともいうべき一大問題になり始めている。
≪≪≪保守の立場から堂々と批判を≫≫≫
北朝鮮の核の脅威と中国の軍事的圧力がまさに歴然と立ち現れるさなかで敵に背中を向けた逃亡姿勢でもある。
憲法改正をやるやるとかねて言い、旗を掲げていた安倍氏がこの突然の逃げ腰-5月3日の新提言そのものが臭いものに蓋をした逃げ腰の表れなのだが-のあげく、万が一手を引いたら、もうこのあとでどの内閣も手を出せないだろう。
国民投票で敗れ、改正が永久に葬られるあの幕引き効果と同じ結果になる。
やると言って何もやらなかった拉致問題と同じである。
いつも支持率ばかり気にし最適の選択肢を逃げる首相の甘さは、憲法問題に至って国民に顔向けできるか否かの正念場を迎えている。
そもそも自民党は戦争直後に旧敵国宣撫(せんぶ)工作の一環として生まれた米占領軍公認の政党で、首相のためらいにも米国の影がちらつく。憲法9条は日米安保条約と一体化して有効であり、米国にとっても死守すべき一線だった。
それが日米両国で疑問視されだしたのは最近のことだ。今まで自民党は委託された権力だった。
自分の思想など持つ必要はないとされ、仲良しクラブでまとまり、左からの攻撃は受けても、右からの生存闘争はしないで済むように米国が守ってくれた。
しかし、今こそ日本の自由と独立のために自民党は嵐とならなければいけない。保守の立場から保守政権を堂々と批判する勇気と見識が今ほど必要なときはない。(評論家・西尾幹二 にしおかんじ)
★ そして産経新聞にはもうひとつ西尾氏の記事が載った。 http://news.livedoor.com/article/detail/13532126/ ・・・リンクをクリックで読むことができます。
★ 西尾氏は今言い始めたのではない。ずっと前から警告を出し続けていた。
また西部邁氏、三宅博氏、三橋貴明氏、佐藤健司氏・・・それぞれ保守といっても立場を別にすると思える方々も「憂国」の気持ちから安倍政権批判をしていた。
それは本当に誠心誠意のものだった。
西尾氏は「拉致問題」のことも「討論」の最中で隣の席にいる三宅博氏にご自身の知らなかったことも謙虚に質問されており、「私は知らなかった」と仰ったこともかえって敬意をもった。
★★ インドに円借款1900億円 首相、首脳会談で表明へ 2017/9/14付日本経済新聞 朝刊・・・また・・・日本の防衛におカネをつかってください!!
ところで前回の「プライムニュース」の西部邁氏のお話を聴いた方がメッセージをくださいました。
・・・西部さんの発言で、昔最初に「JAP」を聞いた時はビックリしましたが、 今は「JAP」の使い方は非常に効果的・真実的な使用法だと思います。 その他の発言も実に正論です。
今回の中谷氏の発言は、WGIPの残滓が効いているのが大きいのと、一般国民の多くが 「JAP」ですから、議員を続ける(当選する)にはあのような発言に成るのだと思います。
もし有権者が「JAP」で無ければ、あの故三宅議員が落選することは、無かったでしょう。
以上、メッセージを下さった方に心からお礼を申し上げます。
故三宅博先生・・・三宅先生が大阪駅前で街頭演説をされた時、私はボランティアとして同行していた。
ものすごい真摯な演説だった。拉致問題・現政府のことなど、道行く人が立ち止まって聴き入った。
ある人が私に「あの政治家は誰?」ときいた。
私は誇りをもって「三宅博先生で前衆議院議員です」と伝えた。
街頭演説が終わってそれを三宅先生に伝えると、「八つ裂きにされても構わない、という気持ちで話した」と仰った。
私は感動して徹底的に先生を護ろうと思った。私は気迫だけは強い。
そのことを先日、三宅夫人にお話した。三宅夫人も感動してくださった。
「私は誰に投票したらいいの?今も毎回、三宅博、って書いているのです」と私は言った。
三宅夫人は感激された。
10月の初めに三宅博先生が「僕の大切な人だ」と仰ったグアムの芳賀建介氏に大阪でお会いした。
三宅夫人と二人で芳賀建介氏の講演に参加した。
その会場には三宅博先生のなつかしい写真があった。
三宅夫人と私は万感の思いだった・・・芳賀建介さま、ありがとうございました。