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中国、世界各地に「100か所超の海外秘密警察署」/米中とサウジ/中村逸郎氏、「カザフスタンがウクライナに協力か?」

2022年12月11日 | 政治

中国、世界各地に100カ所超の「海外秘密警察署」、「領事コールセンター」と説明

Record China

中国当局が反体制人物の監視と送還のため世界各地で違法に運営する「海外秘密警察署」が100カ所を超えることが分かった、と韓国・中央日報が米メディアの記事を引用して報じた。韓国内にも1カ所あるとされるが、中国側は「領事コールセンターにすぎない」と説明している。

米CNNによると、スペインのマドリードに本部を置く人権団体「セーフガードディフェンダーズ」は4日に報告書を通じ、韓国の1カ所を含め中国当局が運営する海外秘密警察署48カ所の存在を追加確認した。韓国で運営される該当施設の正確な所在地は把握されなかったという。

これに伴い、中国の秘密海外警察署は53カ国102カ所に増えた。セーフガードディフェンダーズはこれに先立ち9月、21カ国に54カ所の中国の海外秘密警察署があると暴露した。今回の報告書に韓国とオーストラリア、ロシアが追加されるなど、中国の海外秘密警察署は以前より大幅に増加した。

CNNは海外秘密警察署について「中国当局が海外に居住する自国民を監視したり必要に応じて本国に送還したりする目的で数年前に設立した」と言及。「中国公安部が四つの地域に分けて管理している」と伝えた。

セーフガードディフェンダーズはフランスとスペイン、セルビアで中国国籍者が秘密警察の脅迫を受けて帰国した事例を紹介。「海外秘密警察署が海外の中国反体制人物を監視して強制送還している」と明らかにした。同団体のローラ・ハース氏は「中国が世界各地で反体制人物を弾圧して人々を困らせ、時に彼らの意思に反して中国に送還されることもあると脅す試みが増加している」と話した。

これに対し、中国政府は反論した。外交部は「コロナ禍の余波で困難に陥った海外僑民のためのもの」とし、運転免許証更新などを支援する「領事コールセンター」にすぎないと主張した。

英BBCはオランダにも同様の海外秘密警察署があると報道。同国外務省の報道官は「そうした取り組みについて、中国政府から外交チャンネルを通しては聞いていない。それ(中国の行為)は違法だ」と非難し、「中国国民がここオランダで脅しや嫌がらせを受けているとされるのは非常に心配なことだ。警察が当該人物に保護を提供するため、どういう方法があるか検討している」と述べた。(編集/日向)

中国、世界各地に100カ所超の「海外秘密警察署」、「領事コールセンター」と説明 (msn.com)

他にも・・・
中国の〝秘密警察網〟が世界中で急拡大 逃亡中の中国人容疑者23万人の確保狙う - The News Lens Japan|ザ・ニュースレンズ・ ジャパン

中国、韓国など世界に「秘密警察署」最小102カ所違法運営…中国「領事コールセンターにすぎない」(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース


これは注目すべき解説!!
12-10 習近平が接近するサウジは米国から大量に兵器を買っている



走り書き・・・現在アメリカとサウジが冷めていて中国に近づいていると報道が多いが実際は中国のハイテク機能が再起不能の状態になるという予想、アメリカのイスラエル派はサウジに今まで通り売るのはよくないと心配している。
アメリカはシエールガスを量産、サウジは不安になっている。サウジは独裁政権。

ジャーナリストの殺害にサウジ皇太子が関わっているということでアメリカ構内も良く思っていない。中東の事を考えると、反イスラエルが多くそれをバックアップしているアメリカも嫌う。しかし政権はアメリカやイスラエルとの関係もよくしておきたい。
サウジはジャーナリスト殺害で「人権問題」といわれると困るのでアメリカに反発しているが、サウジとイランの関係から中国に近づきすぎることはあり得ない。
イスラエルはサウジに武器輸出を大量にすることは反対している。
アメリカから大量の武器を買ってきたサウジは反イスラエルとなったり中国共産党に武器秘密を探られることを考えると中国に寝返ると考えることはできない。


【ロシアへの攻撃】中村逸郎氏の見解「ロシア国内のウクライナ協力者を利用した攻撃」「カザフスタンが協力か」...プーチン大統領は方針大転換か(2022年12月9日)




中村逸郎氏は2つの可能性を示唆。①ロシア国内のウクライナ協力者を利用した②ロシアと離反しつつあるカザフスタン側から協力があった…というもの。プーチン大統領は急遽、安全保障会議を開催して「核戦争の脅威」をちらつかせていますが、中村逸郎氏は、核の可能性を繰り返し言及することで核使用のハードルが下がっていくことを危惧しています。  (2022年12月9日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

中村教授・・・カザフスタンがウクライナに協力?
,ロシア国内からウクライナ協力者がいる。ロシアの防空システムの責任者が、ウクライナからはあり得ないだろう。ロシアからロシア人の協力者が撃ったのではないか、と報じられている。

.タラソフ州への攻撃は「カザフスタン」とウクライナの連携か?カザフスタンの国内からロシアに撃ったのではないか、と軍事専門家が言う。ロシアとカザフスタンの防空システムは甘いのでドローンをそこから撃ったとなると、プーチンへの包囲網ができつつある?

これらから世界を巻き込む大きな動きが出てくる恐れもある。「あらゆる手段をとる」というのは「核使用」が考えられているという可能性は結構あるのではないか?プーチンは繰り返し発言し、ハードルが低くなっているのでは?
米・CIAバーンズ長官と露・ナルイシキン対外情報局長官が会談も「いかなる交渉も行っていない」と言っている。
アメリカのバスケット選手と武器密売の「死の商人」と呼ばれるポウト受刑者とを交換したこと。
ポウト受刑者はワグネルという戦争人材会社を作った、はやくロシアに帰したいというアメリカ側の考え。
ゼレンスキー大統領はアメリカをも注視し、疑いを持っている。

プーチン大統領「受刑者の交換可能」 米国との対話維持

ロシアのプーチン大統領は9日、米国とロシアの間の受刑者交換で双方が釈放されたことに触れ「ほかの交換も可能だ。今後も拒むつもりはない」と発言し、米国人の追加の解放に含みを持たせた。ウクライナ侵攻に関わる交渉にはつながっていないと説明しつつ、米ロ間の対話を維持する考えを示した。

訪問先のキルギスでロシアのメディアと会見した。プーチン氏は8日に成立した米国との受刑者の交換について「交渉と妥協点を探った結果だ」と述べた。「一定の雰囲気を醸成しているのは事実」とも発言し、米国との対話を続ける考えを示した。一方、今回の枠組みの中でウクライナ侵攻など他の問題が議論されることはないと強調した。

8日にロシアが米女子プロバスケットボールのブリトニー・グライナー選手を、米国がロシアの元軍人で服役中のビクトル・ボウト受刑者をそれぞれ釈放した。ロシア当局は2月、グライナー氏が大麻オイルを所持していたとして拘束した。ボウト氏は武器密輸などの罪で服役していた。

ロシアは現在も元米海兵隊員ポール・ウィラン氏の拘束を続けている。ロシア側が同氏の解放に動くかが次の焦点になりそうだ。

ロシア軍とウクライナ軍はウクライナ東部ドネツク州などで攻防を続けている。ウクライナ軍参謀本部は10日、同州北部のバフムト地区で20以上の集落がロシア軍に攻撃されたと表明した。

ウクライナのクレバ外相は8日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで「我々は自国の領土を解放することに集中している」と述べる一方「ロシアがウクライナで何をしてもいいのに対し、ウクライナに同様の権利がないという考え方は道義的にも軍事的にも誤りだ」と発言した。

ロシア各地では最近、空軍基地などへのドローン(無人機)による攻撃が続いた。ウクライナ政府は公式には認めていないが、クレバ外相の発言はドローン攻撃への自国の関与を示唆した可能性がある。

プーチン大統領「受刑者の交換可能」 米国との対話維持: 日本経済新聞 (nikkei.com)



 これは別のサイトから読んだものだが・・・
ロシアの「兵士の母の会」でプチン大統領は「人間はいつかは死ぬ」、などと発言、問題になっている。
・・・これにはこの「母の会」は偽物で傀儡と見られていて、本物の「母の会」は「誰にしゃべっているの!!」と抗議し、今はオンラインが遮断されてしまった。傀儡のはずの「偽母の会」でも問題になっている、ということはもうどうしょうもないということだ。


米高官「ロシアとイランの関係、本格的な防衛協力へと変化」…強い警戒感あらわに

読売新聞

【ワシントン=淵上隆悠】米国家安全保障会議のジョン・カービー戦略広報調整官は9日、記者団に対し、「ロシアとイランの関係が、本格的な防衛協力へと変化している」と述べた。両国の関係深化は、ロシアが侵略しているウクライナだけでなく、中東地域の脅威になるとして強い警戒感をあらわにした。

カービー氏によると、イランは8月以降、ロシアに数百機の無人機(ドローン)を提供し、さらに弾道ミサイル数百発の供与やドローンの共同生産を検討している。

 ロシアもイランに対し、「前例のないレベルの軍事的、技術的支援を提供している」とし、具体的には、ヘリコプターや防空システムなどを提供している可能性があるという。
イラン側が今春、ロシアの主力戦闘機「Su(スホイ)35」の操縦訓練を受けたとの情報があることも明かし、来年にも機体を受け取る可能性があると分析した。

 カービー氏は、両国の接近は国際社会にとって有害であり、あらゆる手段で防ぐ必要があると強調した。
米政府は9日、イランからのドローンの輸送に関わったとして、露航空宇宙軍など3機関に制裁を科した。

米高官「ロシアとイランの関係、本格的な防衛協力へと変化」…強い警戒感あらわに (msn.com)


一応、ご参考まで・・・国会最新youtubeです。多分岸田政権はこれで難しくなるでしょう。

自民党内で反対・疑問の意見述べた議員約8割 防衛力強化財源としての増税



稲田朋美元防衛大臣は「増税に賛成」のようです。とんでもないですね。
アメリカのマティス国防長官(当時)に自分と米長官の写真を貼って「バレンタイン」だなんて・・・普通のズレ方ではない。またもやこの元防衛大臣がとんでもない発言をしている。
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萩生田?この壺政治家に一任? 岸田氏もこれではもはや先はありません。

ところで政治ですが、国民を護る、ということは大きくズレている。
私が思うには「憲法改正」を言うことで解決するのでしょうか。国民はウクライナや韓国にもあるシェルターすらないのです。この修羅場をどう乗り切るのか、一切無責任な「定型的」なことは聞きたくない、このことはたびたび書いてきましたが、また書きます。



「信者同士でやったことに...」責任なすりつけ?旧統一教会"養子縁組"問題「教団のメーリングリストで養子探し」鈴木エイト氏"救済法案"の抜け穴を解説   
4分50秒から「おカネは返ってこない」、鈴木エイト氏の言う通りです。
もともと「宗教」という名のカルトと政治がくっついたことに大きな間違いがあるのです。



マインドコントロールについて、これを取り込むのは極めて難しい。
上のふたつは、また別の時に書きます。今は動画紹介だけです。

防衛のことも、大変複雑です。政治家はどこまで勉強をしているというのでしょうか?


ブログのティールーム
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本日はイタリアの偉大なバリトン、カップッチッリが歌うグノー作曲「ファウスト」から
ヒロインの兄ヴァランタンの出征の歌です。

Faust: Faust, Act I: O sainte medaille - Avant de quitter ces lieux



読書コーナー

 


奥山篤信氏の最新著作「僕が選んだ近代建築家50傑」、世界の名建築を美しい写真と建築家と世界の歴史を垣間見ながらゆっくりと冬の日々に読むに最適の本です。
著者の奥山氏は京大で建築を学び、「理系」の学生として日々に学んだ思い、そして年月を経てご自身のお考えや経験から得た美学と建築をめぐる大自然の背景や歴史、近代の名建築を絶妙な筆致でお書きになっています。この本の紙質も良く、写真が美しく映えて全体のバランスの中で理解しやすい構成、ユニークな解説と著者の鋭い感覚が迫ります。やはり奥山氏は「天才肌」ですね。どのページを開いても読み手に瞬時に伝わってくるのです。
私のような素人の読者に専門知識がなくても、無理なく伝わってきます。大切な本を得た、というわくわく感もあります。著者は「理系」だけでは物足りないのか、その枠をさらに広め、東大では「経済」を学ばれ、8か国語も自在に操られるのですが、その間口の広いこと、そして快活で天衣無縫な生き方を今も留まるところを知りません。
奥山氏はメトロポリタン歌劇場の常連であり、オペラにも詳しく、(鴎外のような理系文系音楽系マルチ的な才能)、直感は漱石でしょう。



右側の西村正氏の最新本「石原莞爾の精神病理」は医師である著者が希代の天才軍事家の姿を明らかにしていきます。
西村正氏と知り合えたのは、故三宅博先生の「自称おっかけ」だったということをお伺いして、講演も聴き、そして今までの本も読んでいて、特にこの本は期待して購入。
《満洲国建国90年…稀代の天才軍略家「石原莞爾」が満洲合衆国に見た夢とは?さらに精神病理学の角度から、戦後の空想的平和主義者に変節した謎に迫る。》
他に「戦ふ鴎外、最後の絶叫」も出版されています。
鴎外はドイツで医学を研究し、現地では恋人のドイツ女性とヴァーグナーの旋律を口ずさむ、それは「タンホイザー」であり「トリスタンとイゾルデ」だった・・・というように頻繁にオペラに通ったこと(これは書かれていませんが)私はもっと鴎外を知りたいと思っていました。医学を軍医となるよう志すかたわら、文学、ヴァーグナーの音楽などから・・・私は鴎外の人物像に興味大です。

奥山篤信氏の「エモーショナルな東京五輪観戦記」・・・各国の選手たちの活躍、そしてベルリン大会のことなど縦横に書かれておりあの時代の名選手の試合への気持ちと覚悟、国の政治的な意味から心の中は自由になった選手たちの活躍。
このくだりは本当に超感動です。

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