7月13日、ペンシルベニアで演説中のトランプ前大統領が狙撃された。
聴衆の一人が死亡、狙撃犯も撃たれて死亡、他に一人が重症。前大統領は無事。犯人の背後関係は現時点で不明。
トランプ氏は右耳の上部を撃ち抜かれたと発表。
犯人は警護が射殺。 観客の一人が死亡。一人が重体。
犯人は「白人男性」と「中国人」の二説ある。
Xではこんな記事があった。なぜ「中国人」などと?
この記事はデマとわかった!!
上記の記事はデマ
【ワシントン共同】米メディアによると、連邦捜査局(FBI)はトランプ前大統領を銃撃した人物をペンシルベニア州に住むトーマス・クルックス容疑者(20)と特定した。
毎日新聞によると・・・
米東部ペンシルベニア州バトラーで起きたドナルド・トランプ前大統領(78)の銃撃事件で、米紙ニューヨーク・タイムズは13日、捜査当局が容疑者の白人男性が所持していた半自動小銃AR15を押収したと報じた。容疑者は大統領警護隊に殺害されており、捜査当局は身元を特定するため、銃の購入履歴などを調べている。
AR15は殺傷力が高く、過去の銃乱射事件でもたびたび使用されているが、購入や保有は禁止されていない。【ワシントン秋山信一】トランプ氏銃撃の容疑者は白人男性 半自動小銃を押収 米紙報道 (msn.com)
「私が大統領を退任した頃、米国史上で最も不法移民が少なかった。史上最悪の大統領(バイデン氏)が就任し、何が起きたかを見てほしい」。バイデン政権の「泣きどころ」とも言える国境管理の混乱を批判していた時、突然発砲音があり、トランプ氏は右耳を押さえ、身を伏せた。
すぐに大統領警護隊(シークレットサービス)の担当者らが壇上に殺到してトランプ氏に覆いかぶさるように防護した。
しかし、周囲の状況を確認後、数人の警護担当者に周囲を固められ、壇上から退避する際、トランプ氏は「待て、待て」と制止した。髪形や開襟シャツの首元には乱れがあったが、身なりに構わずに右手のこぶしを4回突き上げた。パニック状態で悲鳴を上げていた聴衆は、トランプ氏の姿を見て、歓声を上げた。
広報担当者は「トランプ氏は大丈夫だ」と語っており、今後も選挙戦は継続するとみられる。
トランプ氏が正式に候補指名を受ける予定だった共和党大会(15~18日)は、予定通りに実施されるかどうかは不明だ。ただ事件を乗り越えて出馬にこぎ着ければ、有権者へのアピール材料になる。
一方、民主党にとっては、選挙に向けて対応が難しい面がある。21年1月にトランプ氏の支持者らが連邦議会を襲撃した後、民主党は「トランプ氏が政治的暴力をあおった」と批判してきた。しかし、トランプ氏が被害者になったことで、今後こうした批判をしづらくなった。再選を目指すジョー・バイデン大統領(81)が6月のトランプ氏との討論会で高齢による衰えへの不安を露呈し、出馬の是非を巡って党内が揺れる中、民主党の選挙戦略にまた一つ難題が増えた形だ。【ワシントン秋山信一】
トランプ氏銃撃、大統領選にも影響必至 民主党は選挙対応で難しさも (msn.com)
13日の金曜日をアピールして狙っていたのかどうかはわからない。
この日を狙うテロは過去にもあった。
実は私は欧州の選挙を見ていて、フランスの「右派」とよばれるルペンなどの勢力に危惧を感じていた。フランスは「左派」のほうがまともで「右派」は危険だ。これはフランスという国の事情でもある。
そこでイタリアの女傑、メローニ首相の演説をUPする予定であった。
これは勇気ある筋の通った演説である。
イタリアのメローニ首相「イタリアを欧州の難民キャンプにはさせない」
ブログ主・・・メローニは「祖国統一運動」(19世紀末)からの正統的な愛国者であり、ロッシーニやヴェルディなどのオペラ作曲家、ガリバルディ将軍、詩人ダンヌンツイオらの真の愛国の継承者でもあるように思える。
2歳で父が母を捨てて家を出て、母親は必死で3人の子を育てた。しかし生活は苦しく、ルンペンのような生活までしていた時もあり、学校ではみすぼらしい服装をからかわれていじめられたが、成績は優秀、高校の進学はできなかったので独学。英語・フランス語、その他の外国語も自由に操り演説した。後にジャーナリストのイケメン男性と結婚し、娘を生むが、夫が「他の女を口説いた」と激怒して数日後に放り出した。自分の母が苦労して子育てした苦しみを知っているのであろう。
メローニはフランスのルペンとは違う。移民・難民においても「移民難民斡旋業者」の悪をあばき、難民がもとの国で過ごせるように政治を推進するべきだ、という。でないとこの問題は終わらない、と。
メローニ夫妻、昨年別れた。
もちろん、日本とイタリアとは違う、しかしメローニの命がけの活動には心うたれる。
他にブログに書こうと思っていた記事があるが、また後日にします。
ブログのティールーム
本日はヴェルディ作曲「シチリアの夕べの祈り」から~ありがとう、愛する友よ
マリア・カラスが得意とした曲です。
Les Vèpres Siciliennes: "Merce, dilette amiche"
このオペラは史実をもとに作曲、フランスに占領されたシチリアを救おうと島民が団結、
その後、この歌のあとに「教会の鐘の音」を合図にシチリア島民が決起、フランスの常駐軍を攻撃、血塗られた恐ろしい場面で終わります。
ヴェルディ自身は「最後の場面に悔いが残る」と・・・。
これ以降、ヴェルディはフィナーレを「天上的ピアニッシモ」で書いたのです。
「マリア・カラス」という名ソプラノの名前の赤い薔薇です。