先の知事選に関して、小池百合子候補と蓮舫候補のことを「左派」として有名な北原みのり氏が見事に書いていた。(北原さんについては保守から否定的な意見が以前からあるし靖国神社前で裸の写真を撮ったり醜聞は知っている)、しかしここでは石丸氏に対する実際の文について「同感」としたのは別問題。
以下、UPしました。政策に対する違いは脇に置いて、今回の彼女の鋭い感性だけを書く。
以下、北原みのり氏の文
>7月5日金曜日の夜、新宿で街宣していた小池氏に向かって「やめろ」コールが止まらなくなり、小池氏が30秒ほど演説を中断するということが起きた。ネットでは、「都民の怒りが都知事を黙らせた」というような勇ましい書き込みがいくつもあったので、気になって動画を見た。
実際に動画を見て驚いたのは、小池氏の対応であった。ネット上では「黙らせた」というような書き込みは多かったが、私には小池氏は「黙った」ように見えた。しかも黙っただけではなく、「やめろ」(←三拍子である)にあわせてリズムすら取っているように見えた。しかも口角は上がったまま、余裕の笑みを浮かべた状態で自分にエールを送る人に手を振っていたのだ。
なにこれ……「おまえは『やめろ』」のコールにあわせてリズムを取る政治家なんて前代未聞である。 小池さんが強いのは、こういうところなのかもしれないと思う。
小池さんは敢えて黙ることで女性候補者に大声を出す男性たちの存在を可視化させたともいえる。女は怒鳴る男が嫌い。女に怒鳴る男はもっと嫌いなのだ。とっさにそう計算して黙ったのではないかと思われるほど、小池氏の沈黙に敗北感はなかった。
全文は 負けた蓮舫支持者に見た「左翼的マッチョ感」と人心のリアル 女は女に怒鳴る男が嫌い 北原みのり(AERA dot.) - Yahoo!ニュース
ブログ主・・・小池百合子さんは「こんなひとたち」とは言わなかった。あの元首相のように・・・安倍さんが「こんなひとたち」と言った言葉が安倍応援団の活動家や支持者は勝ち誇ったようにいろんな批判をするときにこのフレーズを使った。これにはまともに批判をする人をもからかい、黙らせる「道具」となった。嘆かわしいことだ。
自分たちと異なる意見を拝聴する謙虚さなどどこにもない。ここから安倍氏の国葬まで
「反対する奴は日本人ではない、出ていけ!!」という暴言もSNSでは当然のように書き散らす、これにはかつて「尖閣問題」で中国船が日本の海保船にしかけたことを、ビデオで明らかにした「英雄視」された人物をはじめ、正しい意見のように「異なった意見」を蔑視し、黙らせようとした。これが政治のモラルの低下である。
トランプ氏の襲撃事件でも「安倍さんが守ったのだろう」というコメントが活動家に数多くあった。異なる意見を述べてきた私は不快になる。守ったのはSPである。
その写真を見て思ったのだが、SPは防具もなしで生身の身体を盾にしたのだ。
その中には女性もいた。犯人は絶対に許せないが、この守る姿勢に私は一瞬固まった。
SPに防具を、と思った。せめて強度があり動きやすい軽いヘルメットでも・・・素人の話なのでどうか怒らずにお願いします。
ブログのティールーム
本日はヴェルディ作曲「シチリアの夕べの祈り」~アッリーゴよ、心に語れ
ソプラノはマリア・カラスです。
I Vespri Siciliani Giuseppe Verdi - Arrigo ! Ah, Parli A Un Core
シチリアレモン(日本のレモンより大きい)
★ 私もこの曲をよく演奏会で歌いました。老親介護で演奏活動は休止しましたが・・・なつかしい・・・