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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

趙子龍長阪救阿斗

2011年05月24日 | 中国文化・歴史
趙子龍長阪救阿斗


「〇様」と書いているけれど、趙雲子龍なのだ。
曹操軍100万の中を「無人の野を駆ける」ように主君の赤ん坊を鎧の下に隠し、無事、主君のもとに送り届けるのだ。
その戦いぶりを見ていた敵の曹操は、「彼こそ真の英雄だ、殺すではないぞ」と弓矢を下げるよう命じる。

もう、赤ん坊は犠牲になったと覚悟していた主君の劉備は、趙雲が命がけで救ったことを知り、赤ん坊に頬ずりするが、いきなり赤ん坊を放り投げる。

あわてて赤ん坊を受け、驚く趙雲に、劉備は涙を流して言う。
「このバカ者(赤ん坊)の為に、大切な将軍(趙雲)を戦死させるところだった」と。

感激の涙にくれる趙雲・・・「士は己を知る者の為に死す、という言葉があります。」と・・・・・。

そして、その趙雲を橋の上で護り、曹操軍を河内弁の大音上で震えあがらせた張飛、「万人の敵」といって、ひとりで万人を相手に戦う英雄豪傑だったが、彼は情にもろいのだ。

もうひとり、劉備には関羽、そして軍師の諸葛亮がいる。
また、老将軍、黄忠、負けず嫌いで、関羽と一騎打ちをし、間違って落馬するまで一歩も引かなかった。
関羽は、落馬した黄忠が起きあがるのを待ち、勝負は明日にしよう、と言う。そして翌日、黄忠はわざと矢を関羽からはずすのであった。

やまびこ様・・・黄忠・・・。

・・・今の中国は何だ・・・。

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