Kenさまからコメントが届きました。
それは本当にうれしいご報告でした。
祖父は何とか死地からもちこたえ、家族にもしばしの安息が訪れています。
わたしが耳元で「海ゆかば」を歌ったのをさかいに、意識を取り戻した、らしいですが、もちろんそれは偶然でしょう、、、。
ベッラさんのお話にこころから感謝いたします。
「雨のブルース」のお話、トーマス・マンの「魔の山」で最後、戦場でハンスが「菩提樹」を歌ってたのを思い出します。
生き延びよ、という光。
祖父は子供の頃のわたしに「勉強しなくていいですよ、学校にも行かなくっていいですよ」といつも言ってたのを覚えてます。
楽しく生きなさい、平和なんだから、ということではなかったと思います。
ただ、生き延びよ、ということだったのでしょうね。(Kenさまより)
アプリさま、ご覧になって下さい、間にあったのですよ、そして今、意識を取り戻されたのですよ・・・。
アプリさまもいっしょに祈って下さったのです。
他にも鶏さまをはじめ、みなさまがご心配なさっていらっしゃいました。
歌声がご祖父さまに届いたのです。
生き延びよ、という「光」が歌声になったのです。
感動でいっぱいです。
kenさまがお祖父さまの耳元で歌ったことも届いたのですね。
感動です!
人間は寿命がある生物です。これだけは避けられ無い事実です。Kenさまが間に合ったのは奇跡です。
おそらく「海ゆかば」を聴いてびっくりして意識を取り戻されたのでしょうね。
歌声とはときに奇跡を生み出すものですね。
取り敢えず、間に合って良かった~!やはりひとりより二人、また、ベッラさまのブログのファンの方々の祈りの結果だと存じます。
いやはやなんとも言えない気持ちですよ。
とにかく間に合って良かった~!。
わたしの歌のちからというよりはやはり、歌そのものの力でしょう。海軍であった祖父を目ざませる名曲の力であり、そこに込められた皆様を含む万霊の祈りの、穏やかだが、強い力です。
今朝、わたしはキリスト教会に礼拝に行きましたが、あろうことか、牧師様の説教のテーマは「英雄」でした。
、、、イエス様は英雄となろうとしたのではなかったし英雄ではなかった、、、。彼が得たのは栄誉ではなく、罵倒であり、さげすみであり、汚名であった、、、ユダヤ民族を思ってやった行動はユダヤ民族に憎悪のうちに殺されるという結末を迎えた、、、。
しかしどうでしょうね、わたしは、イエスよあなたは英雄ではないがサムライだ、と呼びかけたいところです。
そういえば2.26事件の将校たちは十字架に貼り付けとなって銃殺されたのでした。
かれらは靖国に祭られてない、英雄ではない、しかし、イエス同様、ひとつの民族、ひとつの神の為に信念を曲げなかったのでした。
音楽家として本来のお仕事に間髪を入れず戻られている、すごいな、と思います。
ご祖父さまも演奏家としてのお孫さんをいとしく、誇らしく思っていらっしゃることでしょう。
このブログにも素敵な国士が、いつも見護っていられます。心やさしい女性の方々、remmikki
さまやフローラはなさま、さらりんさま、そして今は大学で忙しいヴィットリアさま、またモナコ命さま(東北のかたです)、九州ではびーちえさま(リリコ・レッジェーロのソプラノで、日本のアメリタ・ガリ・クルチです)
他にも大勢の方々が見護り、また美声に期待していられます。
24日にはヨーロッパですね。
若いKenさまには未来があります。
アプリさまのように「万歳!」と叫びます!!
226の将校たちは心の「靖国神社」で国民はその中に入れていると思います。
昭和天皇はそのお気持ちがありながら、晩年悩まれたことでしょう。
昭和天皇も「靖国神社」にいらっしゃることができない、また沖縄を気にされながらついにいらっしゃることがなかった・・・。
すべて絵に描いたようにはいかないもので、その「表現し残した」ところにせつないながらも
美学があるように思われます。
それだけに決して反逆ではない方々を、今も思う人々が絶えないのも、描こうとして描けなかった部分に、ミケランジェロのマリア像の表情にみるような思いです。
ピエタ・・・。