ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

「思い出のスラブオペラ」の名歌手、ルージャ・ポスピシュ・バルダーニの歌う「カルメン」他2曲

2011年11月26日 | オペラ
Ru醇紡 Pospi醇} Baldani sings Carmen


素晴らしいメッゾ、ルージャ・ポスピシュの声だ、子供時代感動したこの豊麗なる美声、「ボリス・ゴドゥノフ」で圧倒的だったボドゥロフとポスピシュ、あとでボリショイオペラの同じオペラを聴いたが、この二人は本場のロシア人歌手にもまさっていたと思った。ルージャ・ポスピシュはイタリア人と結婚して西側に出てきたが、テノールのボドゥロフについてはあれっきりで、東側で歌っていた、そして1990年代に亡くなっていることがわかった。

remmikkiさまのおかげで「クロアチア~ザグレブ」という地名から昔の名演奏家を思いだした。こうして忘れることができない「超一流」の美声にも再会できた。

ルージャ・ポスピシュこそクロアチアの至宝である。
youtubeにコメントが寄せられているので、マテイヤさまとremmikkiさまに読んでいただけたらと思い、転載した。(一番上のはクロアチア語か?わからない)


Hvala za ovaj video. Nisam prije vidjela da ste i Vi iz Hrvatske pa sam napisala na engleskom. Ruža je odlična!


Thank you, Ufelan, for posting this! She is our Croatian mezzosoprano and she is WONDERFUL!


I listen to her in Buenos Aires in Gotterdamerung and Judas Mcabeus when I started going to the opera house!!!
She is great!!!


☆一番下のコメントにある曲目によると、彼女はワーグナー「神々のたそがれ」とヘンデル「マカベウスのユダ」のアリアを歌ったのですね。
すると、彼女はロシアオペラ、フランスオペラ、ドイツオペラ、イタリアオペラ、そしてヘンデル、など幅広いレパートリーをごく自然に持っていたのですね・・・さっきyoutubeでムソルグスキー「ホヴァンシチナ」のマルファのアリア(ロシア語)を聴きましたが、これも素晴らしい!!アップしたかったです。
                あ、私、入院中だった・・・でも楽しかったです。    Bella Cantabile (soprano)



☆☆ これは「クロアチア」の歌でしょうか。ルージャ・ポスピシュの若いころの録音です。マテイヤさまに♪

Ru醇紡 Pospi醇} Baldani 1968 - Ki so de醇Lki 醇Lrlene醇}i



☆☆☆ そしてルージャ・ポスピシュの素晴らしいロシア・オペラ、
   ムソルグスキー「ホヴァンシチナ」からマルファの予言

Ru醇紡 Pospi醇}-Baldani sings Marfa

 (歌詞の意味は、ガリーツイン公に未来を占うように言われ、マルファはゴリーツィン公の失脚と辺境への流刑を予言。 
中ほどから後のゆったりしたメロディーです。
何というスケールの大きさ、素晴らしい!!、ついについに!アップしてしまいました)

コメント (6)
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思い出の「スラブオペラ」の名歌手、リュボミール・ボドゥロフ、ヴェルディ「ドン・カルロ」を歌う。

2011年11月26日 | オペラ
Lyubomir Bodurov & Assen Selimski - Dio, che nell'alma infondere (excerpt)


NHKが招聘したスラブオペラでムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」で輝かしい声で偽りの王子ディミートリーを歌ったリュボミール・ボドゥロフをついにyoutubeで探した。
まだ子供だった私が感動した美声である。テレビでも何度も見て聴いた。

名前の綴りを失敗しながら検索、出てきました。
イタリアオペラを歌っても素晴らしいが、あの輝かしい声でロシアオペラを歌った重量級の声がなつかしい。

ヴェルディ「ドン・カルロ」から、友情の二重唱、向かって左がボドゥロフ、でも彼はクロアチアではない、確か「ブルガリアの至宝」とプログラムにあった。そうそう、彼の相手役のメッゾソプラノのルージャ・ポスピシュがクロアチア出身だった。イタリア人と結婚してバルダーニの名前で歌っていたのを知っている。
では彼女を探そう。これはバルダーニで検索すればすぐ出てくる。このメッゾも素晴らしい。
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入院4日目   (クロアチア反政府デモ隊が東日本大震災に祈り・・・8か月前の動画)    

2011年11月25日 | 日記
反政府デモ隊黙祷
1分15秒から人々の祈り、そして月に照らされ日の丸が・・・。

昨夜はさんざんな夢をみた。詳細はフローラはなさまへのコメントに書いたが、その夢は長くて、目が覚めたら「いかがですか」と主治医の回診が告げられて起きあがった。「今日から御食事を出しましょう」と先生はやさしくおっしゃった。
看護師さんは「おかゆより薄いおかゆです」と説明されたが、それでもうれしい。
昨夜はフローラはなさまがコメントを下さって「UFOは、やきそばです」って書いていらっしゃった・・・それは確か、アプリさまとフローラはなさまが、私の退院後、このブログで「怖い話」のコメント会話をなさる予定、私はそこでひとこと、怖さを振り払おうとしてそんな言葉を書いたのだが、その時「UFOはラーメンです」って書いたことの「訂正」だった。
そしてなつかしい「やきそば」の香りを思った。
月曜の昼食から後は何も食べていない。「やきそば」食べたい、と思った。それだけ。

今日は採血もない。だから輸血もない。
それでも「輸血がないとは言えない」とおっしゃる。
採血して必要だったら実施する、と言われた。いやだ、怖い。
昨日、パンダ夫人が凄いことを言った。
「輸血でエイズになってもなんでもいいから輸血せなあかんときはせんとあかん!」って。
パンダめ!! 彼女は情け容赦なしだ。
おまけに彼女は昨夜、「何が食べたい?」だなんて、電話でわざと訊いてきた。

彼女が以前、入院していた時も私は「見舞い」に行って、さんざんからかったので「仕返し」は覚悟しなければならない・・・。
なんという親友だ。彼女は100円ショップで買った英会話CDで「もとをとる」って猛勉強していた、「100円の値打ちってすごいね」って。それも驚いたが。

もっと、「まともな話」をしなければならない。
remmikkiさまから今朝コメントを頂いた。お優しいお見舞いの言葉だった。
クロアチアからホームステイの女性を迎えていて、remmikkiさまのブログは毎日拝見していた。
(私の「ブックマーク」でremmikkiのブログ、というところをクリックしたらすぐに行けるので是非ご覧下さい。

クロアチアを調べてみた。アドリア海の真珠、イタリアとはアドリア海をはさんで風光明媚なところ、かつてユーゴだったところだ。
首都はザブレブ、私が子供だった時、ザブレブ歌劇場の名テノール、リュボミール・ボドゥロフというハンサムで素敵な歌手の演奏を聴いた。
それからすっかりファンになった。デル・モナコを若くしたようなドラマティックな声でムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」のディミートリー役を魅力的に歌い、聴衆は拍手喝采、若い女性は「ステキ!」なんてあこがれていた。
ところが、彼がテレビに出演した時、驚いた。頭髪は少しだけ。
椅子からひっくりかえりそうになる、とはこのことだ。
・・・でもザブレブ、行ってみたい、と思った。
そして彼の相手役をしていたメゾでルージャ・ポスピシュという美声の歌手は、その後、イタリア人と結婚し、イタリアで活躍していることも知った。
名前もバルダーニとなっていた。

「クロアチア」・・・検索して調べた。旅行のサイトも見た。
そしてyoutubeで景色をもっと見よう、と思って検索したら、上記のような動画が出たのだった。
国内は大変らしいが、それでも東日本大震災で祈って下さった・・・ありがとうございます・・・。
remmikkiさまのところにいらっしゃるマティヤさま、どうぞ日本を楽しんで下さい。
皆様も、remmikkiさまのブログをご覧になって下さい。
時々、「雪やん」さまの2ちゃんねる情報が転載されています。


午後追加・・・父は便秘、昨日、訪問看護師さんが来られたら、その対応をお願いするように妹に頼んでいたのに、車椅子の散歩を優先(リハビリ運動)させてしまって、時間がきたという。
今から家に帰って世話したいが、今も24時間点滴の私・・・どうしょうもないので、訪問看護師さんに来て頂くように電話した。やはり妹は危機感なし、何を優先させるか考えていない、私が火曜に入院した時、父が3日便秘だから、でなければ看護師さんに処置してもらって、と言っていたのに。
昨年12月に父を連れてひどい医者にさんざんなことを言われ、仕方なく救急でS病院で助かった経験も話をしていたのに。老人は親身で世話しないと・・・経験でいろんな「しなければならないこと」がわかるのだけれど、電話しても平気な返事、私は心配症なのかもしれないけれど、父が苦しむのは耐えられないのだ。

携帯電話で午後4時から訪問看護師に家に来て頂くように特別にお願いした。
「私は入院中ですが・・・」と言うのが恥ずかしかった。
母を失ってから、母には精一杯したつもりだったけれど、それでも自分の世話の至らなさに今も悔いることがあり、老人に対してできるだけのことはするべきだと思っている。
妹は、慣れないので仕方がないけれど・・・。
・・・・・あとで電話できくと、父はスムースにできたって、ほっとしました。

もうひとつ、「温泉旅館」のお風呂でレジオネラ菌で男性死亡のニュース
<レジオネラ菌>浴槽で感染し男性死亡…群馬の温泉旅館
毎日新聞 11月25日(金)19時30分配信

 群馬県は25日、同県みなかみ町綱子の温泉旅館「別亭やえ野」に宿泊した大阪府交野市の60代男性が、浴槽でレジオネラ菌に感染し死亡したと発表した。浴槽水から県条例で定めた基準の1800倍に上る菌を検出したという。

 県によると、男性は10月18日に宿泊後、発熱やせきなどの症状が出てレジオネラ肺炎と診断され、11月6日に死亡した。男性の菌と浴槽水の菌の遺伝子型が一致し、県は温泉水のろ過器などの衛生管理が不適切だったとして、旅館を25日から4日間の営業停止処分にした。【鳥井真平】

【関連記事】
レジオネラ菌:大館市の温泉から検出、福祉センター休業 /秋田
スーパー銭湯損賠訴訟:レジオネラ菌で障害 3493万円支払い命令--地裁 /群馬

☆ 怖いですね~、基準の1800倍もの菌ですって。「別亭 やえ野」を検索してみました。
  素敵できれいな旅館ではありませんか。「口コミ情報」も絶賛でした。
  でもどうしたら、・・・お客は信じるしかないのですね・・・。


コメント (4)
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子供時代からの親友パンダ夫人あらわれる。

2011年11月24日 | 日記

☆ 楓橋夜泊   張継

  月落烏啼霜満天    月落ち烏啼いて 霜天に満つ
  江楓漁火対愁眠    江楓 漁火 愁眠に対す
  姑蘇城外寒山寺    姑蘇 城外の 寒山寺
  夜半鐘声到客船    夜半の鐘声 客船に到る

月は落ち烏は啼いて、霜の気は夜空に
満ちわたる。紅葉した川辺の楓と漁り火、
旅愁を抱いて私は最前からうつらうつら
しながら、それらと向かい合っている。
と、蘇州城外の寒山寺の夜半を告げる
鐘の音が、この船にまで聞こえてくる。
     (岩波文庫 中国名詩選より)

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レナータ・スコットが歌うプッチーニ「つばめ」~ドレッタの夢

2011年11月24日 | オペラ
Renata Scotto "Ch' il bel sogno di Doretta..."


レナータ・スコットは私にとってドラマティックなソプラノのステッラに次いで、優雅な気品あるソプラノとしてあこがれだった。
この曲は音大時代に歌った経験があるが、このスコットのように、エレガントでよくコントロールされた歌い方を少しでも習得したいと思っていた。
なつかしい思い出の曲である。
名画付き動画。
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