ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

中国習近平氏、昨年「ロケット軍」幹部を大粛清/奥山篤信氏の評論~個人と全体のジレンマ

2024年05月25日 | 政治

ブログ主・・・中国共産党政府は、台湾に与する国々を敵視しているが、このような強硬な手段をとる理由として、国内の「反習近平」の動きに恐れ、また彼の配下も多く「粛清」されている。この動画は1年前のものだが軍幹部・国営企業・司令官・人民銀行の幹部など多くが粛清された。しかも賢い政治家ではないこともデッチアゲがバレてきている。王毅らは表向きには習近平の側近のようだが、外交部も一枚岩ではないようだ。中国の歴史では内部の分裂が少しづつ広がってきたと思った時は既にどうにもならない局面にきていることが多い。
「台湾」独立の声に敏感なのは、台湾どころか国内の分裂も意識せざるを得ない段階にきているからであろう・・・そして習近平の独裁が中国の経済を潰してしまったことも、「ゼロ・コロナ」対策をして都市封鎖など強権的な手法で苦しめたことも、頭のよくない習近平政権の政治がもたらした弊害である。
(バカさでは日本も・・・「一党独裁」の真似事をしていた・・・)


「AI習近平」政策をすすめる方針も、笑い話ではない。これは中国の政治の敗北である。
中国で『AI習近平』誕生。「習近平思想」記した著書十数冊や公式文書で強化 (msn.com)

相次ぐ解任、病死、行方不明 中国習近平氏「ロケット軍」幹部を大粛清【日経プラス9】





ブログ主・・・「台湾有事は日本の有事」と安倍元首相は言ったが、こうして「ひとこと」で唱えるのは多くの間違いを生じさせる。
台湾は「現状維持」であり「独立」ではない、そして選挙もない中国本土も「香港」での中国政府のやりかたに疑問を持っている人も多い。・・・困るのは日本には台湾どころか自国を護る力もシェルターなどの設備もないのに、勇ましい言葉で台湾に期待させる酷い「政治運動」で、台湾はもとより日本にも破滅を招く恐れがいまのところ多いのだ。
私が行った2000年ごろの中国と今の中国を比べれば「締め付け」は驚くほどひどくなっている。
(この頃の私は老親介護でどこにも行けなかったが、東京の妹が一週間だけ来てくれて介護を替わって引き受け、それでやっと行けたのだった。)
今、中国へ行くと一つ間違えれば逮捕監禁投獄といった恐怖がある。それは帰国前に突然、ということが多く、恐ろしい。

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 奥山篤信氏のお書きになったエッセイが「月刊日本」に毎月掲載されている。
最新の6月号は発売したばかりなのだが、奥山篤信氏のご厚意で私のブログに転載をさせていただいた。


記事を写した写真があるが、ブログ内にはうまく入らないので、記事の内容は文章をそのまま転載をします。


◎月刊日本6月号 奥山篤信の映画批評207
日本映画 『ゴジラ - 1.0』英題 Godzilla Minus One 2023自由主義社会には個人の自由と権利を追求する「倫理学」と同時に、国家に対する献身――時には自己犠牲すらを求める「国家の倫理学」が共存している。
この矛盾を乗り越える「第三の道」を必死に見出そうとした作品だ! 

ゴジラシリーズの70周年記念作品として、『ALWAYS三丁目の夕日』などで知られる山崎貴が監督・脚本・VFX(視覚効果)を担当した怪獣映画である。全米歴代邦画実写作品の興行収入第1位を記録するなど大ヒットを記録し、第96回アカデミー賞では日本映画として初めて視覚効果賞を受賞した。 
VFXは「Visual Effects」の略で、視覚効果という意味。現実には見られない画面効果を実現するための技術を指すこともある。本作のVFXは日本人の器用さや繊細さの賜物といえる見事なものだった。

 本作の舞台は敗戦後の日本。タイトルの「 - 0.1」(マイナスワン)には、戦争によって何もかも失って無(ゼロ)になったこの国に、追い打ちをかけるように突如出現したゴジラが日本を負(マイナス)へと叩き落とす、という意味が込められている。 
本作は保守系の評判が良く、友人に勧められたて鑑賞したが、日頃から日本映画の凋落ぶりに呆れ果てている僕はあまり気乗りせず、重い足取りで映画館へ出かけて渋々観始めたのだが、結論から言えば「観に行ってよかった!」と思える作品であった。
アカデミー賞に相応しい圧倒的な視覚効果はもちろん、〈個人と全体のジレンマ〉を描いたストーリー性が非常に優れていた。 

自由主義社会は原則的に個人の自由を尊重し、国家もそれを保障する。
だが、有事になれば国家は国民に自己を犠牲にすることを求め、しばしばそれを強制する。
この事情は国家に限らず、あらゆる集団に共通のものだろう。
ある集団が存亡の危機に直面した時、全体として生き残るためには誰かが自己を犠牲にして全体に殉じなければならない。
この時、〈個人と全体のジレンマ〉が生まれ、全体主義のリスクが高まる中で、個々人は決断を迫られる。
そしてある人は命や自由を選んで自分や家族を守ろうとし、ある人は使命感や義務を選んで集団のために自己を犠牲にする。この姿を〈自ら命を捧げた英雄譚〉と見るか、〈死を強制された悲劇〉と見るかも、個々人に委ねられている。

 日本でも特攻隊に象徴される旧軍兵士の自己犠牲については、愛国心や忠誠心から自らの意思で命を捧げる英雄的行為として肯定する〈右〉と、国家の命令で自由を奪われた個人が犠牲を強いられる不条理な悲劇として批判する〈左〉とが真っ二つに割れて論争を続けている。 僕自身は自由主義者として、何人も死を強制されてはならない、いかなる権威や権力も死を命令してはならないと考えている。
「事に臨んでは危険を顧みず」と宣誓する自衛官諸君の覚悟には尊敬と感謝の念に堪えないが、有事の際には自衛官も含めて徴兵を拒否する権利は守られるべきではないかとも感じている。 

もっとも、〈右〉も〈左〉も「人間は自由意志の主体である」という近代的人間観は一致している。
だが、現実には自己犠牲も含めて人間の行為が自由意志によって自ら選んだものか、それとも外部から強制的に選ばされたものであるかを見極めることは本人でも難しいのである。
 
さて、本作ではこうした〈個人と全体のジレンマ〉について、特定のイデオロギーやドグマに基づいて断定を下すのではなく、あくまでも生身の人間の葛藤として自然体に描き出している。主人公は大切な人を守るか、それとも全体のために自己を犠牲にするかというジレンマに苦悩し、ついに決断を下す。

しかし、それは自己犠牲を肯定する〈右〉の思想、それを否定する〈左〉の思想を超えた結果を生み出し、物語は意外な結末を迎える。

つまり本作は〈個人と全体のジレンマ〉を乗り越える新しい道を必死に見出そうとした作品なのだ! ウクライナ戦争やガザ紛争で〈個人と全体のジレンマ〉が再び生身の人間を引き裂いている今、我々はこのジレンマを引き起こす戦争そのものを止揚しなければならない。

2人、テキストの画像のようです


ブログ主・・・私は奥山篤信氏のエッセイを読んで、大きな感動を隠しきれなかった。
かつては保守は命すらも惜しまず、護国に命を捧げるという話を競うようにしていた。
しかし、私はそのことが「きれいごと」になってその中で「保守はこうしたものだ」という思想的強制が有無を言わさず、
息まいている偽善を感じていた。また左派の人権を言う為に必死なのはわかるが、それ以外に「人権」を振り回したあげく、別の人の立場を糾弾し「人権ゴロ」となることの危うさも感じていた。

そして平和はいつまでも続くものでないことも痛いほど感じるこの頃、この国土が焦土となり、「建物の中に入ってください」とか「シェルターを作るおカネはありません。戦前はみんなが防空壕を掘っていました(今はアスファルトで道は固められ、どこにも掘るのは無理)という居直りは、国民側にとっては「戦え」と要求されながら家族や友人を護るだけの設備もないことを威張って言う神経の異常さにあきれはてた。
・・・そしてそれに音頭をとる人物がいた。「こうして国民皆兵になるようにすればいいですね」って。
そういう暴言もその政治家はわかっていながら?票のためと思ってか、ニッコリした。「私も少し撃てるかな?」って。


国の為に戦え、というのはウクライナを見て、他人事ではない辛さを思う、さらにイスラエルやウクライナ、その他西欧のようにシェルターもない、それもミサイルは何度も繰り返し襲ってくる現実を思うと、できる限り戦争は避けたい、美化して陶酔しないで、と思った。

こんな時、このエッセイを読んで「救国のエッセイ」と思ったのだ。
「こうあらねばならない」というのから精神が解き放たれた、バカな政治家や運動家らには絶対に言えないことだ。
「月刊日本」にも神国日本といわんばかりの論文もある。・・・しかしこういう人の本当の姿を見てきた私は、「また何かいってるのかい」と軽蔑した。ひれ伏さんばかりの天皇崇拝、その他の「臣民」はその他そのもの、保守を偽る売文家であり、
こういうのほど「豹変」する。私はそれを見てきた。

そんな中で奥山氏のエッセイはなんと自由で清々しく、国民として解き放たれた思いがした。
サンサーンスのオペラ「サムソンとデリラ」のサムソンのように不可解な偽善を完全に廃墟とさせて自由を得た、という精神の勝利である。
「戦争」の背景は複雑だが、バカなトップの勝手な都合によって、国民の命を「道具」のように扱われ、その後、尊崇を受けてもそのような名誉は本当に納得するものかどうか・・・それを堂々と論破された文、今、これを書く評論家がいるだろうか。


奥山篤信氏は次のように締めくくってお書きになっている。

ウクライナ戦争やガザ紛争で〈個人と全体のジレンマ〉が再び生身の人間を引き裂いている今、我々はこのジレンマを引き起こす戦争そのものを止揚しなければならない。


ブログのティールーム


本日はウイーンの作曲家ヨハネス・マイヤーが「ハンス・メイ」というペンネームで1933年に発表された曲です。
ドイツの名テノール、フリッツ・ヴンダーリヒが歌います。

May: Ein Lied geht um die Welt



歌詞和訳

歌は世界中を駆け巡る。
好きな曲。
メロディーは星々に届く。
私たち一人一人はそれらを聞くのが大好きです。
歌は愛を歌い、
歌は忠誠を歌い、
そしてそれは決して消えることはなく、
永遠に歌われるでしょう。
時が経っても、
歌は永遠に残る。


20 schönsten Parks in Wien | Vienna Tourist Information
ウイーン

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中国歴代リーダーの筆跡(続)・・・政治家がバカな場合は理解力不測の為、話し合いは無理かも。

2024年05月24日 | 政治

中国・・・今昔のリーダー筆跡

一定の賢さもないリーダーは、話もできないだろう。サイコのような政治家が多くなったといわれているが、世界にはとんでもない権力者が跋扈してきた。ロシアはメドジェーエフなどに権力が移った時はプーチンどころではないだろう。・・・松原仁議員は「駐日中国大使は帰国を」と言っているが、松原議員の周囲も警備が必要だ。そして悲しいけれど松原議員はまっとうな意見を述べているが、それが今の中国の賢くないトップには「不当な内政干渉をする敵」と逆切れする。カナダは中国の大使を帰したというが、これは「台湾問題」を含んでいない。今の習近平にとって「台湾問題」は自分の名誉をかけたことなのだ。(ブログ主)


習近平(向かって右)左側は毛沢東のシンパ、毛新宇。清明節の期間中、毛新宇とその家族は先祖を崇拝するために韶山に戻り、毛東東は軍服を着て英雄的でした (baidu.com)
習近平書法筆跡首次曝光 - 時事台 - 香港高登討論區


毛沢東
從農村青年到一代偉人:毛澤東青年少年時期書法筆跡欣賞 - 每日頭條


鄧小平

鄧小平書法欣賞收藏:密切聯繫群眾、從群眾中來、到群眾中去 - 每日頭條


 英国が清に持ち込んだ阿片を廃棄した救国のインテリ・英雄だったが英国が攻めてきてビビった皇帝はこともあろうに林則徐を罷免し、新疆に追いやった。林則徐を賞賛したのは何と敵の英国だった。
林則徐・・・清 林則徐 臨米芾行書《天馬賦》四條屏 128cm×29.3cm×4 山東博物館藏 原文網址:


付録・・・トランプと金正恩の筆跡

強面はストレスの裏返しか(AFP=時事通信フォト)

 習近平に三国時代に袁紹の参謀だった「田豊と沮授」のような賢い人がいても、「バカ殿」袁紹と同じく状況判断できるだけの能力がないので中国に悲劇をもたらすでしょう。習近平が賢い政治家ではないということは中国内部からの反発と不支持を招くことでしょう・・・しかし日本政府も岸田・バイデンの日米会談の不平等を自民党議員が何も追及しないのは仮に「田豊や沮授」のような名臣がいても何も良い方向に行くことはないでしょう。それほど「内側」に固まっているというのでは!!(ブログ主)

Xにこんな写真がありました。ポッポのこと?
鳩山由紀夫 政治家がバカでは国もたねえ に対する画像結果


映画「アヘン戦争」より・・・苦悩する林則徐を名優の鮑国安が演じる。彼は「三国演義」で素晴らしい曹操を演じた役者。

鸦片战争【1997版】・・・4時間以上の大作なので、視聴するのは大変です。資料として出しました。
中国の歴史ドラマは旧ソ連のボリショイや巨匠演奏家と同じように芸術として筋を通したものと思います。
(アヘン戦争の悲劇を日本の幕末の志士、吉田松陰や島津斉彬、西郷隆盛らが日本にアヘン流入を厳しく制止に動いた、そうした志士の物語をを中国の若い学生は聞いていました)




ブログのティールームは休みます。次回は作家・評論家の奥山篤信氏のエッセイをご紹介する予定です。
詳しくは次回のブログを。




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常軌を逸した呉駐日大使の「日本人が火の中」発言をめぐって/ロシア新駐日大使が皇居へ、外務省は報道写真なし、と。

2024年05月24日 | 政治

「日本の民衆は火の中」発言の中国大使「国外追放」に賛同続々 常軌を逸した暴言に元外交官「怒るべき時には怒る、それが抑止力」

台湾情勢に絡み、中国の呉江浩駐日大使が「日本の民衆が火の中に連れ込まれる」と恫喝した問題で、怒りの声が相次いでいる。呉氏は昨年にも同趣旨の暴言を吐き、日本政府が厳重抗議したが、意に介さない姿勢が浮き彫りになった。元国家公安委員長の松原仁衆院議員が「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として〝国外追放〟を政府に直言したことに賛同する声も広がっている。岸田文雄政権は中国に毅然と対峙(たいじ)できるのか。

◇ ところで下記のyoutubeを見て現状を知った。エマニュエル大使のことも。
【タカオカ解説】台湾で頼清徳新総統の就任式 中国との関係は「現状を維持」 米中の思惑がうごめき、どうなる日本の防衛最前線?



「呉江浩駐日大使の傲岸な発言。毅然とせよ、日本」

作家でジャーナリストの門田隆将氏は22日、X(旧ツイッター)アカウントで、呉氏の国外追放を訴える松原氏の発信を引用し、「仰る通り」と賛意を表明した。

「日本が火の中」の暴言は怒りと衝撃を呼んでいる。日本政府は重ねて外交ルートで抗議したというが、十分なのか。

中国事情に詳しい評論家の石平氏もXに「中国大使は公然と日本国民全員に『死の恫喝』を行った。『中国からの脅威』が目の前の現実であることはこれで一層明確になった!日本人が全ての幻想を捨てて未曾有の危機に対処すべきだ!」と激怒する。

元外交官も苦言を呈した。山上信吾・前駐オーストラリア大使は「外交官の発言として常軌を逸した暴言」「(日本の)外務大臣が(中国)大使を呼びつけ、厳重に抗議し、謝罪と発言の撤回を強く求める。応じなければ、ペルソナ・ノン・グラータとして中国に送り返す。怒るべき時には怒る、それが抑止力になります」と指摘した。

自民党の有村治子参院議員は「中国が覇権を狙い、恫喝も辞さない強権的な態度で国際社会に臨めば臨むほど、民主主義を体現する台湾を大事にし、台湾と連帯したいと思う世論や政治家が増えていくは当然」と突き放した。

呉氏の発言の場に同席した鳩山由紀夫元首相は、発言を受け「基本的に同意する」などと応じたとされる。ジャーナリストの峯村健司氏は「国民を殺すと恫喝しているのに同意する思考回路が理解できません」と投稿した。

呉氏が発言した座談会には社民党の福島瑞穂党首も同席しており、夕刊フジは発言への見解などを質問したが、23日朝までに回答はなかった。「日本の民衆は火の中」発言の中国大使「国外追放」に賛同続々 常軌を逸した暴言に元外交官「怒るべき時には怒る、それが抑止力」 (msn.com)


中国外務省は・・・
この発言に対して23日、中国外務省は「台湾問題は中国の核心利益の中の核心で呉大使の発言は完全に正当で必要だ」と擁護する姿勢を示しました。

 また、23日から始めた台湾周辺での軍事演習についても台湾独立勢力に懲罰を与えるために「完全に正当かつ必要なものだ」と強調しています。

 その一方で、中国外務省は26日から27日まで、韓国で開かれる日中韓3カ国の首脳会談に李強首相が出席することを発表しました。

 「首脳会談では3カ国の協力に向け新たなエネルギーを注ぎ、互恵でウィンウィンの関係の実現を期待する」としています。中国外務省 駐日中国大使「火の中」発言は正当 一方で日中韓首脳会談には期待感 (msn.com)


歴史を見ても国が滅びる共通の理由がある。
岩尾 俊兵氏(慶應義塾大学商学部准教授)

既存の政権や王朝を滅ぼす原因として、異民族の侵略、大災害と飢饉、内乱と革命などが挙げられることが多い。しかしこうした言説は原因と結果を取り違えている。
異民族が侵略を試みていない時期などないし、災害と飢饉への備えはいつでも必要だし、内乱と革命を虎視眈々と狙う者はいつの時代にも存在するからだ。

危機そのものが政権・王朝を滅ぼすと考えるより、むしろそれらが日常的に直面している危機に対処できないほど落ちぶれたときに、「危機という最後の一押しで滅びる」と考える方が自然だろう。

ブログ主・・・国家国民を護るよりも「票」を得るためにどんな悪事も「手段」として平気で活用し、居直る今の政権、全く誠実さがない。
これがあらゆる現実として出てきているのだ。しかも反省は口先だけだ。それでうまくいくと思い込んでいる。大変危険だ。

それと空席となっていた新しいロシア駐日大使が皇居で信任状棒呈式が行われたが、外務省は報道用の撮影を避けるように指示したようだ。なぜこのようなことをするのか?ロシア側は恒例となっている馬車は安全上辞退したというのはわかるが・・・。

【ロシアのニコライ・ノズドレフ新駐日大使】皇居で信任状捧呈式 儀式は異例の非公開



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ブログのティールーム

その威力あるバリトンの声は美しく魅力的で「シベリアの虎」という愛称がついた。
バスティアニーニを思わせる輝かしさと憂いがひとつになったようなその声は世界を魅了したが、55歳で惜しまれながら亡くなった。
本日はロシア民謡「黒い瞳」をお聴きください。
"Ochi Chernye" ("Ojos negros"), romanza por el barítono ruso, Hvorostovsky - Subts.: ruso-español HD

ホロストフスキー に対する画像結果.サイズ: 200 x 200。ソース: wagneroperas.blogspot.com
 1962年10月16日 - 2017年11月22日
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鳩山由紀夫氏を息子で国民民主党所属の鳩山紀一郎氏がポストで説明・・・賢い息子は苦労しますね。

2024年05月23日 | 政治

鳩山由紀夫元首相の長男、紀一郎氏(国民民主党)が中国の呉江浩駐日大使の発言「日本の民衆が火の中に」めぐる発言 長男・紀一郎氏が真意説明

①一部の日本の政治家による訪台は、中国政府の目線では一定の挑発行為なのかもしれないが、訪台した政治家や大多数の日本国民の目線ではあくまで外交の一部にすぎず、実際に武力行使を伴うようなものではまったくない
②それにもかかわらず、中国大使が「日本国民が火の中に連れ込まれる」などという武力行使をほのめかすような脅迫的文言を使っていることが、多くの日本国民が中国政府を「異常」だと思わざるを得ない理由であり、中国大使のそのような発言に対して明確な反対をしなかったことが批判を受けてしまうのはやむを得ないと考えられる
③また私は、訪台した政治家も必ずしも「台湾独立」を推進しているわけではなく、『一つの中国』という大前提の下で「現状維持」が望ましいと考えているはずだと考えている
④私は台湾については「現状維持」が望ましいと考えている。中国が『一つの中国』を主張するのは理解できるものの、一方で、台湾は既に独自の統治機構を成立させてから長い時間が経っているし、私自身は(民主主義が完璧ではないのは明らかであるとしても)中国のような民主的選挙のない専制主義は明らかに望ましくないため、台湾が中国によって無理矢理に統合されることは望ましくないと考えている
⑤中国大使に対しては、「一部の日本の政治家が中国に挑発とも取れる言動をしていることは望ましくないが、彼らも台湾の独立を推進しているわけではないことはご理解いただきたい。アメリカや日本が台湾問題で中国に武力行使をすることは絶対にないので、中国も武力行使は絶対にしないでほしい」と明確に伝えるべきだった。

今後も父との対話は継続していくと思いますが、必要に応じて、皆さまにもご共有させていただきたいと存じます。
鳩山紀一郎氏は父親とは違う・・・それを両方のポスト(ツイート)を見るたびに思ってきた。
紀一郎氏の文に対して、このような返信があった。
由紀夫氏の真意がそれであるなら、自分でそう言ってほしいですね。 彼のこれまでの言動から見ても、「日本人が火の中に連れ込まれることになる」という言葉に同意したと思われても仕方ありません。 そちらが本心なら、弁解しないで、どちらとも取れるようにするでしょう。

 
また、尖閣の歴史の学者である石井望長崎純心大学准教授は簡単に「氷山の一角」とだけ紀一郎氏に返信。
 
 
 そこでご本人の鳩山由紀夫氏のポストが更新されていたのを発見、
何と!!息子の紀一郎氏が書いた③と全く同じ文だった。息子さんは評判は良いが、苦労しますね・・・

Xの読者の鳩山由紀夫氏への返信は手厳しい内容だった。当然のことだ。
>あなたが中国政府に言うべき事はこうじゃないですか? 中国は香港問題で世界を騙した「2制度保持」を今度こそ台湾で実現し世界を騙さない証明をすることだ。中国は異なる制度との共生が出来る国家であることを証明することですとハッキリ伝えたらいいのではないですか?
 
以上です。
 
 

日本政府(林芳正官房長官)が厳重抗議 中国大使の「日本の民衆が火の中に」発言で

林氏は呉氏の発言について、「在京大使の発言としてきわめて不適切であると考えており、ただちに厳重な抗議を行った」と説明。「台湾をめぐる問題が対話により平和的に解決されることを期待する」との日本政府の立場をあらためて強調したうえで、こうした立場を首脳間を含めて伝えていく考えを示した。

ブログ主・・・しかし、林官房長官さん、呉氏のこのような脅し発言は、林氏が外務大臣の時にもあったのですよ。
他人事のように言わないでください。まさかお忘れでは???

それと今回、「超党派議員」31名が台湾に行って新総統祝賀をしたことくらいで中国はびびるのですか?
むしろ中国は岸田・バイデンの日米会談で、日本はアメリカの前戦に立つような要請を進んで受けた状態に鳴っていること、これにも敵意を見せているのです。
岸田首相は「国賓待遇」で招かれ、「熱烈歓迎」された・・・なぜかマスコミも自民党議員もピタリとその会談の本質を疑問視しせず、食い下がることをしなかった。
このことについては、私もブログで疑問点を書いた。
日本国民が戦火にまみれる恐怖を感じました。

このことに関して「緘口令」でもあったのですか?
日本国家・国民をアメリカの主導で最前線にたたされ、焦土になる祖国日本を考えた時、そのことこそ、一斉に追及しなければならないのに、それをしなかった。あの日から日本は窮地に立たされているのです。
まさかの時の「シェルター」もない、「そんなおカネはありません。この前の大戦の時は国民が防空壕を掘っていました」とうそぶく自民党のホシュとされる議員から私はじかにこの言葉を聴いた時、どんな思いをしたか・・・シェルターは特定の人しか用意されない、皇室とか政治家の一部とか・・・

 私は山口氏をあの女性レイプ問題で批判していましたが、この件に関しては正しいと思う。
私の大嫌いな山口氏しか「保守系」は何も言わないのか・・・
特番『山口敬之氏激怒!日本は完全に米国バイデンに植民地化された!岸田訪米は憲政史上最も恥ずべき売国行為!』ゲスト:ジャーナリスト 山口敬之氏



今回の日米会談は岸田首相がアメリカに従属し、奴隷化・植民地化を表明しに行った。
日本の自衛隊は主体性を失う。米軍が自衛隊の関連施設を「事前合意・閣議決定」なしに、いつでもどこでも自由に使えるようになった。もし日米に亀裂が起こった時どうなるのか?
これは「領土の切り売り」にもなる。
今までは自衛隊の基地を使用したいときは事前の手続きが定められていた。形だけでも日米合同の手続きがあった。
しかし今回は「自衛隊は米軍に売り渡した」「日本の国防のための自衛隊基地・自衛隊関連施設・民間の私設」など「柔軟利用を含め」となっている・・・羽田空港を使います、とアメリカに言われても断ることができない。
自衛隊基地などは戦争のターゲットになる。
本来は保守的な勢力がダメだ、と言うべきだ。
安倍派は本来怒るべきだが、何も言えない。(以上)


ブログのティールーム

今日もブラームス・・・気分が落ち着く、なんて素晴らしいのでしょう。
スターンやカザルスが奏でる最高盤!!

String Sextet No. 1 in B-Flat Major, Op. 18: II. Andante ma moderato



String Sextet No. 1 in B-Flat Major, Op. 18: II. Andante ma moderato · Isaac Stern · Alexander Schneider · Milton Katims · Milton Thomas · Pablo Casals · Madeline Foley · Johannes Brahms

兵庫県のみどころ | ANOMACHI
六甲山から・・・

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呉駐日大使の度重なる超暴言を紀藤弁護士が抗議しないと繰り返すと提言/「ポッポ」鳩山由紀夫氏の弁明

2024年05月22日 | 政治
呉駐日大使は二度目の日本国民消滅を脅す超暴言、
これに対しての政府は身を清めてから言うべきだ。
「さっさと祖国への帰国を願う!!」と。
 
こういう脅迫的例え話をする人は信用できない。同じことは穏当にも話せる。
抗議しておかないと繰り返すのでは>「中国の分裂企てれば日本の民衆は火の中に」 駐日中国大使が発言
news.livedoor.comから

ブログ主
「統一協会」の実態を暴露した紀藤弁護士を「安倍を責める反日弁護士」「反日勢力」として、非常識なバッシングを大合唱してきた人たちによって紀藤弁護士は耐えてきた、今回の駐日大使の限界を超えた「暴言」には(前回もある。着任した時に、それも動かなかった政府)政府は怒りを何も表立っては言えず。
自民党は「老舗政党」だが、ダメなものはダメ、という声にはビビるのでは?。


これに対して「ポッポ」こと鳩山元首相の弁明は・・・

鳩山氏は、「温厚な呉大使が『日本が中国分裂を企てる戦車に縛られたら、日本の民衆が火の中に連れ込まれる』と発言した時、強すぎる言葉に違和感を感じたことは事実である」との見解を主張。「しかしそれは日本が中国分裂、台湾独立戦争に協力したらの話である。一つの中国を理解し尊重する日本が中国分裂の戦争に加担する筈はない」とつづった。

呉氏は20日に中国大使館で行われた座談会で当該発言をした。台湾の総統就任式に日本の国会議員約30人が出席したことに対しても「公然と台湾独立勢力に加担するもの」との見解を示していた。鳩山氏も招待を受け同席しており、一部では「基本的に同意」の意思を示したと報じられていた。

この発言に対しては、日本政府も中国側に抗議し、林芳正官房長官も「極めて不適切」との見解を示している。鳩山由紀夫氏「日本の民衆が火の中に」中国大使発言に「違和感」も「台湾独立に協力したらの話」 (msn.com)


画像

Xに貼られていた写真。久しぶりに見た。
息子の紀一郎氏は国民民主党だが、父親のこの件についてはスルー。
「この件」だけではなく、父親のことは一切書いていない。
父子といっても違うようだ。


ところで「習近平」氏の直筆にはマイッタ。私よりひどい。
説明がありません
習近平は勉強ができなかったという。論文も代筆だったとか・・・
賢い配下を追いやる。

中国の他の政治家の筆跡と比べるなんておこがましいが・・・

周恩来の筆跡、右は蘇軾の筆跡、下は孫文のものです。
周恩来の名言書道色紙「前事不忘、後世之師」額付き/受注後直筆(Y3761) 書道 名言専門の書道家 通販|Creema(クリーマ ...蘇軾(蘇東坡)の書 | 書道専門店 大阪教材社
九大広報第10号---学内歴史探訪

ブログのティールーム
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【梦华录EP16】宋引章弹琴吸引顾客,琴声太好听顾客当场下跪 | A Dream of Splendor | Chinese Drama | 刘亦菲 陈晓




北宋で「茶館」が流行り、多くの文人が集った。
合間に楽器の演奏があり、楽人たちも腕を競った。
開封には名人の女流演奏家がふたりいたが、宋引章という琵琶の演奏家には期待はずれ、と文人たちが言った時、突然、琵琶は強く美しい調子にかわった。
「夢華録」の一場面だ。女と言っても演奏家の意地があり、権力には屈さない人たちだった。

中国ドラマ「夢華録(むかろく)」スペシャルPVのビジュアル。 - 私たちを見下せはしない、中国ドラマ「夢華録」が描いたシスターフッド [画像 ...

東京夢華録


東京というのは宋の都の開封のこと。北宋の時代の首都である。日本の首都Tokyoではない。
この「東京夢華録」は元(げん)の時代の作家の作品で、この本はとっくに廃本。
やっとアマゾンで3000円以上出して入手したが、「宋の時代の旅行案内」のような本だ。

北宋の「東京」を描いた絵です。清院本清明上河図
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