井財野は今

昔、ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)それが語源です。

SUGOCAポイントサービス

2010-01-24 12:11:15 | まち歩き
電車に乗ったらポスターが吊ってあった。

「SUGOCAポイントサービス2.1スタート」

出た出た。SUGOCAもnimocaも手に入れたら、これだよ。

まぁ、これで私は迷うことなくSUGOCAのみを使い続けることになるだろう。

気掛かりなのは西鉄バスの減収。土日1000円の高速道路が災いし、高速バスの利用者が激減、この収入が他の路線バスを支えていたそうで、早くも廃止路線や減便が発表された。

私が利用する路線は1時間に1本あるかないかの本数である。これ以上減便されたら、もう使えない。

何とかしてくださーい!


右手首の練習

2010-01-24 08:28:17 | ヴァイオリン

2008年11月9日に書いたものですが、リクエストにより再掲しておきます。

ヴァイオリンの右腕の技術は、右腕各関節を自在に動かせるようにすることが、かなり大きなウェイトを占める。

右手首を使う技術は、右腕の技術の中では、それほど難しい方には入らないだろう。だからと言って、すぐできる類のものでもない。

この練習は開放弦でもできるが、私はシェフチークの練習曲、作品1-1の11番を使っている。 大学のオーケストラに所属している初心者1年生全員に、10月からそれをやってもらった。初めての試みである。

中にはピアノも弾いたことがない学生もいるのだが、やり始めて1ヵ月経つと…全員手首のコントロールが可能になっていた!

一方、たまたまその時、その集団レッスンに初めて参加した学生がいた。彼は、高校の時にオーケストラに所属していて、大学オーケストラから見れば即戦力の経験者という扱い。 でも、その数年間、手首を使ったことがないらしく、当然ながら、このシェフチークの練習曲は弾けなかった。

ここから様々なことがわかる。

・音を出すだけなら、手首を使わなくても弾ける。(3年はおろか、数十年使わないで弾いている人もいる。)ただし、弾ける範囲に限界がある。

・正しい順番で正しく練習すれば、誰でも手首は使えるようになる。

・約1ヵ月から1ヵ月半は練習が必要。

初心者は1週間単位で新しいことをマスターするペースに慣れているから、1ヵ月同じことをするのはキツイと思うかもしれない。 でも楽器の習得をした経験のある人なら誰でも思うだろう「たった1ヵ月?!」

シェフチークの練習曲は変奏曲になっているので、それほど単調には陥らないし、集団レッスンは意志の弱さを救ってくれる効果もあったようだ。

結論は、いたって平凡「時間をかければ誰でもできます」

この当たり前のことが、(自分も含めて)意外とできないものなのだ。だから、初心者の皆さんが全員できたのを見届けられたことが、とても嬉しかった。

さぁ、次はマルトレだ。これは5ヵ月かかる。がんばりましょう。