中土手橋から堤防上に上がるとダンプがひっきりなしに通る。土曜日も工事が行われていた。羽根倉橋から堤防の内側が昭和築堤工事のダンプの通り道になるようだ。荒川運動公園の駐車場を一部区切って延長していた。
今シーズンはまだタゲリやカワラヒワの集団に出会っていないので三条町の田圃地帯で探してみたが空振り。
土屋築堤工事はだいぶ進んで一部は既存の堤防と同じ高さまで盛土をしていた。西遊馬築堤工事へのダンプの出入りはそう多くないようだった。
手前が土屋築堤、遠方に見えるのが西遊馬築堤で、ダンプは全て手前から入る
錦乃原桜草園は桜草の芽生えは一部を除いてほとんど見られず、田島ヶ原自生地と変わらない。刈取と草焼きの差はないのだろう。
昭和の横堤の南面にはオオイヌノフグリのコバルト色の花が圧倒的であちこちで群落を作っていた。ホトケノザは一時の鮮やかさがなくなり、代わりにヒメオドリコソウが花をつけ始めていた。
ヒメオドリコソウは明治中期に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物
モンキチョウが見られ、ミツバチがオオイヌノフグリの花をこまめに飛び回っていた。とまったと思うとすぐ飛ぶので撮るのが結構大変だったが、いよいよ春近しを実感した。
オオイヌノフグリの花は茎が柔らかく下を向き易いので大変です