フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

荒川土手では野豌豆の3兄弟が元気に花を咲かせています

2009年04月14日 16時08分13秒 | 花の和名
今、荒川土手ではカラスノエンドウがピンクと赤の花を一面に咲かせている。よく見ると可愛い蝶形花だがその繁殖力は驚異的で、サヤインゲンのような実をつけ、熟すと黒くなりよじれて種子を飛ばす。カラスの名は実が黒くなる事からともいわれる。葉の先端がへこんで矢筈に似る事からヤハズノエンドウの別名もある。


カラスノエンドウ(烏野豌豆)が花も葉も大きい

カスマグサはカラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさなので名付けられたという。今までどういう訳かカスマグサだけ見逃していたので今回の出会いは非常に嬉しかった。


カスマグサはスズメノエンドウと混生している事が多い

スズメノエンドウはカラスノエンドウに比べて小さい事が名の由来。カラスウリに対するスズメウリと同じ形だ。


スズメノエンドウ(雀野豌豆)は白い花を3~5固まってつける

さいたま市の荒川堤と水田の花4月の田島ヶ原サクラソウ自生地をアップしました