フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

空には桜の花が満開で地上にはスミレの季節到来です

2009年04月07日 00時07分22秒 | 花の和名
いよいよスミレの季節到来。と言ってもスミレはまだだ。???スミレは総称でもあり一品種の名前でもあるのでややこしい。濃い紫色のスミレが咲くのは比較的遅く中旬頃からだ。
上品な薄紫色の花のタチツボスミレはポピュラーで群生することが多いが、何処でも見られるだけに色も形も変異が多い。
スミレの基本的な分類は地上茎のある無しで有茎種の代表がタチツボスミレだ。と言っても茎はかなり根元近くから分かれるのでよく見ないと分からない。櫛の歯状の托葉がタチツボスミレの特徴だ。

コスミレ、マルバスミレそしてエイザンスミレはいずれも無茎種。
コスミレは小さくないのにどうして付けられたのかは不明と言う。そしてこの種こそ変化が多くて見分けるのが難しい。側弁の毛は種の判別の重要なポイントだが、あったりなかったりでそれが役立たない。

マルバスミレは葉も花も丸みを帯びて可愛らしい白色のすみれ。

エイザンスミレは葉が切れ込むスミレでは一番ポピュラーで花はピンク色を帯びる。