フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

好天で思いがけない鳥たちとの出会いがありました

2009年12月20日 19時31分23秒 | Main
小鳥たちにとっても晴天で無風の好天は嬉しいのだろう。
足元から飛び立った小鳥がすぐ近くにとまった。どうせ雀だろうと思いながらそれでもシャッターを押した。後で見ると冠毛がありヒバリで、留鳥だから冬でもいるのは不思議ではないが、今の季節チョット意外だった。

田起こしされた田圃で何やら動いていた。もしやタゲリと思い目を凝らすと正解だった。今シーズンは初めてで好機到来とばかりシャッターを押した。タゲリも田起こしされた所は保護色になるのを知っているのだろう。よ~く見ないと見え難い。


掘り起こされた土塊の中にタゲリが結構います

少し近づきすぎたのか、ほどなくミューと猫みたいな鳴き声が聞こえたと思うと次々と飛び立った。しばらく上空を旋回していたが次第に南の空に消えた。


タゲリ(田鳧・田計里)チドリ目チドリ科 主に冬鳥として水田や畑、河原などに飛来

用水路沿いの少し前方をハト大の鳥が低空飛行で横切った。猛禽類の飛び方のように感じた。飛んだ方向を目で追うと少し距離があるが杭の先にとまった。慌ててカメラを出した。2枚撮っただけで何処かへ飛び去った。
残念ながら2枚とも後ろ向きだった。背や尾の様子からコチョウゲンボウかチョウゲンボウのようだった。定かではないがネズミのようなものを咥えている。「コチョウゲンボウは地上の小動物を捕える事は少ない」(野鳥観察図鑑)とするとチョウゲンボウだろうか。


チョウゲンボウ(長元坊)タカ目ハヤブサ科 キジバトより少し大きい

羽根倉橋近くで野球グランド横を走っていると何か飛んできて近くにとまった。どうせ逃げるだろうと思いながらも止まってみた。
驚いた事に逃げずに棒の先にとまっていた。しがし1枚撮って次をと思ったところでいなくなった。写真を見るとモズだった。グランドではツグミが無人のグランドをツツー、ツツーと動き回っていた。


モズ(鵙、百舌)スズメ目モズ科 名は{百鳥(ももとり)=多くの鳥}の声を真似る事から