フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ハナミズキが真っ赤な実と共に小さな葱坊主のような花芽を付けています

2010年11月23日 18時27分34秒 | Main
今、自宅近くの街路樹のハナミズキが真っ赤な実をつけている。

確かさいたま市の花木だと思ったが念の為確認するとさいたま市の木はケヤキ、花はサクラソウ、そして花木はサクラでいずれも2002年(平成14年)5月に制定されたと云う。2001年(平成13年)5月1日にさいたま市が誕生したので一周年を記念して制定されたのだろう。いずれにしてもハナミズキの名はまったくない。

よく見ると小さな灰白色のネギ坊主みたいなものもたくさん付いている。花芽だ。花を包む総苞は、外側の2枚と内側の2枚がしっかり重なり合って花序を包み込みこんでいる。4月後半になると総苞が開いて花弁状に大きく変化して行くのだから面白い。


白や赤のハナミズキの花 09年4月26日武蔵浦和遊歩道にて

ハナミズキは北アメリカ原産のミズキ科の落葉小高木。尾崎行雄がアメリカワシントンD.C.へソメイヨシノを贈った返礼として1915年に贈られたのがはじめと云う。