フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

7年振りにマツヨイグサと出会い非常に懐かしく感じました

2011年05月17日 10時51分53秒 | 花の和名
昭和築堤の拡幅された堤防部分は撹乱された所に生える草花が生育していて面白い。
5月3日には全域でナガミヒナゲシが橙色の花を揺らせていた。


裸地に伸び始めた草花が点在しています

その中で一株だけ遠目にも鮮やかな黄色花が咲いていた。自転車を下りて近づくとマツヨイグサ属の大きな花だった。
何年も見なかったマツヨイグサ?と思ったが初花のようで萎れた花が見当たらなかった。


普通花弁は4枚ですが右の花は奇形のようです

10日以上も経って確認しに行くと黄赤色の萎れ花を付けていた。将にマツヨイグサだった。03年が最後で翌年からまったく見られなくなり、荒川土手はメマツヨイグサの天下だった。
全国的にもマツヨイグサは少なくなっているようで、最近ではオオマツヨイグサもあまり見かけなくなった。新しく渡来した種が主流になるとは将に弱肉強食の世界だ。


円内は黄赤色に変色した萎れ花。メマツヨイグサなどは黄色のまま

景色も一変してアカツメクサ、シロツメクサの間に鮮やかなカタバミの黄色の塊が無数に点在し、紅色のアカバナユウゲショウの群生が広がり、ミヤコグサも咲いていた。


円内はカタバミとユウゲショウの花