昭和築堤の下の荒地に面白いカヤツリグサ科の植物が群生していた。球形の大きな穂を付けているが高さはマツカサススキのようには大きくない。独特の長い苞葉から科は分かったが種名は分からない。茎は柔らかい稜の3角形だった。
イガガヤツリ。花序が栗のイガのように見える事からで、日本では関東以西沖縄に分布するという。
イガガヤツリ。花序が栗のイガのように見える事からで、日本では関東以西沖縄に分布するという。
イガガヤツリは海岸近くに多く分布するようだ
荒地では大きな姿をよく見かけるヤナギハナガサやダキバアレチハナガサも風に揺れていた。
クマツヅラ科の外来種のヤナギハナガサ
ブッシュの中でフト気付いたら目の前にフタモンアシナガバチの小さな巣があった。一瞬後ずさったが襲ってくる様子も無かった。巣はこのようなブッシュの下に作ることが多く、普通には攻撃してこないハチらしい。